Xiaomi(シャオミ)Mi note 10 を購入しましたのでレビュー&初期設定の紹介
Xiaomi のスマホ『Mi note 10』を買いました。
保護フィルムを貼った話はこちら。
■購入経緯
iPhone11を買うか?
シャオミはいわゆる中華スマホです。ブログの写真撮影用、レイアウトの確認用にiPhone11あたりが欲しいとと思っていました。するとベイさんがOPPOのスマホ(A5 2020)を買ったというので見せてもらったところ、画面は大きいし何より安い。
iPhoneというブランドが不要であれば中華スマホで十分ですね。OPPOであればsimカードとセットで買うと1万円台で買えてしまいます。しかもアウトカメラが4つ付いている。しかしそれまで中国メーカーのAndroid機は全く検討対象に入っていなかったので、ちょっと調べてみようという気になりました。
我が家のスマホ事情ですが、うちは家族が多いので管理面を考えて全員iPhoneで統一しているのです。そのため、スマホに関しては最初にiPhoneを買うことを検討します。私が最新機種を買って、私が使っていた機種を子供におろすというパターンですね。あと端末間のデータ移行がやりやすいのも、appleの大きな利点ですよね。
OPPOも含めていくつか調べてみたところ、どうやらシャオミが2019年12月から日本での販売を開始したらしい。シャオミのサイトを見てみるとスマホの他にも色々出しており、スマホは『Mi note 10』と言うらしい。スペックを見るとバッテリーが5,000mAh、アウトカメラは5つも付いていてスペックもそこそこ良い。メインカメラは1億800万画素もある。ただし価格はOPPOの倍以上の58,000円。
詳細スペックはメーカーのサイトが分かりやすいです。
悩みましたが自転車のパーツを買う時と同じで、後から後悔したくないので高いけどMi noteを買ってみる事に決定。ちなみにシャオミの販路はAmazonがメインのようです。
■到着、開封の儀
Amazonで買いましたので翌日には届きます。私はしょっちゅう自転車のパーツを買っており家にAmazonから物が届くのは珍しくも何ともありません。今回は何故かカミさんに後ろめたかったので、ヤマトの営業所止めにして引き取りにいきました。
自宅に戻ると早速開封です。
外箱および内容物
外箱と内容物です。まず外箱。輝くNote10の文字。箱はそこそこ高級感があります。箱は使わないのでコストをかけないで欲しいですが、あまりチープなのもどうかと思いますので難しいですね。
開封します。本体には商品説明を兼ねた保護シール。『108メガピクセルのカメラ』『5つ(penta)のカメラ』『6.47インチの有機ELディスプレイ』『5,260mAhの大容量バッテリー』の4つがPRポイントのようです。
箱の構造はiPhoneと同様で、本体トレイの下に付属品が入っています。付属品はACアダプターと充電ケーブル(USB Type-C)。
本体トレイと付属品の間にも、もう1つ薄い箱があります。その中は純正のクリアケースと保証書、ユーザーガイドが入っています。
SIMカードスロット用ピンも、この箱に付属しています。
■本体
本体外観
次に本体です。ディスプレイは6.47インチの曲面有機ELディスプレイです。今ではすっかり普通になってしまいました。液晶サイズはiPhone 11 Pro Maxが6.5インチですので、ほぼ同じ。
裏側は5つのカメラが並んでいます。
右側面です。上からボリュームボタン、電源ボタン、SIMカードスロットが配置されています。光の反射具合が変化している部分から、液晶がカーブしているのが分かりますでしょうか。
下側はスピーカーとマイク、USB Type-Cのポート、イヤホンジャックです。
付属の純正カバーを付けたところ。Designed by Xiaomiの文字が入っています。純正なので当然ですが、液晶のカーブに綺麗にフィットするようになっています。
最初からカバーが付いているのは有難いです。画面が大きい分、重量は208gもありますのでカバー無しで落としたら悲惨なことになります。またカメラ部分が出っ張っておりかなりの段差があります。カバーをするとこの段差が無くなるので、机に置いた時の安定感をアップさせる役割もあります。
初期設定
さて電源を投入してみます。AndroidベースのシャオミオリジナルOS『MIUI11』のロゴが表示されます。
言語と地域の選択。
ネットワークに接続します。
使用条件とプライバシーポリシー。
SIMカードの確認画面。当面はwifi専用なのでスキップです。
アップデートが走ります。
データを引き継ぎも可能です。
3つの選択肢があります。iPhoneからの移行も可能です。
次はシャオミのMiアカウントのサインイン画面になります。何が出来るのか良く分かりませんがとりあえずアカウントだけは作成しました。中華スマホを使っておいて今更ですが…個人情報は登録せず。
『デバイスを探す』が設定可能です。
パスワードの設定です。指紋認証もしくは画面ロック用のPINナンバーのみ、から選択です。ちなみに指紋認証を使ってみましたが、認識されずに何度かやり直す場合があります。iPhoneでは失敗することが無いのですが、iPhoneが甘いのか、note 10の精度が悪いのか。
またフェイスアンロックは設定画面から改めて設定することになります。フェイスアンロックの精度は『セキュリティは相対的に低い』と断り書きがありますので、あまり信用してはいけないようです。
デフォルトの画面テーマから、テーマを選択します。後で変更することになると思いますので、適当に選んでも大丈夫です。
これで設定完了です。意外と長かった。
ようやく使用開始
それではようやく使用開始です。ちょっと壁紙(テーマ)を見てみたところ、『iOS 13MAX』という『なんちゃってiOS壁紙』があったのでセットしてみました。
これを使うとアプリのアイコンがiOSと『同じ』になります。例えばApp storeのアイコンがありますけど、中身はgoogle playだったりします。アイコンをパクって大丈夫なのか…?
