ハンドル交換 3T AERONOVA(AEROTUNDO) 交換方法(ワイヤー、ケーブルの通し方)

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さて色々悩んだのですが、結局6月のブルベはお休み。子供たちの運動会やカミさんが土日に出勤の予定があったり後輩の結婚式にお呼ばれしたりして意外と予定が重なっていたのです。次のブルベは既にエントリーしているBRM709北海道1000kmになるのですが、無謀にもシーズンの最中にハンドルを交換するという暴挙に出てしまいました。

今までは、3Tのこのタイプを使っていました。3T ERGONOVA PRO。素材はアルミです。

交換したハンドルはこれ。同じく3TのAERONOVA TEAM。今度はカーボンです。

ハンドルの交換なんて作業自体は大したことないはずですが、コイツの特徴はケーブルを内蔵するタイプということ。しかも上ハン部分が翼断面形状で扁平になっているので、ケーブルの通しづらさといったら最強クラス。そのおかげで正月に酔った勢いでポチっと購入してから半年近くも放置してあったのですが、その間も作業の段取りなんかを秘かに検討していまして、今回は満を持して交換作業にチャレンジ。

まずこのハンドルにはガイドとなるライナーが入っていません。入っているものもあるようですが、私のは入っていませんでした。いずれにしてもアウターケーブルを通す際にはライナーは外さないといけないと思いますので、最初は良いにしても2度目からはライナー無しでやることになるような気がしますので気にしないことにします。

※まずは通常のアウター・インナーのワイヤー交換の手順を確認しておきたい方は、こちらの記事へどうぞ。
※同じく3TのAEROTUNDOでも同様の作業手順となります。ご参考下さい。

■作業の手順その1:道具の準備

インナーケーブルとピンセット、そしてアウターケーブルを用意します。ピンセットは先が多少太い、頑丈なタイプを用意することをお勧めします。出来ればインナーケーブルは不要な物があればベストです。中に突っ込む際に曲がる可能性があります。アウターは逆に、出来れば新しいものを用意して、長めの状態の方が作業がやりやすいです。

■その2:インナーを通す

まずは片方でこの状態を作ります。

そのためには、最初にインナーをハンドル内に通します(ガイド用のライナーが既に装着してある場合は、インナーケーブルをライナーに通すだけでOKです)。ブラケット側の穴からインナーを入れてグリグリやると、ハンドルの直角に曲がった部分を突破してクランプ部分の方に出てくるはずです。最初はなかなか直角部分を突破出来ませんが、強引にやる以外の方法はありませんので、頑張ってください。

穴からケーブルの先端が顔を覗かせたら、ピンセットでつまんで引っ張り上げます。この、穴から出す方法についても、超強力マグネットをつけて誘導したり色々試行錯誤しましたが、結局ピンセットでつまんで引っ張り上げるというのが一番確実という結論に達しました。

これをシフトワイヤーとブレーキワイヤーの2本やります。

■その3:アウターを通す

インナーを通すことに成功したら、次はインナーをガイドにしてアウターを通します(ライナーありの場合は、ライナーとはここでお別れです。ライナーがついたままではアウターが通せませんので、抜いてしまって下さい)。クランプ側の穴からインナーに通していけば割と簡単にブラケット側の穴まで行くはずです。アウターは太いですから、穴の出口まで来たら穴のフチに引っかかります。

それもピンセットでこじって出してあげるようにします。この時に注意するのは、ブレーキとシフトのワイヤーは種類が違いますから、内側・外側の位置に注意すること。シマノのブラケットは外側がシフト、内側がブレーキなので、その位置関係で穴に通します。穴の大きさはアウターワイヤー2本分とぴったり同じ大きさなので、通してしまったら位置を交換することは出来ません。画像で言うと左がシフト用ですね。やり直しは精神的ダメージが非常に大きいです。

■その4:インナーを抜く

片方のアウターが通ったら、インナーケーブルはいったんアウターから抜いてしまいます。

■その5:もう片方もアウターを通す

片側が出来ればだいぶ要領をつかんだ頃と思いますので、もう片方も同様にアウターを通します。この状態が出来れば、もう勝ったも同然です。あなたの心は達成感で満ちているはずです。

■その6:ブラケットにインナーを通す

ブラケットにインナーケーブルを通すのも意外と面倒なので、ハンドルに固定する前にインナーを通しておきます。この時にインナーの先端がほつれて広がってしまうことを防ぐために、アロンアルファなどで先端を固めてしまうと作業の効率が上がります。ちなみに接着剤の液を付け過ぎると、先端が太くなってしまって穴を通らなくなる場合があるので付け過ぎに注意。私の場合はフロントのシフトワイヤーのルートが面倒で、全然通りませんでした…。

