埼玉県民が和田峠に登ってきました

東京と神奈川の境にある激坂で有名な峠、『和田峠』に初めて登ってきました。

さて今週から夏休みです。実はGWからいわゆる四十肩になってしまい、整体に通っていました。既に3か月が経過していますが、回復するどころか痛みが出てくる始末。やっと整形外科に行くと炎症を起こしていると言われ、その日のうちにステロイドを肩に注射されました。もはや四十肩ではなく肩腱板炎という立派な病気です。

常に痛みとしびれがあり寝るのも大変なので、常に寝不足な感じ。夏休みと言ってもどこかに走りに行く気になりません。ということで、さいたま市から輪行で行ける峠として和田峠に行ってきました。

いつも白石峠や定峰峠に行くときもさいたま市から輪行して高麗川駅まで行くのですが、川越線がローカルなので乗り換えの待ち時間が多く、1時間かかるのです。和田峠へも輪行で1時間で行けてしまうので、たまには違う峠に足を伸ばしてみることにしました。

■和田峠とは

東京と神奈川の県境に位置する峠です。標高690m。峠のピークには茶屋があります。すぐ近くにある陣馬山への中継地として人気のようです。中山道(長野県)にも和田峠がありますが、こちらは黒曜石で有名ですね。

ストラバの『和田峠』セグメントでは、距離は約3.6km、獲得標高は約344mとなっています。埼玉の白石峠は距離が約6.4km、獲得標高が約540mです。和田峠の平均斜度はほぼ10%であり、白石峠よりもキツいプロファイルです。

ただ個人的な感想としては、(距離が同じだったとして)白石峠の方がキツく感じます。和田峠は後半に一気に斜度が上がり(14~15%になる)、標高の辻褄を合わせてくるタイプ。白石峠は延々と10%前後が続くタイプ。和田峠は後半の1kmくらいだけ死ぬ気で頑張れば良いので、その方が楽でした。この辺は完全に個人の好みの問題ですね…。

ちなみにこちらがiGS630版のクライムプロの和田峠プロファイル。最後に一気に斜度が上がることが分かります。頂上までの距離が13.3kmとなっていますが、前述の通り峠区間としては最後の約3.6kmが該当します。

■今回のアプローチ

さいたま市から八王子駅まで輪行。東京側から登りました。最寄り駅は高尾駅になりますが、中央線は八王子止まりが多く、高尾まで行くのは逆に時間がかかるため八王子駅スタートとなりました。

■登ってみる

当日は八王子駅まで輪行。組み立てて輪行袋を片付けたのが8:45。既に暑いです。八王子は大都会ですね。大宮よりはるかに大都市。

都市部を抜けて、八王子霊園の近くを右折すると徐々に登りが始まります。木陰が多くて走りやすかった。

陣馬街道に入ると北浅川と並走するようになります。

早くもドリンクの残量が少なくなってきたので、ふれあいの里で補給。暑い。

和田峠へのアプローチに入ると、道幅が一気に狭くなります。狭いとは聞いていましたが、ここまでとは。このあたりはまだ斜度が緩い。ちなみに和田峠に行くと決めたのはこの日の朝だったので、まともに予習をしていません。この後に地獄が待っているとは夢にも思っていませんでした。

そして先に進むにつれ、斜度がどんどんキツくなっていきます。残りの距離は減っていきますが、残りの標高は減っていきません。『残り標高の帳尻は、一体いつ合うのか…?』と思いつつ必死で登っていると、斜度が14~15%という表示になってきます。写真を撮る余裕など全くなし。

『果たしていつ終わるのか?』と思いつつ進んでいると、唐突に建物が見えてきます。これが峠のピークにある茶屋だったのですが、この時はここがピークだとは全く分かっていませんでした。

小さな峠なのですが、茶屋があるということすら知りませんでした。驚きつつもサイダー(税込100円)を注文して水分とカロリーを補給。うまい。

しばらく滞在して心拍数が落ち着くと、峠を下ってセグメントの入口へ。ここは登りよりも下りの方が危険ですね。斜度がキツ過ぎて、ひたすらブレーキをかけ続けます。ローターが加熱されて、久々に分かりやすく熱かったです。私の場合、マージンを削って前後のローターが140mmということも大いに関係すると思います。

入口まで戻りましたが、まだ脚が残っていたので2本目を登ることに。まあ、まだ20km程度しか走っていないですからね…。この画像の見切れている部分にビールの自販機があったのですが、飲みたくて仕方がなかった。

2本目になると勘所が分かるので、かなり余裕をもって走れるようになります。ブログ用にヘアピンの写真も撮影してしまいます。

最後の方はヘアピン1回の高低差がえぐいですね。白石峠でもここまでではありません。

2本目は、1本目(約23分30秒)よりも1分短縮(約22分30秒)。2回目の登頂は帰路分の燃料補給として茶屋でコーラを飲みました。

2本こなして満足したので、酷暑の中を八王子駅へ戻ります。12時に到着して、輪行袋に収納し、駅ナカのそば屋で食事をして帰宅。電車内は非常に涼しいので、体力の消耗は最小限に抑えることが出来ました。

さいたま市⇒高麗川駅も輪行で1時間、さいたま市⇒八王子駅も輪行で1時間だったことから訪問した和田峠。予習をするのが面倒なので、毎回白石峠に通ってしまうのですが、予習はしないと割り切ると気軽に知らない峠に行けるので楽しいですね(その分、苦労しますが)。

暑い間はシーズンオフと割り切っているので、今後も輪行で美味しいところだけ走るライドをしたいと思います。