シマノ デュラエースの内蔵型パワーメーターがAmazonでなぜか投げ売り FC-R9100-P

morou2

さてようやく試験が終わりましたので、更新再開です。

突如世間を賑わしているのは、シマノのデュラエース クランク内蔵型のパワーメーター『FC-R9100-P』がアマゾンでまさかの価格で投げ売りされております。
※2018/2当時の記事、及び価格です。
※2019年2月の現状に合わせて一部加筆修正

怪しげなマーケットプレイスの業者ではなくて、Amazonの直売りというのがポイントです。

例えば、最も一般的と思われる52×36の170mm。パワーメーター内蔵のFC-R9100-Pは定価で約137,000円。それが何と半額まではいかないものの、約65%掛け。パワーメーター無しのクランク単体ですと、Wiggleなどで約5~6万円で買えますから、内蔵のシマノ純正パワーメーターが何と4万円ほどで買えてしまうことになります。

シマノ純正の内蔵パワーメーターが4万円…。

⇒2019年以降、wiggleなど海外通販から日本向けの出荷がシマノの販売政策により停止されました。ですがパワメ無しのノーマル『FC-R9100』が安いところで約50,000円。パワメ内蔵モデルも下記の様にだいたい10万円前後で買えますので、2019年時点でも内蔵パワーメーターの差額分が5万円ということになります。安い。

ちなみに50×34の170mmというのもあります。

おおむね一通りの歯数、クランク長が揃っていますので、すべてはここで紹介出来ませんので探してみると良いと思います。

何故こんなに安いのかは分かりません。価格改定の前触れとか、単なるミスとか言われていますが…。ちなみに私も即注文しました。多少納期はかかりますが、いつ無くなるか分かりませんので、気になっていた方はとりあえず抑えておくのが良いと思います。

と言うか、これがもし価格改定の前触れで、デュラエースのクランクと内蔵のパワーメーターがついて『定価9万円です』となってしまうと他のメーカーは一体どうなるのでしょうか…。撤退か大幅な追従値下げを余儀なくされますよね。むしろ、以前から歪センサー自体の価格は大したことがないと言われていました。開発費用がかかるのはソフトウェアの部分ですから、シマノが自らパワーメーターの相場を作ろうとしているのでしょうか。

しかしシマノは今までも、他のサードパーティのメーカーを敵に回す様な事はしてきませんでしたから、果たして単なるAmazonの一時的な祭りなのか?気になるところです。

とりあえず衝動的に注文してしまいましたが、昨年のこととは言えパイオニアの105クランクモデルを10万円で買ってしまった私はやるせない気分で一杯です。パイオニアはソフトウェア面でかなりアドバンテージがあると思います(だから買ったのですが)が、何だか株を高値掴みしてしまったような気分です(笑)

SRAMからも新型RED eTap AXSが発表されましたね。もはやメーカー純正のクランク内蔵パワーメーターが当たり前の時代。スペシャのクランクにも内蔵されていますしね。ジャイアントも内蔵では無いですが、純正のパワーメーターが付いてきますし。ちなみにパワーメーター無しのノーマルモデルも、5万円前後で買えます。

ちなみにR8000アルテグラでいいよ!となると、一気に安くなって2万円くらいで買えちゃいます。

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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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