OGKのヘルメットが価格改定
2021年6月21日付けでOGKからヘルメットの価格改定がリリースされています。改定幅は2~15%程度まで様々です。主要製品について、価格を確認していきたいと思います。
■価格改定の内容
まず改定の内容です。お知らせの内容は以下のリンクから行けます。リンク先に対象製品の一覧がPDFでリンクされています。
価格改定日:2021年7月21日出荷分より
改定理由:原材料および燃料の高騰、輸送費の値上がり、中国の賃金上昇など
これらの要因を反映した改定とのことです。日本以外の国では賃金の上昇を伴った経済成長が続いています。日本のみ賃金の上昇が抑えられていますので、様々な製品の値上がりにより実質的な収入減少となってしまいますね。
価格改定は7/21からの出荷分とありますので、ショップ店頭の在庫分について値上がりするわけではありませんが、それ以降にOGKに発注すると新価格が適用されます。欲しいモデルは早めに買った方が良いですね。特にヘルメットは高額なものがありますし、店頭に在庫されているのはホワイトなど無難なカラーが多いですからね。
■製品別の新価格
それでは主要な製品について、以下の6モデルについて確認していきます。価格は全て税込価格となります。
IZANAGI(イザナギ)
今のところOGKのフラッグシップ製品です。36,300円⇒38,500円になります。4万円近い価格になりますね…。上昇幅は6%程度ですが、元の価格が高いので目立ちます。私も使っていますが、これ非常に良い製品です。
実は購入する時に、40度超の暑さにやられて店頭にあったホワイトを衝動買いしたんですよね。白はどんなウェアにも合うので無難なんですけど、他のカラーが良かったかな…と未練が無くもない。。。白を売って新色を買おうか?とか思っていましたが、買うなら早く決断しないといけませんね。
レビューはこちら。
FLAIR(フレアー)
軽量ヘルメットのフレアーも対象です。23,650円 ⇒ 24,200円となります。こちらは改定幅が小さいですね。
AERO-V1(エアロV1)
エアロタイプのAERO-R1の性能を引き継ぎつつ、冷却性能も意識したハイブリッドなモデルです。シールドは別売りですが、取り付け可能です。19,800円 ⇒ 20,900円となります。税込で2万円を超えてしまいました。
VITT(ヴィット)
シールドが取り付け可能なエアロの要素がありながら、コンパクトさと価格の安さを兼ね備えているエントリーモデルです。こちらは14,300円 ⇒ 16,500円となります。金額では2,200円の値上がりですが、元が安いだけに約15%と大幅な価格改定となります。イザナギの半分以下の価格なのに、同じ金額だけ値上がりしてしまいます。
REZZA-2(レッツァ2)
エントリーモデルのREZZAにも値上げの影響が。2にバージョンアップしてシールドが取り付け可能になっています(シールドの他に取付用アタッチメントが必要です)。10,010円 ⇒ 10,780円と約7%の値上がりです。
RECT(レクト)
リーズナブルながらもJCFの公認が付いているというコスパに優れたモデルです。7,920円 ⇒ 8,580円と約8%の値上がりになります。
主な商品の価格改定について紹介しました。AERO-R1やVOLZZAなど、今回の対象になっていないモデルもあります。ヘルメットはサイズ、カラーが多数あることから店頭で全てを在庫することが難しい製品です。好きなカラー、フィットするサイズで注文したい場合は早めに確保しておくことが必要そうです。