Supersixを外装アルテグラDi2(6770)に変更して電動化5 重量編
【Di2化 記事一覧】
- Supersixを外装アルテグラDi2(6770)に変更1 沼への入り口
- Supersixを外装アルテグラDi2(6770)に変更2 パーツ調達編1
- Supersixを外装アルテグラDi2(6770)に変更3 パーツ調達編2:サポートボルト
- Supersixを外装アルテグラDi2(6770)に変更4 パーツ調達編3:ファームの泥沼
- Supersixを外装アルテグラDi2(6770)に変更5 重量編
- Supersixを外装アルテグラDi2(6770)に変更6 取付編:3TのAERONOVA(エアロノヴァ)にエレクトリックワイヤーを通す
- Supersixを外装アルテグラDi2(6770)に変更7 取付編:仮組み、配線①
- Supersixを外装アルテグラDi2(6770)に変更8 取付編:仮組み、配線②
- Supersixを外装アルテグラDi2(6770)に変更9 取付編:カバー取付
- Supersixを外装アルテグラDi2(6770)に変更10 変速調整編
色々授業料を払いながらも、ようやく実際にパーツを組み付け出来る段階まで漕ぎつけました(泣)
今回はパーツを組み付けする前に、気になる重量の測定をしてみたいと思います。Di2にするとバッテリーが増える分、確実に重くなりますからね。自称クライマーとしては、把握しておかねばなりません。
まずはSTI。
315g。5700だと490gなので、-175gです。かなりの重量減。シフトワイヤーの巻き取り機構が丸ごと不要になり、ブラケットは空洞に。その恩恵でブラケットの大きさもスリム化。かなり握り易くなっています。軽いのでダンシングもし易いです。
次はFD。
168g。5700のFDだと89gですので、79gの増量。モーターが増えてもこれだけしか増量していないというのはある意味すごいですね。
RDです。
272g。5700のRDは221gですので、51gの増量です。105⇒アルテグラにアップグレードされるとは言え、あのごっついモーター部分がついていて僅か51gしか増えていないとは驚きです。
次はバッテリー及びバッテリーマウントです。
2つセットで113g。ここからは、純粋に重量増になるパーツですね。
続いてジャンクションAとサテライトスイッチ。
これらは2つ合わせても30gとかなり軽量です。
ということで整理してみます。
STI:-175g
FD:+79g
RD:+51g
バッテリー:+113g
ジャンクション:+12g
サテライトスイッチ:+18g
合計:+98g
あれだけ色々増えているのに、STIががっつり軽くなったおかげで100g未満の重量増に抑えられています。凄いですね。これを11速の6870系にしたらもっと軽くなるのか…。おっと、いけない妄想をしてしまった。
他には各パーツを接続するエレクトリックワイヤーの分だけ重量が増えることになりますが、代わりにシフトワイヤーがアウター/インナー共に不要となる(アウターケーブルは特に重いですよね)ので、この辺は気にしなくて良いかな?と思います。
105からアルテグラに変わったこともあって100g程度の重量増で済みましたが、これ位なら、電動のメリットを活かして積極的にシフトチェンジを行うことで、常に最適なケイデンスで走れるようになるメリットの方が大きいと感じます。特に私は14-25Tというクロスレシオのスプロケを使っているので、細かくシフトチェンジをする恩恵が大きいです。
次回はようやく組み付け編です。