BRM709 北海道PBP1000 走行記録その7(4日目_2)
ようやくゴール!ヨシダさんの自転車と一緒に。
さて前回からの続きです。
次は980km地点のPC6を目指します。PC5からは約90kmあるのですが、実はこの区間が一番の難所です。4つの峠を越えなければいけないのですが、コンビニは1軒も無く、自販機も果たして何台あるのか?というほど、地図を見ても集落がありません。加えて昨日までと同様のこの暑さ。ここまで暑くなければボトル1本で山を越せると思うのですが、水切れの不安を抱えながら走るのが一番イヤなので、ペットボトルを更に1本追加。背中にも補給食を入れて、走り出します。実際には割と自販機がありましたので大丈夫だったのですが、自販機の台数は調べようがないので仕方ありません。
走り出すと、まずは小平ダムまで徐々に標高を上げていきます。今までよりも更に車が少なく、快適なサイクリングです(^_^)
PC6がある士別まで80kmの標識。言われなくても分かっていますよ…。まっすぐに延びる道路、青い空、白い雲。これぞまさに北海道!
1時間ほど頑張ると、小平ダムに到着です。島がある素敵なダム湖。ここも人の気配なし。
更に進んで、小平と苫前を隔てる一つ目の峠・霧平トンネルへの登りで、やっと私以外の人を発見。追いついてみると、ヨシダさんかと思いきや、なんと亀太郎のすーさんじゃありませんか。お久しぶりです、足尾300での粕尾峠の登りでご一緒して以来です。こんなところで再会出来るとは。車とすらすれ違わないほど人里離れた区間でしたので、色々お話出来てとても嬉しかったです。しかし昼間でもこんなに車が少ない区間だとは。昼間なら景色も良いし、ナイトランしなくて良かった。こんなところで何かあったら本当に遭難しますよ。
そしてようやく本日の最高峰、霧立峠に到着~。時刻は10:55。55kmを3時間半かかっていますので、意外に良いペース?霧立峠の区間は霧立国道という国道なのですが、この国道はツーリングで有名なのか、非常に多くのバイクのライダーさんがいました。国道に入るまでの無人ぶりは何だったんだ、という程の賑わいです。
そして3つ目の士別峠を越えると、やっと士別の町に突入。956km地点、時刻は11:27です。看板が曲がってますよ?w
実はこの峠の手前に、霧立亭という唯一の商店である蕎麦屋さんがあります。日曜日は休業と聞いていた気がしてスルーしたのですが、実際は普通に営業していたようです。他の方は皆そこで食事をしていたらしく、寄らなかったことに激しく後悔…。この付近で、ようやくヨシダさんと再会します。
士別の町中にある、地味にキツい学田峠というところを越えるとやっと士別の市街地。90kmの道のりを越えて、ついに最終PCのローソンに到着です!時刻は11:57、978km地点なのであと残すは30km!(※今回のコースは1010kmあります)
ヨシダさんと一緒に到着すると、すぐに巡回中のりんぱぱさんがやってきました。昨日北海道入りして、そのまま不休で巡回しているのとこと。本当にお疲れ様です。実はここまで、霧立亭もスルーして頑張ってきたのには理由があります。それは士別にあるという『とっぴ~』に行って、寿司を食べる為!(※とっぴ~は、北海道でメジャーな回転寿司屋さんです。札幌だと、いつも並んでいて入れないところも多い)。出発前のブリーフィングで田中さんが『とっぴ~がある』と言っていたのを私は聞き逃しませんでした(笑)
りんぱぱさんが『何も食べてねーよー』と言うので、『ちょうど回転ずしに行こうと思ってますけど?』ということで意見が一致。隣にいたヨシダさんも巻き込んで、ほんの200mほど先にあるとっぴ~に突撃。
ああ、ここまでグルメを我慢して走ってきた甲斐があった…。ここまで来れば、さすがにゴールは余裕。懇親会は19時からですので、14時には到着出来るでしょう。時間を気にせず、落ち着いて寿司を味わえます(^_^)v
