パーツのインプレ・カスタマイズ

タイヤキーなど3製品を比べてみる タイヤインストール(タイヤペンチ)比較

タイヤインストール系の3製品がようやく揃いましたので、使用感の比較をしてみたいと思います。このTacxの『T4620』がしばらく欠品していたんですよね。

■タイヤレバー(タイヤペンチ)3製品

以前はこんな便利な製品はありませんでした。『タイヤをはめる時は、手でやってなんぼだ!』という風潮もあったと思います。確かに手で完結出来る事に越したことはありません。しかし私の様に握力が低いと無理。女性はもっと無理。

なのでタイヤレバーを使ってタイヤを嵌めていましたが、最近は便利な製品が出てきたので乗り換えました。ミシュランの黄色いタイヤレバーが販売終了になる時に『一生分を確保』と6本ほど買ったのですが、使い切る前に出番が無くなってしまいました。

ミシュランタイヤレバー愛しのミシュランタイヤレバー

さて3製品とは何かといいますと、

グランジ タイヤインストール

Tacx タイヤレバーセットT4620

タイヤキー の3つです。

グランジ タイヤインストール

それでは早速見ていきます。そもそもこれらの製品の通称も確立されていませんね。タイヤペンチだったりタイヤインストーラーだったりタイヤレバーだったり。この製品は『タイヤインストール』です。他のブランドにもOEM製品が出ています。

大きさからして、明らかに自宅でのメンテ用です。背中のポケットに入るとは思いますが…。パンク修理の時にこれが出てきたら少し焦ります。

これらの製品の基本的な使い方は一緒です。『くの字』になっている方を最後に残ったビードに引っかけて、

もう片方を支点にして反対側のリムに当てます。そしてテコの力でぐいっと強引にビードを引っ張ると、手では嵌らなかったビードが嵌ってくれるという寸法です。この時に一発で全てのビードを嵌めるのではなく、1/4くらいづつ嵌めていくのがポイントです。最後は『くの字』の部分をビードに引っかけることが出来なくなってきますので、そうなったら手で嵌められます。

このタイヤインストールは大きいだけあって、非常に扱いやすいです。握る部分が大きいので安定して作業が出来るし『くの字』のツメ部分もしっかりしているので外れにくいです。本体の素材も強度があり頑丈なので、力を入れても大丈夫。

ビットリアのタイヤは相変わらず個体差があるので、嵌らないタイヤは本当に嵌らないです。これらの製品を使ってもかなりの力が必要になるのですが、ペンチ自体に強度が無いとタイヤペンチの方が負けてビードが上がらなかったりします。その点、このタイヤインストールなら強度的には全く問題ありません。

Tacx タイヤレバーセット T4620

次はTacxのT4620というタイヤレバーとセットになった製品です。これとタイヤキーはツールボトルやサドルバッグに入れて携行する製品です。

このように、タイヤレバーとタイヤペンチが一体になって収納が出来る省スペース性が魅力。

重量ですが40gです。タイヤレバー2本もセットになっていますので、こんなものでしょう。

まずタイヤレバーですが、デザインが優先されていて先端が細く、やや使いづらいです。しかし同じくTacxのタイヤレバー『T4615』も同じようなデザインなので、Tacxとしてはこれが標準の形状です。

それでは実際にインストーラー(Tacxでは『タイヤセッター』という呼称)を使ってタイヤを装着します。今回のタイヤはヴィットリアのコルサ28C。途中まで手で嵌めていきますが、タイヤが微妙に小さめなのか?盛大に1/5周ほど残したところで手ではビクともしなくなりました。ここからインストーラーを使っていきます。

まずはフック状になっている側をビードに引っかけます。

支点になる側をリムに引っかける。

ここからビードを持ち上げていきます。ところが…ここまでは上がるのですが、インストーラーの強度不足なのか?ビードの圧力に負けてフックが外れてしまいます。何度かトライしたのですが、ビードを嵌める事は出来ませんでした…。タイヤの手ごわさに比べて、本体の強度が不足しているようです。

しかしここまで固くないタイヤであれば、普通に嵌める事が出来ると思います。携帯性とデザインも良いですので、自分のタイヤで試してみて嵌める事が出来るのであれば、持ち歩いても良いと思います。

タイヤキー

次はタイヤキーです。

こちらは以前インプレしていますが、改めて簡単に紹介します。

タイヤキーはツールボトルに入れるに値するのか?実際に使ってインプレする少し前に話題になった『タイヤキー(TyreKey)』ですが、1つ買ってみました。本当に出先でタイヤの装着に使える代物なのか?伝統のミシュ...

まず重量は20gと軽量です。これでタイヤを外す、嵌める、の両方が出来ます。タイヤレバーを携行する必要はありません。

このようなフックをビードにかけて、グイっとビードを上げる仕組みです。画像は以前コルサの25Cを嵌めた時の物です。タイヤキーを使いながら写真を撮るのは大変なので、使い回しで許して下さい。

今回はTacxで嵌められなかったヴィットリアのコルサ28Cにトライしてみます。画像が無く申し訳ないのですが…相当苦労をしましたが(汗だくでした)、タイヤキーを使ってタイヤを何とか嵌める事が出来ました。

ビードが嵌っていない部分がとにかく長かったので、3度ほどに分けてビードをリムに嵌めていきました。タイヤキーは厚さもあって本体の強度も高いので、パワーをかけてビードを持ち上げる事が出来ます。ただしこの製品、形状に制限があるので28Cのタイヤまでしか対応していません。30C以上の太さに対応する大きなバージョンも出して欲しいところです。

■まとめ

総合すると、それぞれこの様な感想です。

  • グランジ タイヤインストール:最も作業性は良いが、持ち歩く製品では無い。自宅で作業するなら1本あって損はしない。
  • Tacx T4620タイヤレバーセット:タイヤレバーとセットになっており、ツールボトルの中で場所を取らない。従来型のタイヤレバーを使いたい人はこちらがお勧め。
  • タイヤキー:形状が独特なので新たな使い方に慣れる必要があるが、大きさ・重量の割に作業性は良い。慣れたら最も使いやすい。28Cまでなので注意が必要。

グランジは1本あって損は無いですね。安いですし、置いてあるお店も多いと思います。Tacxとタイヤキーはお好みで…と言ったところ。タイヤキーの方が手ごわいタイヤでも嵌める事が出来ますが、事前に練習して全く新しい使い方に慣れる必要があります。そこを乗り越えられる人なら、タイヤキーの方が良いでしょう。ハズレも多いですけども、新しい道具が出てくるのは良い事ですね。長年生き残るだけの理由がある昔からのタイヤレバーか、携行性が魅力のTacxか、タイヤキーを使うか。悩みどころです。

 

 

 

 

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