充電が速い
今やAndroidはUSB Type-Cが普通ですが、これが大変ありがたい。この文章を書いているThinkPadも充電はUSB Type-Cですし、電圧が高いので充電が速い。Note 10のバッテリー容量は5,260mAhもありますが、付属の30W純正充電器とケーブルを使うと65分で100%充電されるとのこと。
でもこのマークが出ていたら、急速充電中なのではないですかね?この画像の時はLenovoのThinkPad用45W充電器を使っていますから、性能だけで言えば30W充電器よりも高性能です。みるみる内に残量が回復していきます。
自宅にあるニンテンドーSwitchの充電器でも充電出来るので助かります(笑) 絶対にないでしょうが、iPhoneもType-Cにして欲しい…。
写真について
このMi note 10の売りであるカメラ。1億画素のモードで撮影するとファイル容量が15M以上になるそうなのであまり使わないと思いますが(必要なシーンもそうそう無い)、これの2倍・5倍の光学ズームが良いです。このスマホの外側カメラは全部で5眼ありますが、
- 200万画素マクロ
- 2000万画素超広角
- 1億800万画素メイン
- 1200万画素 光学2倍
- 500万画素 光学5倍
です。
私に刺さったのは、この光学2倍と5倍。特に光学2倍。
まずは風の強い冬の晴れた日、荒川サイクリングロードから富士山を望む。これが1200万画素の2倍です。くっきり。
これが500万画素の5倍。デカい、綺麗。こんな写真が5万円のスマホで撮れるのですね。私が現在使っているのはiPhone7ですが、デジタルズームしかありません。富士山を撮影するといつもぼやけていましたよ。
自転車と富士山も綺麗に収める事が出来ました。
個人的にはサイクリング時に一眼を持ち歩く気力は無いので、スマホでこの写真が撮れてしまうのは大変ありがたい。しかも10万以上するiPhone11などではなく、5万円台のスマホです。トップチューブバッグに入れて、気軽にガシガシ使えます。スマホでこれだけ撮れるなら『一眼を持ち歩かなくてよいかな』という人は一定数いるのではないでしょうか。
自転車を寄せて撮影してもこの通り。いつもは表現出来ていなかったホイールの黒デカールや、ダウンチューブの『キャノンデールロゴ』もくっきり識別出来ます。素晴らしい。
ということでカメラ性能には満足のシャオミ『Mi note 10』でした。難点と言えば、大画面なので重いこと、ここまで画面が大きくなくとも良いかな?という点です。iPhoneSEをいまでも好む人がいるように、iPhone7や8の小ささも大きなメリットです。
またFelicaが付いていないので、モバイルSuicaなどを使っている場合は完全移行出来ません。しばらくは2台持ちですね。せっかくデュアルSIMなので、これをどう有効活用しようか思案中です。
Amazonならギフト券を上手に使うとかなり安く買えますので、ギフト券が安い今のうちに。ヤフーショッピングでも、同じくらいのポイントが付きます。
液晶に保護フィルムを貼った話はこちらです。
お聞きしたいのですが
別記事で保護フィルムを貼るというのを見たのですがXiaomiのスマホは最初から保護フィルムを貼っていると言うことは無いのでしょうか?
りんこさん
他の機種は分かりませんが、私の購入したMi note10には最初からフィルムが貼ってあるということはありませんでした。