3人でさんざん食べて、会計は1人1000円ちょっと。安くて美味い、大満足。次はさっさとゴールして、ビールを早く飲みたい!(笑)
残りのコースは、ひたすら比布まで一直線。国道40号を南下するだけです。
ゴールまでの途中で、Edge500が999kmに(一番右上の数値)。1000kmを超えてもちゃんとログが取れていました。ちなみにここに来てeTrex30は電池切れ(泣)
最後の峠、塩狩峠。かなり有名な峠のようです。ヨシダさんと一緒に進んでいきます。
そしてついに、1010kmを走破!PC1から一緒に走ってきたヨシダさんと、同時にゴール!ここまで運んでくれた自転車達も、お疲れ様でした(^_^) 時刻は14:25、完走タイムは69時間25分でした。完走30人くらいの中で、私たちが4・5番目とのこと!ちょっと嬉しいw ここまで一緒に走って頂いたヨシダさん、本当にありがとうございました。
pikaさんと田中さんの待つゴール受付で、レシート提出。晴れてゴールです。受付を済ますと、待望のビーール!初1000km完走後のビールは旨いっ!旨すぎる!乾いた喉に浸み渡りますね。
頑張って早くゴールしたおかげで、19時の懇親会まで自転車の掃除とパッキング、風呂に入って多少のんびりする時間があります。この時間を作りたいがために頑張ってきたのでした。明日の朝はすぐに出発せねばならず、のんびりパッキングする時間は無いですからね…。喉を潤した後は、マウントシティまで帰宅。女将さんに完走の報告です。変則的な滞在に対応していただき、ありがとうございました。
そしてその後はお待ちかねの懇親会。田中さんのリードで始まり、主催のpikaさんのご挨拶。主催、運営の方々は本当にありがとうございました。
皆たらふく飲んで、食べて、途中からは1人づつの自己紹介タイム。あっという間に時間が過ぎていきます。この場で、長瀬さんから来年の1,200kmの開催も発表されました。来年も行ってしまおうか?悩みますね(^_^;)
飲み足りない人ばかりなので、さらに2次会へと続く。途中で行き倒れる人が出ながらも、1時くらいまで続いた様子。私は宿の門限があるので、お先に失礼させていただきました。
こうして昨年の1,200kmのリベンジとなった北海道1,000kmは無事に完走出来ました。これでDNFでもしようものなら、来年も行かなくてはならならいところでしたが、良かったです。天気も最高で北海道の景色と風土を満喫することが出来ました。本当に楽しかった(^_^)v
それではラスト、その8の帰宅編につづく。
ゴールしましたね!お疲れ様でした。そっすかー・・・来年1200kmあるんですねぇー・・・うーん・・・ やっぱ無理かな?(笑)
NOMさん
あるみたいです。ぜひいかがでしょうか??(笑)
morouさん、
楽しく読ませてもらいました。1000㎞楽しかったですね。大部分を一緒に走らせてもらったので、自分の走行記録のようです。ありがとうございます。どこかのブルべで会いましょう。
ヨシダさん
おはようございます。一番うれしい方からのコメントです。こちらこそ、後ろに着かせていただきありがとうございました。色々とお世話になりました。
期せずして宿が一緒でしたが、お互いトラブルも無く完走出来て良かったですね。特に思い出に残るブルベでした。PBPもぜひ楽しんでください!
改めて全編通して読ませていただきました。
最初のサロマ湖のセブンぐらいまでは同じブルベだったはずだったのに…
富良野辺りからは全く違う景色を見ていたようですね(^^;; morouさんの写真でしっかり楽しませていただきました( ´ ▽ ` )ノ
完走おめでとうございます。お疲れ様でした!
みいさん
こちらこそ完走お疲れ様でした&おめでとうございます!お互い初の1,000kmでしたね。
確かに富良野のあたりで私でもかなり夕方でしたから、その後に通過すると真っ暗ですよね。明かりもないですし…w
でも、あのお城は全然分からなかったです。見られなくて残念…。また一緒に走りましょう!