荒川堤防の保護工事の進捗② サイクリングロードがやっと元のルートに復帰

荒川サイクリングロードのさいたま市内区間にて堤防保護工事が行われています。工事名称は『R1荒川左岸昭和外天端保護工事』。この事は以前記事にしましたが、その後の進捗状況です。

■現在の状況

まず現在の状況です。そもそもこの工事は、当初は工事期間が2021/02/26まででした。この区間を走る人にしか分からない話題で恐縮ですが、対象の区間は羽根倉橋(東)の交差点から、アンモータースクールや埼玉県警察機動センターがある治水橋の東端の信号までです。

私が見る限り天端の舗装は完全に終わっており、予定通り2/26で終わるかに見えました。ところが2/27に楽しみにして行ってみると、わずか数日のうちに日付が変更されており無情にも工事期間が1ヶ月延長されました(画像は同じ場所です)。

そして更にその翌週(3/7)。1ヶ月延長して何かの工事が行われているのか?と思い現地を確認しに行くと、柵の設置及び路面標示のペイントが施されていました。なるほどね。

1つ前の画像と同じ場所です

そして更にその翌週(3/14)。概ね工事が終了したようで、大部分の区間で単管パイプの柵が撤去されていました(ちなみにこの日は台風の様な低気圧の気圧配置で、この場所に立っていることすら大変だった)。

ただし、最も重要な羽根倉橋(R463)へ接続する部分は単管パイプの柵はそのままで、『全体の工事はまだ終わっていないのよ』というメッセージを感じました。

しかし今回の工事完成のタイミングで、サイクリングロードが変更されることは無さそうな気がしてきました。何故なら、埼玉県は今回開通するルートを『正規のサイクリングロードである』と扱っているからです。いつからこの扱いなのかと言うと、確認出来る範囲では少なくとも8年前(2013年)からです。皆さんが知らないだけで(通行出来ないから知らないのは当然なのですが)、約20年前に通行止めになったルートは、今でもれっきとした正規のサイクリングロードなのです。

その根拠としては、前述の記事にもリンクを載せた『サイクリングロードマップ@埼玉県』です。このページに荒川、入間川、芝川、比企の埼玉県内の各自転車道のマップがPDFで記載されています。このページの主管部門は『埼玉県県土整備部 道路環境課』。ページからはサイクリングロードマップのPDFがダウンロード出来るのですが、割と頻繁に更新されており、荒川サイクリングロードが載っているマップに関しては『2013年3月初版、2020年10月第8版』となっています。

この手のPDFファイルは何の告知もなく更新されることが多いため、私は気づいた範囲で過去の版をダウンロードして保管してます(嫌なユーザーですね)。今回の工事の対象区間に関しては、最初から第8版まで以下の画像の通り羽根倉橋(東)の交差点からそのまま北上するルートです。埼玉県としては、マップで紹介している本来のサイクリングロードがようやく通行可能になったという認識のようです。

ちなみにマップに記載されているルートをRWGで引くと、このようになります(羽根倉橋から上江橋まで)。こちらのマップがかたくなに変わらな過ぎて、現状に合わせて変更して欲しいと感じる箇所すらあります。最初の左折がある3.5km地点、出版健保クラブハウスのところですね。20年前もこの場所に道は無かった気がするのですが…どうして左折になっているのか分かりません。昔は道があったのでしょう。

左折せずにそのまま北上するとアンモータースクールの交差点(治水橋)を経て西遊馬公園に出ますから、以下のルートがシンプルで良いと思うのですが。現在行われている天端舗装工事も、そのルートに沿って行われています。先ほどの迂回ルートと比較すると、全長が8.9kmしか無いにも関わらず1.3kmも短くなります。

■開通が待ち遠しい

県のマップを見る限り、整備される区間は少なくとも8年前から今でもサイクリングロードのままなので、開通後も遠慮なく走ることが出来そうです。

注意したいのは、ここは堤防の天端にあるサイクリングロードなのですが、すぐ近くが住宅街です。犬の散歩やウォーキング、自転車の練習をする子供などもいます。サイクリングロードは『自転車専用道』ではありませんので、地域の人と共存するのが大前提です。広くて走りやすいと言っても、トレインを組んで時速40km/h超で走ったりしたらあっという間にクレームがついて更に柵が増設される結果になることでしょう。

多くの区間で柵が撤去されたので少し走ってみたのですが、広くて非常に快適です。開通したらもっと人が増えるでしょうから速度は出せませんが、快適なことは間違いありません。

秋ヶ瀬公園に集合してから北上する場合は従来のルートを通ることになると思いますが、私のように北浦和駅方面から来る場合は重宝することになりそうです。20年前もここを走っていたのですが、景色は変わっていませんね。懐かしい。