【ブルベ】BRM623R東京300 神流川 その3
■スタートボタン押し忘れの悲劇
嫌がっても仕方ないので、道の駅を出発します。ちなみに道の駅で飲み物を買いたかったのですが、少し見回しても自販機が無かったように見えました。仕方なく道路の向かいにあった自販機で買ったのですが、どこかにあったんですかね?
ここでむつぱぱさんに一緒になりましたので、雨への文句を言いながら2人で下っていきます。お互いにレインパンツは持ってこないという判断をしていた同士だったので、上はともかくレーパンは濡れるに任せるしかない。しかし雨は強くなるばかり、0.5mmどころか2~3mmの雨量です。道にはそこかしこに川が出来ており、水しぶきも盛大です。ダウンヒルすると顔が痛い。そして寒い。
実は道の駅でEdge520に充電をしたのですが、食事時間の15分では十分に回復しなかったので、この繋いだ状態のままサドルバッグに放り込んでいました。
しばらくは下りなのでパワーとか見る必要無いし、道も1本道なので当面不要との判断です。ところが肝心のスタートボタンを押しておらず(充電の際はEdge520の電源を切っている為)、Edge520はサドルバッグの中ですからそのことにも一切気づかず、そのまま山を下り切るまで気づきませんでした…。実に50kmもログが取れておらず、これはさすがにショックでした…。
そして延々と雨の中をダウンヒルして下っていきます。文句は言っていますけれども、ブルベではこういった『予報が悪い方に外れる』ことも特に珍しいことではありません。なのでディスクロードのシナプスを買って、フルフェンダーまで付けて走っている訳です。
他の皆さんには申し訳ないのですが、ディスクブレーキなので下りでもドライコンディションの時と同様に飛ばせます。ブレーキのことを考えて手前から減速しておく必要はありません。フルフェンダーなので、体も自転車も水しぶきは全くかかりません。今まではドロドロになった自転車を見ると、輪行の時や翌日の洗車の事を考えて憂鬱になっていました。それも一切ないので、気分も非常に快適です。
順調に山を下って長瀞に。ここでそろそろ充電も終わっているだろう、とバッグからEdge520を取り出して自分のミスに気が付きます(笑)
■PC2に偶然到着
長瀞を過ぎると寄居です、鉢形城を越えるとPC2のファミリーマートに到着。214km地点、時刻は既に17:20。
実はここがPCと気づいておらず、ここのファミマはイートインが立派なので、『食事をするならここ』と決めていたので入っただけでした!今回は往復コースなので『PC2もセブンイレブン』と何の根拠もない思い込みをしていました…。アホすぎです…。妙にランドヌールが多数入店してくると思ってキューシートをよく見ると、このお店の店名が記載されていて焦りました。こんなことでPC不通過のDNFとかになったら、Naokiさんに合わせる顔がない…。
ともかく軽く食事をして、PC2を後にします。入れ違いでむつぱぱさんと会いました。残りは85kmですが、どこかでもう一度補給の必要がありそうです。雨はまだ普通に降っています。寒い。でも走り出したら何とかなるだろ。
■ゴールまでが長い
今回のチェックは、PC2が最後。しかしここはまだ寄居。川崎まで85kmもあります…。そして行きに箱根ヶ崎駅に荷物を預けているので、それも回収しないといけません。小川町~ときがわ~越生~毛呂山~日高~飯能~入間とやっとの思いで埼玉県を走破。金子のあたりのアップダウンが地味にきつい。ここらあたりで19時くらい、日の沈む夏の空が綺麗でした。
途中、日高市で道路でも鉄道でもない高架下を通過します。これって、あの秩父太平洋セメントの向上に石灰石を運ぶ『23kmもある石灰石運搬用のベルトコンベア』ですかね?
東京に入ると起伏は無くなりますが、埼玉県内は小川町とか入間とか、結構丘が多い。今回は後半も全くタレることなく最後までイーブンなペースで走ることが出来ました。序盤からひたすらパワーだけを見て、登りでもFTPの7割前後(自分の場合、140~150Wくらい)を超えないように管理して走りました。登りでも容赦なく早めにシフトダウンして、ケイデンスは80前後を維持。
登りは時間を短縮するチャンスなので、従来はFTPを超えて走るのが好みでした。今回は気持ちを抑えてそれを一切せずに走ったところ、最後までパワーをかけた走りが維持出来ました。トレーニングとしては宜しくないですが、アベレージを上げるにはパワー管理は非常に有効ということが分かりました。
東京に入ると、すぐに箱根ヶ崎駅です。忘れずに輪行袋と服を回収。
ここまで来たら、残りは40km。ところが東京に入ってからは、特に府中と川崎の信号峠が凄かった。渋滞と合わさって、ひどいと100mおきに信号に引っかかる。踏切もあるし、救急車も2度やってきて、路肩に退避したり。あと、溝口があんなに発展しているとは思いませんでした。田舎民としては驚いてしまったw
ペースとしては、15時間半の21:30にはゴールに帰れるかな?と思っていましたが、信号峠のおかげで21:50にゴールPCに到着。無事に15h50mでゴールです。
これ以上遅くなると武蔵小杉から電車で帰るのが徐々に困難になっていくので、21時台にゴール出来て良かった。裏にあるジョナサンに移動し、ゴール受付していただく。Naokiさんとshihoちゃんに挨拶とおしゃべりして、電車の時間もあるので退散させていただきました。私は武蔵小杉駅から湘南新宿ラインで帰るので、『あの』駅構内の移動だけで10分はみておかないと、30分に1本しかない電車を逃すことになります。
無事に輪行準備をして、必死に歩いて湘南新宿ラインに乗車。久しぶりのR東京ブルベは無事に終わりました。主催のNaokiさん、R東京のみなさんありがとうございました。とりあえず200と300の認定は取れましたので、残るは400と600ですね…。参加するのがハードル高いな…。
ん?給電しながら走らないのですか??私はいつもそうしていますけど・・・
今まではPCでの休憩時に充電するだけで、何とかなっていたんです…。ロングなら仮眠時。今回はPCが少ないので、充電が間に合いませんでした。
運用を見直したいので教えて欲しいのですが、雨の日はどうしていますか?
EDGE510を使用しています。もう10時間も持たないのでいつもTOPチューブバックにモバイルバッテリーを入れて給電しながら走っています。雨の日はバッテリーをビニル袋に入れてあとは普通に給電しながら走っています。
雨の日の場合、本体側は端子がむき出しになると思いますが、意外と大丈夫なんでしょうか?長いマイクロUSBケーブル買って、走りながら充電試してみます。
雨でも過去問題はありませんでした。あとコードによっては「給電中にはGPSが使用できない」種類があるのでご注意下さい。一度それで使用できなくてあせったことあります。ちなみにコードはよく携帯用とかで売っているコード巻取り式のものを使用しています。
ありがとうございます。やってみようと思います。
そういえば、Edge500の時代は更にバッテリーが持たなかったので、色々試行錯誤していたことを思い出しました。