Edge530

Garmin Edge530/830 インプレ/レビュー『ClimbPro(クライムプロ)』で峠を楽しく登る(前編)

Garmin Edge530/830(ガーミン)話題の新機能『ClimbPro』のインプレです。既に各所で紹介されているものの、今一つ詳細が分からないので自分で動作を確認してみました。2回に分けて紹介します。

■そもそもClimbPro(クライムプロ)とは

予めEdge530/830にコースを入れておくと、上りセクションに突入した時にピークまでの残り距離や標高差・平均勾配をリアルタイムでビジュアル表示してくれる機能です。

クライムプロの何が良いの?

今までもコースの断面図を表示してくれる『高度ページ』というものがありましたが、それの進化版ですね。

ClimbProはこんな機能
  1. 峠の進捗状況がビジュアル化されるので、峠が楽しくなる。
  2. 初挑戦の峠でもペース配分が出来る。
  3. 残り距離が分かるので、心が折れない。
  4. 峠のプロファイルを調べなくて良い。

クライムプロの動作中は、画面が徐々に動いて自分が峠を登っていく様が分かりますので、かなりの心の支えになります。残り距離も何も分からずに闇雲に走るよりはるかに良いです。また今までは『ピーク地点の標高』や『麓からピークまでの距離』をルートラボの画面で地道に調べてメモしていました。

高低図1
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他にも、終盤で下りになって『終わった!』と喜んで下っていたら、再び登りが現れて死にそうになった…いわゆる『フェイクピーク』に騙されることも無くなります。渋峠とかそうですね。こういった事の多くをクライムプロが勝手にビジュアルで表示してくれるようになります。

クライムプロで出来る事

クライムプロが表示してくれる事項です。峠区間に突入すると、以下の情報がリアルタイムで表示されます。

ClimbProの表示項目
  • 残り距離・残り標高・残り区間の平均勾配
  • 斜度を色分けして表示
  • コースの高低図と現在地
  • 総獲得標高・現在の標高

欲しかった情報が網羅されている感じです。『こんな情報は要らない。本能のままに走る』という方はクライムプロの機能をOFFにしておきましょう。

■事前準備と仕組み

事前準備

クライムプロの機能を使うには事前の準備が必要です。

ClimbProの事前準備
  1. 設定からクライムプロのメニューに入り、有効になっている事を確認します。
  2. Garmin Connectを使って、走るコースを予め転送しておく。
  3. そのコースを使ってナビを開始する。

1ですが、デフォルトでは有効になっているはずです。確認するためには、メニュー⇒設定⇒アクティビティプロフィール⇒ライドタイプ選択⇒ClimbPro でOKです。また走るコース作成してを事前に入れておくことが必須。ここが少々面倒ですね。Edge830を使ってその場で作成したコースでは不可です。『コース』に登録されているコースが対象となります。

この『コース』に登録しないと認識されません。

トレーニングページの並びを確認

クライムプロが発動すると、トレーニングページにクライムプロのページが割り込んで表示されます。その時の並び順も確認しておきましょう。デフォルトではページ1の次に表示されるようになっています。

またクライムプロページの表示項目変更画面も他と同じく用意されています。この表示項目1と2は表示する項目を速度や距離などに変更することは可能なのですが、非表示にすることは出来ません。下記画像の『分割数:2項目』という項目が選択可能なので一見すると変更可能に見えるのですが…。

その先の画面に進んでも何も変更出来ません。変更されてしまうと、クライムプロの意味が無いということなのでしょう。

登り区間の認識の仕組み

それでは、Edge530/830ではどのようにして登り区間を認識しているのでしょうか?

海外のレビュー記事には、クライム区間の認識条件として下記の3つを同時に満たすことが挙げられています。

クライム区間の認識条件
  • 距離が500m以上ある
  • その区間の平均勾配が3%以上ある
  • スコアが3,500以上である

スコアというのは、距離と平均勾配を掛け算したものだそうです。例えば距離が1,000m、平均勾配が4%であれば『1,000×4=4,000』と算出します。1,000mで平均勾配4%であれば、スコアが3,500以上になりますので基準を満たすことになります。

コースを取り込むと、クライム区間を確認することが出来るようになります。念のためどんな区間になっているのか確認してみましょう。『メニュー』⇒『ナビゲーション』⇒『コース』⇒『クライム確認』から確認出来ます。

ここで注意したいのは『連続した距離500m以上かつ勾配が3%以上』の区間があれば、ひとくくりになってしまうという事です。ストラバのセグメントとは異なりますので気を付けましょう。『自分のイメージする峠区間』が、必ずしもクライムプロの区間と一致するとは限りません。

例えば私がいつも走りに行く埼玉の白石峠では、峠の入り口まで行く前の区間も平均4%程度の登りが数キロに亘り続きます(西平交差点から峠入口までの事です)。そのため、その『手前のアプローチ区間』と『峠区間』が1つの区間として認識されてしまいます。上記の画像で言うと3番目の区間がその白石峠を含む区間です。白石峠セグメントは約6.4kmなのですが、4km手前の区間と合算されてしまっています。

この様に、クライムプロを楽しむには仕様を理解しておく必要があります。事前の準備も必要になりますので、この記事を良く読んで予習しましょう。次回は実際の画面で紹介します。

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Edge530/830は長く遊べそうですので、実質無料ですね。Amazonは単体だと高いですがセットだと安いです。

長い付き合いになると思いますので、シリコンケースも買いましょう。

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