ディスクブレーキ

【ディスクブレーキ】ディスクロード輪行 タイオガのスルーアクスル対応リアエンド金具を使ってみる

morou2

ディスクブレーキの輪行記事が人気なので、あげておきます。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

油圧ディスクになったら『輪行が大変そう』と思っていたのですが、意外と手間では無かったので結構な頻度で輪行をしています。今はオーストリッチのスルーアクスル用エンド金具を使っているのですが、

Amazonで検索すると必ず出てくるもう1つのエンド金具(タイオガ リアエンドホルダー2)が気になっていたので、買ってみました。こちらもスルーアクスル用(クイックもOK)で、ディスクロードで輪行をしたい場合、対応するエンド金具は今のところこれかオーストリッチの2択になっていると思います。

※2019年12月にオーストリッチから待望のディスクブレーキ専用エンドスタンドが出ました。

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■タイオガ リアエンドホルダー2(スルーアクスル対応)商品概要

パーツ構成

パッケージはこのようになってます。結構大きくて焦ります。

全長は17.5cmあります。

スルーアクスルは12mm対応です。

このような本体と、

異なるエンド幅に対応するためのネジが付属します。ちなみに、小さい方はクイック用です。なのでスルーアクスル『対応』の製品であり、スルーアクスル専用という訳ではありません。リムブレーキのロードにも使えますので、いずれディスクロードが欲しいと思っている人は当初はリムブレーキ用として購入し、ディスクロードを買ったらディスク用として使うことが可能です。両方所有している人は共用出来ますので非常に便利。

重量

重量は180g。大きいですが、オーストリッチの片持ちエンド金具も130gありますので、大きさの割に軽いです。樹脂製だからですね。オーストリッチからの重量増は思ったほどでは無いですが、このサイズだとオーストリッチの輪行袋に入れておくのは正直厳しいです。

■使ってみます

準備

大きくて扱いづらそうですが、実際に使用してみるとそうでもありません。意外と簡単です。まずは、自転車をひっくり返します。

下側のチェーンに、このシャフトの部品を置きます。置くだけ。

次に、本体を用意します。形は違いますが、見慣れたオーストリッチのエンド金具と構造は一緒ですね。

こいつをシャフトと合体させます。

シャフトの両端を嵌めます。

幅調整ボルトの取り付け

次は、両端に幅調整用ボルトを取り付けます。先ほどのコイツです。

これを両端にねじ込んでいきます。手で回すだけでスムーズに入っていくので、自分のフレームのエンド幅まで挿入します。

エンド幅のメモリがありますので、私の場合は『142』の部分まで入れます。後で微調整が可能なので、だいたいでOK。

このような状態になります。この段階でも、まだチェーンの上に乗っかっているだけの状態です。

装着

ここまで出来たらいよいよ装着です。まず準備として、リアディレイラーをローから3枚目位の位置に動かしておきます。次に左手でエンド金具の本体をつかみ、右手でフレームを押さえつつ、エンド部分までぐいっと引っ張ります。リアディレイラーのバネに逆らって引っ張りますので、少し強めに引く必要があります。

リアエンドの場所まで引っ張ったら、スルーアクスルを装着します。

ここまで来たら、後は角度を微調整しながらスルーアクスルで固定するだけです。従来のオーストリッチのエンド金具と要領は一緒です。クイックの締め具合を調整する必要が無いので、むしろ楽です。

スルーアクスルの固定力が強いので、かなりガッチリ固定されています。地面に置いた場合の安定感が凄いです。ちなみにRDの位置をローから3枚目にしておく事で、ちょうどここの位置にチェーンが来ます。もう少し内側でも良さそうですね。

装着の手順は以上です。

改良点

ちなみにシャフトと本体それぞれに、このような嵌合するための切り欠きがあり、斜めから力がかかってもずれない様に工夫されています。Amazonのレビューを見ると初期型はこの切り欠きが無いために回転してしまうという指摘があったのですが、現在は改良されています。

意外なメリット

既にお気づきの方もいると思いますが、オーストリッチの片持ちエンド金具には無いメリットがあります。それは『リアのスルーアクスルを固定に利用する』という点です。従来のリムブレーキの輪行では、外したリアのクイックをエンド金具の固定に利用していました。それと同様の構造なので、外したスルーアクスルを別途持ち歩く必要がありません。

私も、今までは輪行の際に外したリアのスルーアクスルを、リアホイールに挿入していました。しかしその状態だと特にどこかに固定されている訳ではありませんので、輪行中に外れてきて少々邪魔でした。また、最悪の場合は輪行準備をした駅などに置き忘れてくる恐れもあります。

しかしこのエンド金具(樹脂製ですが)であれば、そのような心配はありません。

まとめ

オーストリッチの片持ちエンド金具

と比較すると、重量は約50gほど重いです。ですが大きさの割には軽量で、スルーアクスルを使って固定することもあり、安定感は抜群です。

少しでも軽量にしたい場合はオーストリッチの片持ちを使い、リュックを使って移動する・宿やコインロッカーに置いておけるなど、この大きさを収納可能な場所がある場合はタイオガを使うという使い分けが出来ると思います。値段も手ごろですし、1つあって損するものではありません。これは良いです。

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  1. 匿名

    これ本体のミゾがすぐに折れてしまいます。

ABOUT ME
@morou2
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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