iGS630のファームがアップデートしてver1.11に

iGS630にファームアップデートが来ました。ver1.05からver1.11に更新されました。

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■主な更新内容

アップデートされた項目は、全部で22項目。適当に日本語訳にすると以下の通り。

  1. 一部の地域でコース外のナビゲーションを修正しました。
  2. E-shiftingのチェーンステージ(※ギアポジションのことと思われます)が正確に表示されない問題を修正しました。
  3. Di2フライチャンネルの再編成を追加しました。
  4. 速度と距離のデータを正しく計算できない問題を修正しました。
  5. パワーメーターのキャリブレーションを繰り返し思い出させる問題を修正しました。
  6. バッテリーステータスの表示が不正確である問題を修正しました。
  7. ライドページのレイアウトを最適化しました。
  8. 一部のページの表示を最適化しました。
  9. 履歴レコードのチャート情報を追加しました。
  10. タイプ別のセンサーの管理メニューを追加しました。
  11. センサーの無効化と有効化の機能を追加しました。
  12. 高度のキャリブレーションを追加しました。
  13. 古いメッセージをチェックする機能を追加しました。
  14. 逆方向の機能を追加しました。
  15. コース外の矢印方向に追加。
  16. 地図上に通りの名前の表示を追加しました。
  17. GPX / FIX / CNX/TCXのトラックファイルをケーブルでインポートする機能を追加しました。
  18. 異なる地区を横断しているときに地図が表示されない問題を修正しました。
  19. トレーニングコースの字幕を追加する機能を追加しました。
  20. トレーニングコースにコメントする機能を追加しました。
  21. トレーニングコースにリマインダーを追加しました。
  22. トレーニングコースのリマインダートーンを最適化しました。

■ナビ機能に関する改善

私はiGS630をナビとしてのみ使っているため、ナビ以外の機能については何のことを指しているのか分からない項目もあります。しかしナビに関しては、現時点では誰よりも使っている自負があります(笑)

それでは私が分かる範囲のアップデート項目を順に見ていきます。

まず1000kmを走行中に発生したナビに関する不具合は以下の記事にまとめました。既にその内の2つほどが改善されたと思われます。1と18ですね。さすがフットワークが軽い。それぞれ、ナビ中に突如『ルート外れ』と表示される不具合、突如マップが表示されなくなる不具合です。

いずれも発生頻度が低いため、改善状況の検証が困難なのが残念。

また14は逆方向に走行するルートを作成出来る機能の追加のように見えるのですが、そのような機能の実装は確認出来ませんでした。何のことを指しているのでしょう?

進行方向矢印の追加

15はルートに矢印が表示される機能追加と思われます。

マップの情報量増加

16についてはマップの情報量が増えて『産業道路』など道路の名称が表記されるようになりました。また道路にも色の濃淡がつき、メリハリがついて表示されるようになっています。しかし多摩川(東京、神奈川では非常にメジャーな川)が表示されないのは相変わらずです。荒川は表示されるのに、何故?

このiGS630ですが、マップに関しては世界中のマップを使うことが可能です。当然ながら自社開発ではなく、OSMを使っているようです。OSMには多摩川も載っているのですが(当たり前)、どういった経緯でこのようになるのか興味があります。

PC経由で転送する機能の実装

17はPC経由でルートファイルをiGS630本体に転送出来る機能追加ですね。これは当初から出来ると謳われていたのですが実際には対応しておらず、『記載が間違っている』と指摘した機能でした。ようやく実装してきました。

今回は、テストとして『2021BRMkinugawa600』というファイルをPCから本体のCoursesフォルダにコピーしました。テストして分かったことは、ルートの転送方法によって同じファイルが別々に扱われてしまうということです。

どういうことかと言いますと、

ルートの転送方法による違い

  • PC経由での転送:PCとiGS630をケーブルで接続し、iGS630のフォルダにルートファイルを置くと、iGS630ではそのままGPX/TCXファイルとして扱われる。
  • スマホでの転送:PCを使わずにiGPSPORTのスマホアプリにGPX/TCXファイルを取り込むと、仕様として強制的にCNXファイルに変換される。iGS630でナビをするにはアプリからiGS630に転送する操作を行うが、CNXファイルが転送されるためGPX/TCXとは別のルートファイルとして扱われる。

iGS630の本体、そしてアプリでも、現時点ではルートファイルに関してCNXが基本という位置づけであるようです。その為にiGS630内にあるCNXファイルとGPX/TCXファイルは同じルートでも区別されて扱われます。ファイル形式が異なるので当然なのですが。

今回はテストとして、先ほどの『2021BRMkinugawa600』のファイルをPC経由とスマホ経由の2パターンで転送しました。結果としては、同じ名前のルートがファイル形式違いの別ルートとして併存することになります。

こちらが本体のフォルダの状態です。coursesフォルダの中に鬼怒川600のルートが2つ存在しています。CNXファイルの方は、先頭に番号が付番されています。

この現象ですが、『同じルートファイルをわざわざPC経由とスマホ経由の両方で取り込む人なんていないでしょ?これの何が問題なの?』と感じる人が多いと思います。

ところがアプリでのルート確認方法が異なるため、注意が必要なのです。スマホ経由でiGS630に取り込む場合、CNXファイルに変換されていますのでこれまで通り『デバイス』⇒『ロードマップ』からルートを確認することが可能です。

ところがPC経由で取り込んだルートはGPX/TCXのままです。そのため上記の場所にルートは表示されません。『データ管理』⇒『ロードブック』からルートを確認することになります。この仕様は非常に分かり辛いため、ぜひ改善して欲しいですね。

当初、まさかGPXファイルが別の場所に格納されているとは知らずに『GPXファイルはアプリでは表示されない』とTwitterでつぶやいてしまいました。その数時間後にiGPSPORTの公式アカウントに拾われて返答がきます(表示されないというつぶやきは、以下の会話のツリーの上の方にあります)。このフットワークの軽さは評価したいところ。

ナビ精度の改善

またナビの精度も改善しました。従来は自動ズームが働いて縮尺50mに拡大されると、ルートの描画が盛大にずれていました。

これがここまでしっかり描画されるように改善。従来であれば縮尺50mの画面の中で2度も右左折があったら盛大にズレていた場面です。

ただしまだ完全ではなく、こんな感じで道の無い場所をショートカットしろとか言ってきたりすることもあります。

標高の校正

標高の校正機能が実装されました。

私が確認できた個所は以上です。その他、変速の表示やパワメの校正に関するバグが改善されているようです。今後もこのペースで改善してくれたら有難いところです。もう一度今回のレベルのアップデートが入ったらかなりストレス無く使えると思っています。個人的には、今のところまぁまぁ気に入って使っています。

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