雑記

【何を工事していた?】荒川サイクリングロードの入間TT区間が4年の時を経て開通

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2024/03/27に、荒川サイクリスト念願の入間TT区間が開通しました。堤防の改良に伴う工事により実に4年も通行止めとなっておりましたが、無事に開通しましたので20年来の荒川CRウォッチャーとして記事にします。

4年前に通行止めとなった時の記事はこちら。

■入間TT区間とは

名前の由来

入間TT区間とは、荒川サイクリングロードの上江橋~入間大橋を結ぶ、堤防上の直線的な区間の通称です。
※他に『入間川TT区間』や『入間大橋TT区間』などの呼称バリエーションがありますが、ここではSTRAVAでのセグメント名称に合わせることとします。

  • 約3kmの直線
  • ド平坦
  • 途中で公道と交わらない

という特徴があり、信号ストップが無くひたすら一定ペースで走ることが出来るため、いつしかその名が付きました。

背割堤(せわりてい)

この堤防は、南側半分は両側にゴルフ場、北側の半分は野球(ソフトボール)場とモトクロスのコースになっています。そもそもこの堤防は『背割堤』と言います。河川の合流を緩やかにするために合流地点に設けるものです。背割堤自体は各地にありますが、荒川に関してはこの『荒川上流河川事務所:背割堤』の解説がとても詳しいです。

TT区間である土手の西側には入間川、東側には荒川が流れており、合流区間として3kmに渡り並行しています。我々はその堤防の上を走らせてもらっているという事ですね。2019年の台風19号上陸時は、両側が完全に水没していました。この台風から、荒川流域における治水工事が加速することとなります。

■工事の開始

工事が開始されたのは、2020年の3月。開始時点で4年の通行止期間が記載されており、非常に長い。『2023年のPBPが終わった後か…』と思った記憶があります。

この区間は荒川近辺のサイクリストには昔からの定番コースでしたが、工事開始後にロードバイクを始めた人にとっては何の話なのか分からないと思われます。

■工事の内容

さて気になる工事の内容ですが、開通後に走っても『どこが変わったのか分からない』という声が多数。

私も、堤防の工事ということで羽根倉橋~治水橋区間のように堤防が拡幅され、天端も一緒に広がり、広くて快適なサイクリングロードになるのでは…と(勝手に)想像していました。

しかし工事の期間中に時折入間大橋側から見ていた限りでは、サイクリングロード(=背割堤)の幅が広がるような大規模な土木工事を行っている気配は一切ありません。

そして実際に走ってみても、サイクリングロード部分は完全に4年前のまま。そこにあるのは『懐かしいな~』という感情のみ…。

撮影した画像を確認する

それでは画像で確認してみましょう。まずは上江橋からサイクリングロードへのアプローチ。ここは特に工事は行われておらず、当時のまま。

堤防上のサイクリングロードに入ります。何も変わっていないように見えます…そもそも4年前の状態を正確に記憶しているはずもなく『良く分からない』というのが正直なところ(笑)

堤防の東側に盛り土がなされ、幅が広がっているような気が…しないでもありません。雑草に覆われており、工事以前からあったものなのかもはや区別はつきません。

以前はこのstreet viewのように綺麗な台形だったと思うのですが。

国土交通省に確認する

このままでは私の適当な記憶に基づく記事になってしまうので、管理している国土交通省に電話して確認しました。問い合わせ先は、国土交通省 関東地方整備局 荒川上流河川事務所 西浦和出張所です(長い)。

確認した結果としては『この区間に関しては何も変わっていない』というものでした。

一体どういうことなのか…?

お話によると、背割堤区間(入間TT区間)を通行止めにしたのは、入間TT区間の通行止めから2年後に実施された『古谷樋管改築工事』の工事用動線を確保する必要があったためとのこと。

古谷樋管の改築工事に関しては入間TT区間の迂回路として設定されていたにも関わらず、樋管工事の開始により更なる迂回の必要が生じたため、こちらで記事にしています。

古谷樋管工事も工期が2年に亘るという大規模なものであり、主に堤防の高さ及び幅を強化するという工事内容です。そのために入間TT区間を2年も前から通行止めにするという対応が取られたとのことでした。

古谷樋管の工事の準備のために入間TT区間を2年も前から通行止めにする必要があるのか…?と思わなくもありません。

しかし古谷樋管改築工事は、工事の開始に伴い車道が通行止めになるため(意外と交通量がある)影響が大きいことに対して、入間TT区間なんぞサイクリストと犬の散歩をする人くらいしか影響が無いため、2年前から容赦なく通行止めとなったのではないでしょうか。

ちなみに背割堤の南側半分の両側は河川敷を利用したゴルフ場でして、もし堤防そのものを拡幅するのであればサイクリストよりもゴルファーが影響を受けるはずです。

しかし私がチェックしていた限り、ゴルフ場が営業を停止したりコースを制限したことはありませんでした。
※私も毎日ゴルフ場のwebサイトをチェックしていたわけではないので、そのような期間がありましたら教えてください。

■まとめ

4年間も迂回を余儀なくされていましたが、ようやく開通した入間TT区間。通行止め期間に一体どのような工事が行われていたのか気になるところでしたが、背割堤そのものの改築ではありませんでした。

ともあれ荒川流域の治水工事は着実に進んでおり、2019年の台風19号のことを思い出すと環境が改善されることは大歓迎です。

サイクリングロードは堤防の天端にあるオマケの存在に過ぎないので、これからも過度に騒ぐことなく見守っていきたいと思います。ちなみに今後に残る工事で最も大規模だと思うものは、川越線の線路付け替え工事ですね。これが終わるのに果たして後何年かかるのか…。

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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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