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【2023PBP走行記 その2】事前受付への移動とAJ記念撮影

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2023年のPBP走行記録その2です。今回は事前受付が行われるランブイエへの移動とAJ記念撮影です。その1はこちらから。

■ホテルで朝食

さて一夜明けてホテルで朝食です。正直なところ価格の安さを基準に選んだこのホテル。TLに流れてくる他のホテルに宿泊する人々の朝食と比較するとゴージャス感はない…が、フランスは牛乳、チーズ、バター、ヨーグルト等の乳製品は非常に美味く(PBPのコースを走ると理由が分かります)、乳製品好きな人にとっては天国のような国です。

パン・オ・ショコラやクロワッサンも大変うまい。肉はありませんが、美味しいヨーグルトとチーズが食べ放題というだけで十分満足。マーガリンなどという概念は存在しませんので、美味しいパンにバターを塗り放題で満足度が高い。

■鉄道でランブイエに移動

朝食の後は、事前受付のために身支度をしてランブイエに向かいます。移動手段は鉄道。

パリ近郊の鉄道は『メトロ』『RER(Réseau Express Régional)』『トランシリアン』の3つがあります。この3つの違いですが、超ざっくりいうと以下のようなものと理解しています。

  • メトロ:パリ市内の移動用。カーブも多く、車両も小さい。
  • RER:パリ中心部から郊外を結ぶ。A~Eまで5つの路線がある。
  • トランシリアン:RERと同じくパリ市内と郊外を結ぶが、パリ中心部は通らない。H~Uまでの8つの路線がある。

ホテルの最寄り駅であるトラップにはトランシリアンのU線とN線が乗り入れていますが、ランブイエまで行くのはN線。路線の終着駅がランブイエなので、ランブイエ行きに乗ればOKです。ダイヤは概ね1時間に1本。運営するSNCF(フランス国鉄)のサイトでダイヤを検索することが出来るので、確認してからトラップ駅へ向かいます。

トラップ駅は北口と南口がありますが、自転車が通れる幅広改札があるのは北口。地下道を通り北口へ回ります。他国からの参加者も電車を待っていました。

PBP期間中だからなのか?良く分からないのですが、改札は機能しておらず、購入した切符を改札に通すことなく自転車ごと通過。これで良いのか?ランブイエでの下車時もスルーで、無賃乗車が可能な状況でした。妙なところが性善説で運営されています。

ともあれ無事に乗車。2019年にはあったという自転車用ラックは無くなっており、広い空きスペースに適当に載せます。編成の中央付近は他の参加者で混むので、先頭もしくは最後尾がお勧め。ヨーロッパはレール幅が標準軌のため車両が広くて快適です。

30分ほどでランブイエに到着。同じく事前受付に向かう参加者でごった返しています。時刻は12:00くらい。

■昼食

事前受付に合わせ、13時からAJが記念撮影を行う予定になっています。我々も記念撮影に参加するつもりなので、通りにあったケバブ屋でまずは昼食。これが標準的なボリューム。肉は美味しいですが、ポテトの量が多すぎて完食できないのが普通です。飽きる。

相場はこんな感じです。2023年8月のユーロ円相場はだいたい158円前後。ざっくり160円で計算していました。↑のプレートで2,000円を超えますが、向こうでの標準的な価格です。日本でも同じものをお店で食べたら1,000円では済まないと思いますし、そんなものかな?と。

支払いについて

ちなみに鉄道のチケット購入から、地方の小さなパン屋での支払いまで、基本的にクレジットカードでの支払いが可能。それもVISAかMasterのタッチ決算が主流なので、対応するカードの用意はマストです。

各PCでの支払いも同様ですが、仮眠所とシャワーは現金が多かったです。また一部のPCではレストランでの食事の支払いも現金のみという場合があったので、70ユーロ程度は現金を携行しておくのがベターかと感じました。ちなみに仮眠所とシャワーは3~7ユーロ程度の少額なので、事前に用意していた大量の5ユーロ紙幣が役に立ちました。

またPBP走行中に立ち寄る地方の飲食店ではカード決済は対応しているものの、カウンターが参加者でごった返しているような場合もあり、そのような状況では現金払いの方が歓迎されたりします。

私はメインで使っているVISAのカードが何故かタッチ決済だけ失敗する(端末に挿入+PIN入力だと決済できる)ので、予備のつもりで持っていったイオンカード(VISA)で滞在中の全てのカード決済を行う事となりました。国内だとタッチでも使えたのに…何故?

またいきなり海外で決済するとアルゴリズムに不正と判断されて、利用を一時停止されることもあります。そのため予備カードの準備も怠りなく。

カード会社の有人ヘルプデスクは『利用停止』する場合は24時間で電話受付していますが、それ以外の場合は日本時間の日中のみ受付ということが多いです。フランスは時差が7時間もありますのでタイムリーに対応が進みません。

■AJの記念撮影

食事を済ませて記念撮影の場所であるランブイエ城に到着。

庭が素晴らしい。

記念撮影の様子はこちら。これでも日本人参加者の6割くらいだったと思いますが、大勢の知り合いと会えて楽しかったですね。本番のスタートも別々ですから、こういった機会が無いと会えない方も多い。 

https://twitter.com/AudaxJapan/status/1692859228505989271

AJ?のIさん、Yさん、自身も参加者なのにどうもありがとうございました。

この後、16時からAJたまがわの記念撮影もあったのですが、そちらはさすがに時間が合わず断念。AJの記念撮影を終えるといよいよ事前受付に向かいます。

その3へ続きます。

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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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