■その7:ハンドルにブラケットを固定

ハンドルにブラケットを仮り止めします。ようやくハンドルらしくなってきました。

■その8:アウターにインナーを通す

ようやくアウターケーブルにインナーケーブルを通します。インナーを通したら、ブラケットのガイドにアウターを装着します。シマノはシフト用のアウターケーブルのガイドが2つあり、ルートによってどちらかを選べるようになっています。私はハンドルの穴位置の都合で、内側に向かうガイドを使用しました。

■その9:ハンドルの固定

ハンドルをステムに固定します。

■その10:ブラケットの位置調整と固定

ブラケットは仮り止めのままですので、左右の水平をとって、好みの位置でブラケットを固定します。

■その11:ケーブル類の固定

いよいよケーブルを固定します。ブレーキの方がすぐに終わるので、私はいつもブレーキから固定します。ブレーキにアウターワイヤーを通して、アウターの長さを決めます。アウターをカットする際にはインナーを途中まで抜く必要があります。アウターをカットしたらインナーを元に戻してインナーもカット、ブレーキに固定します。シフト用も同様に、ワイヤーをカットして固定していきます。

ケーブルが固定されたら、作業は完了です。あとはバーテープを巻けば全て終了。テープを巻く前は、こんな感じです。苦労した甲斐がありました…。

ちなみにハンドルの重量を計り忘れてしまったのですが、メーカーによるとAERONOVA TEAMの重量は220g。大きさの割に軽いですね。従来使っていたERGONOVA PROだと260g。40gの軽量化です。

ちなみにERGONOVAのTEAMだと195gなので、カーボンのノーマル形状⇒エアロ形状という変更だと重量が増加することになってしまいます。またERGONOVAのリーチは77mm、AERONOVAのリーチは104mmと全く違うのですが、見た目でも乗ってみてもそんなに違うとは思えません。ここはもう一度計測してみる必要があります。本当にそんなに違ったら、ステムを60mmとかにしなければいけません…。

■実際に使ってみて…

さて交換後にディレイラーの調整も済ませて近所を軽く走ってみたのですが、乗り心地はgood!

感じたことは、

・振動が伝わってこない。
⇒フレームをアルミからカーボンに変えた直後に感じたのと同じ感覚で、路面からの振動が明らかに少なくなっています。ロングライドにはいいかも。

・ダンシングしやすい。
⇒40gの軽量化になったわけですが、バイクを左右に振りやすい。40g程度で変わるのか?とこの文章を書いている今でも思いますが、ダンシングはしやすかったです。まだバーテープ巻いてないせいもあるか?と思いますが、バーテープを巻く面積も減っていますので、巻いたとしても従来より軽量化されるはず。まあブルベに出てしまえば、ライトやらGPSやらで1kg近く重量が増えますので、40gなんて関係ないですけどね…。

・何より握りやすい!
⇒このハンドルの特徴である、独特な形状。まず私がこのハンドルを買おう!と思ったのは上ハン部分の圧倒的な握りやすさ。薄くて幅広のハンドルがこんなに握りやすいとは思いませんでした。確実にヒルクライムも速くなる…気がします。たぶん。

それと↑の画像のようにハンドルのいわゆる『肩』の部分がせりあがっている独特の形をしているのですが、ここも非常~に手が置きやすい。上ハンとブラケットの平らの部分の中間のポジションが取れるので、疲れて前傾がキツイ時に『ブラケットは持てないけど、上ハンという程でもない』という時に流すのに役に立ちそう。

あとは実走してみないと何とも言えませんが、北海道までに何度か走って、北海道で楽をしたいと思いますw
後はバーテープを巻かないといけませんね。

4 件のコメント

  • お疲れさまです、なんかイカツイハンドル…カッコ良い!
    カスタム欲を刺激されちゃいますねぇ。

  • か~ださん
    おはようございます。軽くなったので、良いですよ。何より握りやすいのが気に入りました。その代わり、ライトとかつけるのが難しいので、どうしようかと悩み中。。。

  • はじめまして。自転車関係じゃなく家関係からこちらにお邪魔しました。
    過去の記事にコメントしても見ていただけるかわからないので関係ない
    記事へのコメントですみません。
    いまは住宅関係の情報を収集中ですが、コムハウスさんにひかれています。
    もしよろしければ色々お話を聞かせていただきたいので、メール
    いただけないでしょうか?よろしくお願いします。

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