ライト関係

【ブルベ装備】ブルベで使うライトについて お勧めのヘルメットライト4つ+1(ヘッデン・ヘルメット用ライト)編

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ブルベで使用するライト編のその4です。今回はヘルメットに装着するヘルメットライト(いわゆるヘッデン・ヘルメット用ライト)です。

ライトの性能が上がったためか、最近は使っている人が減っている印象のヘルメットライト。便利なので今後も私は使うつもりですが、首が疲れるという人もいて、メリットばかりでは無いようです。

ちなみに私がヘルメットライトを買った時に、エントリを書いていたな…と思い確認してみると、何と7年も前でした…。この時に買ったものを、今でも現役で使ってます。でも流石にベルトのゴムが伸びてきたので、そろそろ買い換えたいです…。(追記:2018/08/19に出た千葉の400で、ライトを道に落として車に轢かれました…もう買い換えようかな(笑))

■意外と使えるヘルメットライト

ヘルメットの尾灯は必須の団体も多いですが、流石にヘルメットのフロントまで必須の団体はありません。しかし意外とメリットが多いので私は使い続けているのですが、仲間を増やすために以下にメリットを挙げてみます。

1、サイコン、キューシートを照らす

夜間にサイコンの数値やキューシート、GPSのルートを確認するのに大活躍です。サイコンやGPSのバックライトを付けても良いですが、ヘルメットライトがあればサイコンのバッテリーの持ちが大幅にupします。キューシートの場合はバックライトなんてある訳ありませんから、ヘルメットライトが必須装備ですね。

ちなみにDi2のリモートスイッチを使っていると、ブラケットから手を離さずにガーミンのバックライトをONに出来ます。サイコンのバッテリーが減りません!とか書いておきながら、私は便利さに負けてバックライトを点灯させています。。。

2、進行方向を照らせる

ダウンヒル時に非常に有効です。当然ながらライトは正面しか照らしてくれませんが、ヘルメットライトなら顔を向けた方向を照らすことが出来ます。可動式ライトですね。コーナーの出口を照らしてくれますので、ただでさえ不安な真っ暗闇のダウンヒルの安全性が向上します。街灯もない林道を深夜にダウンヒルしなければ良いのでは…?等の疑問を持ってはいけません。

3、車へのアピール

2と共通しますが、顔を向けた方向を照らしてくれますので、脇道から出てくる車の方をわざと照らして、牽制したりすることが可能です(ドライバーの方向を照射する時は、一瞬で済ますように注意しましょう)。また車にしても自転車にしても、通常はライトは固定されているものです。そのためライトが左右に動くということは、対向車からするとそれだけで『あれは何だ?』と注意喚起を促すことにつながり、見落とされたり強引に右折される可能性が減ると思います。

4、3灯目のライトとして(予備・冗長性)

メインライトと比べると光量は落ちますが、3灯目のライトを持つことになります。最近のヘルメットライトは明るいので、路面を照らす役目も(メインライト程では無いにせよ)普通に果たせます。またフロントライトが死んでしまった時のバックアップとしても、非常に有用です。バッグやハンドルの上にメインライトをもう1つ積んでおくよりは、今まで述べた様な使い方をしつつ、バックアップ用としても備えておく…というのが無駄が無いように思います。

■求められるスペック

これらの事を考慮して、2018年時点でのヘルメットライト(ヘルメット用ライト)のスペックをまとめてみます。

軽量であること

ヘルメットに装着するものなので、軽量であるほど良いですね。だいたい100g以下だと、ストレスが無いと思います。

明るさは50~100ルーメン

当然ながら明るければ明るいほど良いのですが、用途からしてメインライト程の光量は不要ですし、どんどん重く大きくなっていきます。私が使っているライトの数十ルーメンでも十分ですので、MAXで100ルーメンもあれば多くの人には問題なさそうです。

防水

ある程度の防水性も必須です。ヘルメットライトそのものが、アウトドアだったり建設現場などのそれなりに過酷な状況で使用されるものが多いので、全く防水性の無い製品の方が少ないです。実際にランドヌール的なハードな使用で壊れないかどうかは使ってみるしか無いです。ある程度の防水等級がついていれば、良しとしましょう。

単4

出来れば乾電池駆動が楽です。製品の大きさの制約から単4を使用する製品が多いのですが、単4が2本で駆動する製品だと更に管理が楽。エネループ4本で回せるからです。最近はハイパワー化が進む一方で、単4×3本という製品が多くなっており、2本の製品は探すのが意外と難しい…。

■おすすめ製品4つ

モンベルや好日山荘に行けば沢山の製品が並んでいますが、4つほどピックアップしてみます。

1、キャットアイ SL-LD400 DUPLEX

DUPLEXの弟分、SL-LD400です。キャットアイのカテゴリーでは『ライト』ではなくて『セーフティライト』に分類されるので、VOLTシリーズではありません。一応前も後ろも照らせるのですがね…。

このライトはフロントの明るさが30ルーメンしかありません。車などに自分の存在を知らせるポジションライト、キューシートやサイコンの画面を照らすという用途がメインになります。しかし前照灯として使えない以外はなかなか秀逸だと思います。

  • 軽い。電池込みでわずか51g。
  • 長時間駆動。フロント点灯でも100時間。
  • 安い。約2,000円で買えます。

ヘルメットに付けるにはなかなか良いのではないでしょうか。ヘルメット用のゴムバンドが付いているのも良いです。以降に紹介する『ヘルメットにぐるっと巻く』タイプのベルトでなくて、自転車ヘルメットに装着する前提ですね。

ちなみにモードはフロント点滅 or 点灯しかありません。リアは必ず点滅モードになります。リアだけ消す、などは出来ません。

2、プリンストンテック BYTE

プリンストンテックは、約40年前にニュージャージーのプリンストンで創業したアメリカのライトメーカーです。私も2011年に現在のライトを購入するまで知りませんでした。この『BYTE』というライトをもう7年も使っていますが、

・軽い。重量わずか64g
・ローモードで2晩は持続するランタイム
・明るい(ローモードの明るさは明記されておらず不明…)
・防水性。IPX4

と不満はありません。ローモードの明るさが不明なので確認したいところです。また単4が2本で良いので電池の管理が楽。それと防水性もあります。電池フタにパッキンも何も無く樹脂のフタがはまるだけなのですが、一度も浸水していません。7年もの間、SR600だろうが何だろうが酷使してきましたが、全く問題無し。唯一の問題は、点灯していなくても電池が減っていく点。私が買ってから7年も経った今のモデルなら改善されているのかも(未確認)。

3、ジェントス NR-001D

ここもランドヌールの間ではシェア高し。定番です。価格が安いですが、国内メーカーなので安心。この製品も要件を満たしており必要十分。難点はランタイムが短いことですが、エネループを持って走れば解決です。そのための単4×2本駆動。

また単3×1で良いのであれば、同じくジェントスの『CP-095D』これもお勧めです。

USB充電式

最近は中華製品も増えてきましたので、1つ紹介しておきます。こちらのヘッドライトはIPX5と防水の等級も高く、ローモードなら15時間持続するとあります。重量は50gなので軽い部類です、乾電池の重量もありませんので。それとセンサーがついており、点灯/消灯が手をかざすことで操作可能です。

ライト沼もはまるとキリがありません。メインライトにあれこれ投資するのであれば、ヘルメットライトに投資するのも1つの手です。

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ABOUT ME
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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