ブルベ

BRM616 埼玉400km アタック奥利根下見

一昨日はGWというのに雨でした。
唯一の終日フリーの日だったので、晴れればまた160km位乗ろうと思っていたのですが、雨になってしまったので予定が無くなってしまいました。

そんなわけで、ドライブがてら6月のBRM616 アタック奥利根の下見に行ってきました。
地図を見ただけでもかなりの山奥を走ることが判りますので、斜度と登りの長さ、お店・自販機の無さ加減を見ておくだけでもだいぶ違うと思いまして…。

平地よりも山奥は更に激しい雨で、あれだけ雨が降れば当然濃霧も発生する、ということで写真はあまり撮れませんでしたが、興味のあるマニアな方はご覧ください。

■コース全体
コースとしては、主に
1、スタート~前橋
群馬県庁の前まで行きます。ここまではほぼフラット。

2、前橋~水上
通過チェックの道の駅まで。前橋からひたすらダラダラ登り区間。獲得標高400mほど。

3、水上~片品
坤六峠(標高1,620m)越えの区間。水上からの獲得標高約1,100m。

4、片品~日光
金精峠(標高1,840m)越えの区間。片品からの獲得標高約1,000m。

5、日光~ゴール
PC1からゴール位まで。栃木・群馬県内は田舎なのでウネウネしたアップダウンがあります。

とにかく問題になるのは③と④ですので、時間の関係もあってコースをトレースしたのは群馬県庁からPC2までです。とにかく土砂降りで濃霧の山中を回るのは車でも疲れました。。。

1、前橋から水上まで
前橋からひたすら利根川とJR上越線沿いを北上します。しばらくフラットですが、途中から『登り・登り・登り・下り』の繰り返しでじわじわと高度を稼いでいく感じ。道は走りやすいですが、津久田駅と岩本駅の間はいかにも三国街道(R17)の旧道といった感じで左手は断崖、右手は絶壁。1車線しかなく道も悪く走りにくかったです。手掘りのトンネルみたいなところまでありました。途中から沼田を抜けるまでコンビニは一切ありませんが、自販機には困りません。また敷島などの駅付近には食品を売る個人商店がありました。

沼田の市街地を抜けるとR291に出ますが、すぐに左側にセブンがありました。その後、水上まで何件かセブンがあります。道の駅の直前にもセブンがありますので、細かい補給はここで行った方が良いと思います。
道の駅には自販機と食堂がありますが、峠用に携行出来るような食料は売ってないように見えました。道の駅を過ぎた大穴交差点手前にもデイリーあり。ここが最終コンビニ。コンビニ情報は地図を見れば判ることですが。

2、水上から片品
ひたすら登り。まだ桜が咲いていてキレイでした。斜度はキツクないけれども、とにかく長い。大穴の交差点付近から、峠のピークまで約35km!時速17km/hで登ったとしても(無理ですがw)、2時間かかる計算です。これで1,100mを登ります。
スキーのオフシーズンはラフティングが盛んなようで、それ用の駐車場があると自販機もあります。ただし湯の小屋温泉以降は自販機も無くなると思いますので、藤原湖あたりで自販機はラストかも。

スキー場

DSC_0443-1
山に来た!って感じがします。

藤原湖

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左側に写っているような、スノーシェッドやトンネルがいくつかありますので、リアライト点滅必要です。

奈良俣ダム
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ここを過ぎると湯の小屋温泉。湯の小屋温泉の先は建物が無くなると思われます。

ここまで行きましたが、
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まだ通行止めでしたorz
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そんなわけで、結局坤六峠はどんなところか判らずじまい。
まだ時間があったので、アホな私は沼田まで下って、回り込んで片品を目指します。

3、片品~日光
ここから先は日が暮れたので、写真はありませんw
補給ですが、坤六峠を下りきった鎌田交差点の手前にデイリー尾瀬大橋店があります。営業時間は22時までだそうです(店に電話して聞いた)。

ここからもひたすら登りです。
鎌田交差点から金精峠まで約24km。1,000m登りますので、国道ですけどこちらの方が斜度はキツイです。

金精峠も4/27に冬期通行止めから復活したばかりという情報だったのですが、雨なら凍結は無いだろう、ということで進んでいきます。土砂降りと濃霧でしたけど。

ちなみにR120はロマンチック街道とか言うらしいですが、どこが?という印象です。
中腹まではポツポツと民宿があり、少し安心できます。自販機もあったかも。通行止め解除直後でしたが、割と車の往来はありました。

ただし基本的には真っ暗闇で、途中からケータイも余裕で圏外w
車でもトラブルがあったら、真っ暗すぎて怖くておしっこちびりそうな場所です。

私がこの峠に車で取り掛かったのは19時位だったのですが、それから30分ほど走って、中腹あたりに差し掛かった頃。

道の真ん中にシカが居ました(@_@;)

しかも2頭!私と目が合ってマジコワス。

まさか道の真ん中に立っているとは思いませんでしたので、超焦りましたw
っていうかこういうシチュエーションは初めてです。シカってでかいw

ブルベ当日はシカに遭わないように注意しましょう!
アタック奥利根恐るべし。

20kmちょっと登ると金精峠。
金精峠はトンネルなんですが、国道だけあってすごい立派。ここまでくればもう登りはありません。

いろは坂の下りが面倒な位でしょうか。ちなみにいろは坂まで行く途中でも、2回ほどシカが道端に居ました。
平野部でいうところのタヌキなみに割と普通に会えるようです。

あとはダラダラと下っていくだけですので、ミスコースさえしなければ大丈夫だと思います。

しかし夜間の峠越えは本当に大変そう、天候が良くても時間内に完走できるかどうか不安になりましたw

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  1. くまライダー

    アタック奥利根の下見参考になります。
    あいにくの天気ですが、当日も雨になる可能性もありますので、写真を見て実が引き締まる・・・というか、DNSしたい気持ちになりますね(笑)
    しかし一番怖いのはシカとのアイコンタクトですね~。
    心の準備がなかったら落車しちゃったかも。貴重な情報ありがとうございます!

  2. morou

    くまライダーさん
    私も、もし天気予報が雨だったら確実にDNSしちゃうと思います(T_T)
    それか、水上まで楽しく(?)サイクリングして、輪行とか。。。
    とにかく峠が35kmあるとか、スゴすぎですよ。まぁ宇都宮開催のブルベには、もっとスゴイのありますけど(^_^;)
    同じ宇都宮のサイトに『野生動物に遭遇したら』みたいなページがあって、『またご冗談をw』みたいな気でいたんですが、まさか本当に遭遇してしまうとは思いませんでしたw
    車の中に居てもかなり焦りましたので、心の準備だけはしておいた方がいいですw

ABOUT ME
@morou2
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。

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