さて皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近忙しくて、あまり自転車に乗れていません。でもようやく試験も終わったので、これから乗っていきたいなーと思います。思うのは簡単なんですがねー。。。
■パイオニア用レックマウント購入
さて少し前の話になるのですが、パイオニアのサイコン『SGX-CA500』用のマウントを新しくしまして、レックマウント(Rec Mount)にしました。
レックマウントは、ご存知の通り自転車やバイクの様々なマウントを製造・販売している会社(で良いんですよね?)でして、とりあえず自転車に関しては、全てのハンドルやサイコンに対応させることがコンセプトらしいです。
そのため、最近流行りの『ステム・ハンドル一体型』のハンドルについては、どんなにマイナーでも対応マウントがリリースされています。画像はTREKのハンドルですが、マニアック過ぎますよね…。
現物を取り寄せてテストして設計したりするコストを考えたら赤字のものも多いと思うのですが、とにかくブランドのコンセプトがはっきりしているのは良いことですよね。
でも恐らくかなりの少量多品種生産だけあって、お値段は少々高め。私の場合は3つのパーツを買ったのですが、合計1万円くらい。それでも品質は良くて、造りはとてもしっかりしており、価格相応の買い物であったと思っております。何しろ私の問題を解決してくれるのは、現時点ではレックマウントしか無かったのですから。
■買った理由
パイオニアの純正マウントは使いづらい
このサイコンを買った人はみんな思っていると思いますが、とにかくパイオニアのサイコンマウントは使いづらい。本体そのものも、使いづらいけど。Edgeシリーズに慣れてしまうと、機能の退化を受け入れないとならない場面がいくつか出てきます。トレーニング機器としては、素晴らしいのですけどね。
まずは本体自体がゴツイのもあり、ハンドル回りはこのパイオニアのサイコンを1つ付けたらそれで後は何も付けられない、という感じです。
ロードレースなら良いですが、ハンドル回りに色々装着する必要のあるブルベにはこれは辛い。まあサイコン本体の機能としてもLAP距離を測定する機能がなかったりするので、ブルベの際はEdge520を今後も使うことになりそうです。でも使い分けするのって、意外と面倒なんですよね。
ライトをつけられない
そもそも日本の道路を走るには、ライトとベルの装着が必須なのですが、このゴツいマウントを付けた上で、どうにかしてライトとベルを装着する必要があります。今までライトとベルの装着方法を散々試行錯誤してきて、色んなマウントやベルを無駄にいくつも持っているランドヌールの私ですら『どうやってライト付けるんだよ』と思った位ですから、普通の人にはかなりハードルが高いのではないでしょうか?
■解決策
パイオニア用 レックマウント
で、結局お金で解決することに。困ったときのレックマウント!ということでこの問題はお金を払えば解決します(笑)
私が買ったのは、
・SGXCA-narrow+GP(下がGPというパーツ)
・GP-CATHT2(キャットアイ用ライトアダプター)
の2つ。
SGXCA-narrow+GPというのはパイオニア用のマウントとライトアダプター用のアダプターがセットになったもの。アダプターにも、ライト用(当然、ライトのブランドによって形状が異なる)やアクションカメラ用など色々ありますので、マウントとアダプターの間にかます中継用のアダプターが必要になるということですね。
とりあえず、キャットアイのライトを付けたいのであれば、このセットを買えばOKです。
本体
裏側
GP
・ライトアダプター
最後にキャットアイのライト台座(フレックスタイト)を分解して、スライドレールの部分だけをライトアダプターと合体させて完成となります。
サイコン本体の取り付けは、このネジを台座側に押し込んでスライドレールを露出させ、取り付けます。取り付けたらネジを締めるとサイコン本体が固定されるという仕組みです。
■取付後
実際に取り付けるとこんな感じになります。
マウントの固定力は、2本のアームで固定しているだけあって全く問題ありません。アームは細いのですが、このハンドルの場合はこれを付けると他には何も付けられなくなりますので、後はレックマウントを拡張して対応するしかありません。
また鋭い方はお気づきと思いますが、ライト(Volt800を付ける予定)を付けるとDi2のジャンクションと干渉寸前です。と言うか、角度によっては干渉します。Di2のジャンクションもレックマウントのジャンクションホルダーを使っているのですが、何とかしないといけないかも。
■まとめ
ということで、パイオニアの純正ホルダーが気に入らない方はレックマウントがお勧めです。固定も全く問題無いし、ライトも付きます。
ライトとベルが無いと、そもそも道路交通法違反であるばかりか、車とぶつかった場合には違反車両ということで、相手側の保険会社から指摘されて保険金が減額されたりする可能性もあります。
また綺麗にハンドルのセンターにサイコンが来るようになりますので、大変見やすいですし、見た目のバランスも良くなります。
取付も簡単ですので、一家に一台いかがでしょうか。
ABOUT ME
当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。
昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。