CYCLE MODE TOKYO2024レポート

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2024/04/06~07にかけて開催されたCYCLE MODE TOKYO2024のレポートです。

色々なところで色々と紹介されていますので開催概要などは割愛して、気になったものを紹介していきます。

■iGPSPORT

まずは日頃お世話になっているiGPSPORTさんのブースへ。そもそもチケットも、iGPSPORTさんから招待券をいただいていたのでした。

この日は新型のサイコン『iGS800』と新型のライト『VS800』の発表日。入口から近い場所であったこともあり、かなり賑わっていました。私はiGS800を事前に提供いただいていたので、日頃やりとりをしている日本の担当者の方にご挨拶。

私のレビューも多少は役になっているようで、お土産をいただいてしまいました。

中にはiGPSPORTのロゴ入りTシャツなどのノベルティの他、新製品の『VS800』まで入っており驚きました。

VS800はVS1200のランタイムが短いだけの廉価版と思いきや、マウントの形状がVS1200とは異なっています。こちらも追ってレビューします。

またiGPSPORTはあのフルームとグローバルアンバサダーの契約を締結した他、部門も再編して『サイコン』『ライト』『ウェアラブル』の3部門で開発を行っていくとのことでした。

■トライスポーツ

FACTORなどを扱うトライスポーツ。iGPSPORTの隣のブースでしたが、日直商会と共にiGPSPORTの代理店でもあります。多岐に亘るブランドを扱っていますが、気になったのは軽量パーツの『DARIMO』。実物を確認できる機会はほとんど無いので貴重でした。

こちらはステム一体型ハンドルの『Nexum』。420mmで195gと本当に軽い。シートポストなども超軽量でした。

■オーストリッチ

POTARIのフロント×ハーフ。センターのライトに干渉しないので、非常に便利です。そこそこ大きさもあり、実物を見られて良かった。カラーバリエーションも豊富です。

■東京サンエス

東京サンエスのブランド、ワンバイエスからカーボンのステム一体型ハンドル『グランベース』が出ています。ドロップ部に絞りが入っているなど造形が細かく、非常に握りやすかったです。

■WINSPACE

ホイールでは『LUN』を展開するWINSPACE。新しい商品はありませんでしたが、ホイール及びフレームの試乗が出来るため非常に賑わっていました。

■カワシマサイクルサプライ

多数のブランドを出展していたカワシマサイクルサプライ。まずはPIRELLIのTPUチューブ。厚さの違いで3種類もあるとはしりませんでした。修理用のパッチも出ていました。チューブが黄色いというだけで使ってみたい。

DEDAのハンドルも実物で細かな点を確認出来ました。DEDAは様々なフレームでケーブルを内装可能なDCRシステムを採用しているのですが、こちらも実物を見る機会は貴重です。特にVINCEは特徴的な外見なので、実物を確認したかったのですよね。

■POLI

フランスではメジャーなアパレルブランドであるPOLI。2024年から日本でも展開するとのこと。デザインから生産まで自社で一貫して行っているため、チームのオーダージャージが得意だそうです。

■キャットアイ

ベルの新製品『NIDO』。レバーを押した時と戻る時の2回鳴ります。

新製品のブラケット2種。これは欲しい。とりあえず持っておくと、ハンドル周りのセッティングに役立つはず。

■ダイアテック

ENVEやレザインなどを扱うダイアテック。こちらも様々な商品がありましたが、まずはENVEの新型ハブ。元々軽量なホイールでしたけれども、ハブのリニューアルで更に軽く。今までJベントのスポークだったことが驚きですよね。

こちらはレザインのチューブレスタイヤリペアキット。これは知らなかった。裏側からプラグを刺すことで穴を塞ぐ商品なので、帰宅後にタイヤを外して施工するタイプですね。高価なタイヤを捨てなくて良いので有難い商品。裏から刺しているので、内側から圧力がかかって意外と気密性が高そうです。

■OGK

ロードバイク用ヘルメットはあちこちのお店で試着できるのですが、街乗り用のCANVASが試着出来るのは貴重でした。実は気になっていたので、試せて良かったです。

■SENA

Bluetoothによる通話システムを内蔵したヘルメットと、後付けの通話ユニットを提供するブランドです。

このような製品があることは雑誌で見かけていましたが、実物を見るのは初めてでした。バイクではメジャーですが、自転車ヘルメットは重量が増加の度合いが大きいのであまり普及していないと思われます。大声を出しても聞こえない距離でも会話できるので試してみたいですが、自分だけ買っても意味が無い点が難しい。

■CYCPLUS

電動ポンプが圧倒的に有名ですが、ペダル型パワメやサイコンなども展示されていました。しかしユーザーの興味は圧倒的に電動ポンプ。

実は私は電動ポンプ自体はまだ買ったことがありません(ほとんどパンクしないので)。今回実物を確認したうえで、買う前提でブースを訪問していたのですが、ほんの5分ほどの間に『私は御社の製品のおかげでハンドポンプと決別できました!』とお礼を伝えに来る人がいるほど。

■ホダカ

私の生まれ故郷である越谷市に本社を置くホダカ。ワイズロードブースにWheelTop EDSを出展していました。

かなりの人気ぶりでして、写真を撮るのがやっと。見ている限りでは全く問題ない動作感(当然ですが…)でした。ただ、RDはデカい。価格は10万円台なので、非常に魅力的ですよね。

■ワイズロード

こちらも賑わっていましたが、注目はスマチャリ。ホンダが販売する後付けの電動アシストユニットです。現在は、ホダカが販売するKhodaaBloomのクロスバイクにアッセンブルして「RAIL ACTIVE-e」の商品名で販売されています。

リリースされてからしばらく経っていますけれども、ようやく実物を見ることが出来ました。非常にスマートなので、購入してぜひ乗ってみたいですね。残念ながらりんどうさんはいませんでした。

■自治体

その他、茨城や静岡など自治体のブースが目立っていました。数年前はしまなみ海道の存在感が圧倒的でしたが、今回は様々な自治体が出展していました。

■ELITEWHEELS

ホイールブランドのELITEWHEELS。非常に賑わっていましたが、今回は既視感のあるデザインのDrive Helixが特に人気でした。

フロントとリアでリムハイトを変えていますが、最大リムハイトが46mmの46Dで1,280gとかなり軽量でした。

■まとめ

相次ぐ価格改定により高嶺の花となってしまったヨーロッパなどの既存ブランドに対して、中国・台湾系の(比較的)新興ブランドの人気ぶりが良く分かる状況でした。

私もiGPSPORTを愛用していますが、数年前と比較するとブランド力もついてきて一定の市場シェアを持っていると思われます。

製品の品質も必要十分ですから、今後はプロモーション活動とアフターサービスへの投資をどこまで出来るか?により差が付くフェーズに入ったと言えるでしょう。今後も新しいブランドや新しい製品が出てくるでしょうから、アンテナを張ってパーツを物色していきたいと思います。

また今年はカワシマサイクルサプライやダイアテックなどの大手代理店の出展はありましたが、シマノなどの大手メーカーの出展はありませんでした。大手代理店の出展はぜひ継続して欲しいですし、シマノにも戻ってきて欲しいところ。

しかし大手メーカーは日ごろから広告宣伝費を様々なチャネルに費やしているでしょうから、展示会の出展という方法は費用対効果が薄いのでしょうかね。来年は出展メーカー・ブランドが増えて、盛り上がって欲しいところです。

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ABOUT ME
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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