【ブルべ】BRM1023たまがわ 鬼怒川600完走しました 走行編その1
ここから走行編です。まとめ編はこちらから。
■スタート~C1まで
※『C』とはコントロールのこと。たまがわではPC/通過チェックの呼称を統一し、全て『コントロール』としています。
当日は7時スタート。コロナで参加人数を絞っているためエントリーも全部で20名程度。スタッフ側もやることがないので30分前の6:30集合となっています。
私は車でスタート付近の駐車場まで移動。スタートが7時と遅いのは集合が楽で良いのですが、もしギリギリ隊になると23時近いゴールになります。600km走ってヘロヘロの状態で渋谷や新宿を通って電車で輪行帰宅するのは非常に辛いため、家族と交渉して車を土日とも使えるようにしました。
今回はスタートとゴールが8kmほど離れているため、その中間地点のタイムズに車を駐車。住宅街の真ん中にあるタイムズだったので、約40時間も駐車して1,200円と非常にリーズナブルでした。
そのタイムズに車を止めて、タイムズの目の前にあるコンビニで軽量化。すっきりして落ち着いて準備をしますが、久々の長距離のためやらかしが発覚。Garminの拡張バッテリーを持ってきたのに、レックマウントが拡張バッテリー対応ではありませんでした。
私はEdge530を2台使っている(サイコン用とナビ用)ので、600ともなればEdge530と言えど拡張バッテリーは必須。Edge530を2台使っていると、1台の拡張バッテリーを使いまわし出来ますから非常にコスパが良い。のですが、対応マウントが無いと単なるモバイルバッテリーです。拡張バッテリーは、モバイルバッテリーとして使えるようにUSBの出力ポートが付いているので、Edge530にはケーブル接続で充電することにします。
しかし拡張バッテリーからマウント接続で直接給電する予定だったので、microUSBのケーブルは荷物にありません。道中のどこかに100円ショップがあると思いますので、お店を見つけ次第購入することにします。ケーブル関係はコンビニで買うと800円とかするので、絶対に買いたくありません…。
前日の雨で若干濡れた路面を走りながらスタートに到着。ぜっとさん、momさんと雑談をしてスタート受付を済ませます。そもそものエントリー数が少ないのですが、DNSの方も何名かいてこの日の出走は10名程度。
ブリーフィングを聞いて車検を受けると順次スタートです。このBRMはたまがわの人が多く、先週も大洗銚子のスタートで会いましたよね?という人がちらほら。
しばらくは多摩川沿いを進んでいきますが、川沿いを外れると途端にひどい渋滞。稲城大橋の手前です。たかだか2km程度の距離に20分もかかってしまいました。
ここを抜けると順調に進むようになり、立川や福生、青梅を通過してコントロール1。途中でトレインが8~9名ほどになって『これは長過ぎてまずいな…』と思ったのですが、出走が10名ほどでしたからほぼ全員が固まって走っている時間帯があったのですね。
44km地点のC1(ファミマ海田岩蔵街道店)の到着は9:22。結果的にはそれなりのアベレージでした。
ここでは、まだ参加者が固まっていたので会話をする余裕もありました。ここから先は徐々に分散してしまい、2日目以降は誰とも会わない状況が続くのでした。
■C2まで
次は57km先のC2、小鹿野のローソンを目指します。本来はセブンイレブンがCなのですが、コロナで店舗前での飲食が禁止されてしまい、やむなくローソンでの証跡もOKになったものです。この小鹿野のローソンは、私が初めて主催した『小鹿野200』で折り返しCとして使わせていただいた店舗です。こんな形でCとして復活しようとは感慨深い。
C1を過ぎてしまえば、後は走りやすいコースが続きます。ただし、ひたすら登っているのですが。
山王峠を越え、有間ダムの脇を通過し、山伏峠に到着。
ダウンヒルの後はR299に合流し、秩父の街へ。小鹿野まで平坦と思いきや、PC2まで意外とキツイ勾配が続きます。おまけにこの日は北西からの風が吹いていました。
コース的にはスタートからPC3の道の駅なんもくまでは、ひたすら北西の方角に進んでいくため見事なまでに全編向かい風。しかも風が強い。ディープリムのホイールが風に煽られます。
向かい風の中、2~3%の登りをひたすら我慢して進んでいくとやっとC2に到着。101km地点、ローソン小鹿野飯田店です。時刻は12:13。
ここでは軽くナポリタンとおにぎりを補給します。この先は山岳地帯なのでコンビニなどはないため、補給食のエナジーバーも2本ほど追加。稲城大橋の渋滞から一緒に走っている、岡山から越して来たばかりという方もすぐに到着しました。この方とは西那須野までCごとに顔を合わせることになります。
■C3まで
次は57km先のC3、道の駅なんもくを目指します。山岳地帯に入るのでひたすら登り。その前に、群馬国との国境である土坂峠を越える必要があります。ローソンを出るとすぐに登りが開始。後半で一気にきつくなる峠で結構大変でした。約1時間かかって到着。相変わらず標識の情報量が多い。
ここから先はだらだらと3~4%程度の斜度を登っていくのみ。天気は非常に良かった。
でも向かい風が辛い。途中の道の駅上野でたまらず休憩を入れてしまいました。
実はぜっとさん、momさんも車で巡回しており、この時の同じ時間に道の駅上野にいたもよう。私はトイレで顔を洗って済ませてしまったのですが、反対側で食事をしていたとのこと。この先の道の駅なんもくではレストランでの食事の提供が終わってしまっていたので、私も上野でちゃんとした食事を摂れば良かったと後悔。なんもくでも16時くらいまではレストランが営業していると思っていたのですよね(食堂の営業時間は14:30まで)。
2人は既になんもくに到着していると思っていたら、湯の沢トンネルの手前あたりで突然後ろから抜かされて非常に驚いた(笑)
向かい風にとても苦労しながら、どうにかC3の道の駅なんもくに到着。158km地点、時刻は15:15。道の駅で有人チェックが開設されており、写真を撮ってもらいました。大変分かりやすく向かい風にヤラれた顔をしていました。。。
しばし談笑して、腹ごしらえのために食堂へ。既に食事の提供が終わっている時間なのですが、きのこそば/うどんのみは作ってもらえるとのことで、きのこそばをオーダー。
ここから先はようやく下り基調。明日まで大きな登りはありません。日も傾いてきたのでカステリの袖を装着。二人に見送られてリスタートです。このAJベスト、ブルベで使うのは初めてな気がする。。。
走行編のその2に続きます。