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【レビュー】カステリ INTENSO UL SHOECOVER(インテンソ UL シューカバー)

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カステリさんから、シューズカバー『INTENSO UL SHOECOVER』を提供いただきました。早速(コロナで1週間寝込んでいましたが…)レビューさせていただきます。

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INTENSO UL SHOECOVER
INTENSO UL SHOECOVER

■総合評価

  • 価格も手頃で使いやすい『とりあえずこれ買っておけ』的オーソドックスなシューズカバー。
  • 摩耗しがちなソール周辺は補強がなされており、耐久性に優れる。
  • GOREのWINDSTOPPERを使用しており軽量で防風防水。

商品名の『intenso』はイタリア語です。英語では『intense』に相当するらしい。激しい、きつい、集中している、という意味の形容詞です。ULは『UNLIMITED』の意味とのことで、オフロードでも使える耐久性のある製品ラインです。激しいグラベルライドでもOKなシューズカバーというネーミングでしょうか?

■入手経緯

いつもは『購入動機』となるこのパートですが、今回はカステリ社のご厚意によりこちらのシューズカバーを提供いただきました。そのため『入手経緯』としています。

きっかけは、『シューズカバーを使ってみませんか?』とのカステリ社から声をかけていただいたこと。カステリ製品に年間xx万使っている私ですが、実はシューズカバーはまだ使ったことが無かったのです。もちろん興味はあったのですが、例によって種類があり過ぎて、どれが良いのか分からなかったのですよね…。

最近の人気商品は今回の『INTENSO UL SHOECOVER』とのことでしたので、使わせていただくこととなりました。

■製品概要

まずは『INTENSO UL SHOECOVER』の製品概要を確認します。

スペックについて

サイトに記載のスペックは、以下の通り。

  • 価格:9,900円
  • 重量:180g
  • カラー展開:ライトブラック、イエロー、オレンジ、エレクトリックライム、サヴィルブルー、フィアリーレッド
  • サイズ展開:S、M、L、XL、XXL
  • メイン生地:GORE-TEX INFINIUM WINDSTOPPER
  • 対応温度帯:0~14度

GOREのWINDSTOPPERを使うシューズカバーの中では最も価格が安いです。カラー展開が6色あることも特徴です。

カステリシューズカバー製品の中でのポジショニング

例によってカステリのシューズカバーは、主なものだけで9種類もあります。どれも高性能な製品なのですが、種類が多すぎて違いが分かりづらいことが難点です。このことは裏を返せば、『自分に合うアイテムが必ずある』ということでもあります。

ここでは冬用の温度帯を持つ5つの製品スペックを並べて比較することで、INTENSO UL SHOECOVERの製品ラインナップの中での位置づけを確認します。各項目の点数は、カステリの製品ページに記載されているものです。今回は比較する項目が多いため、表を2つに分けました。

名称 断熱 防水 防風 通気 軽量 合計点
INTENSO UL SHOECOVER 4 4 5 3 3 19
ESTREMO SHOECOVER 5 4 5 3 2 19
RoS 2 SHOECOVER 3 4 4 3 3 17
PERFETTO SHOECOVER 4 3 5 4 4 20
ENTRATA SHOECOVER 3 3 4 3 3 16

名称 価格 温度帯 重量(g)
INTENSO UL SHOECOVER 9,900 0-14 204
ESTREMO SHOECOVER 20,350 -10-5 238
RoS 2 SHOECOVER 13,200 3-12 222
PERFETTO SHOECOVER 12,100 2-14 179
ENTRATA SHOECOVER 7,700 4-14 179

INTENSO UL SHOECOVERは、価格では5つの中で4つ目のリーズナブルさ(それでも9,900円します)ですが各項目の合計点では19点。意外にも総合力の高さでは上から2番目ということになります。メイン生地にGOREのWINDSTOPPERを使っているので、防水/防風性能が高いことが寄与していると思われます。価格と性能のバランスが取れた製品ですね。

このINTENSO UL SHOECOVERを基準に、より暖かさが必要ならESTREMO、軽さならPERFETTO、フィット感ならRoS、価格重視ならENTRATAという使い分けになるのでしょうか。

細部の紹介

この製品は大きく3つのパネルから構成されています。風の当たる前側はGOREのWINDSTOPPER、ジッパー部分は伸縮性の高いネオプレン、ソール周辺はUNLIMITEDらしく補強された生地が使われています。ネオプレン部分には、縦に反射素材つき。

裏側は裏起毛です。上部には得意のシリコングリッパーを装備。

UNLIMITEDモデルはSPDシューズを始め様々なソールのシューズを想定しているので、底面がベルクロで大きく開きます。この仕組みはINTENSOのみ。

つま先部分を裏返したところ。複数のパーツが組み合わされた立体的なパネリングになっています。ぶ厚くて針が通り辛そうな生地ですが、着用しても縫い目を感じることがない高い縫製技術です。コストがかかってますね。

■実走レビュー

実際に着用したレビューです。

サイズ感について

まず私の足のサイズについて。使っているロードのシューズはスペシャのS-WORKS7で、サイズは42。cm換算では26cmです。カステリのサイズガイドによると40-42がMサイズとなっていますので、Mサイズを送っていただきました。

フィット感としてはジャストフィット。Mサイズの上限なので装着時にはワンサイズ上が良いかな…と感じるのですが、着用してしまうとピッタリで快適です。

ただしS-WORKS7はアッパー部分の生地の強度が高いため、薄くすることが可能でスリムな造りになっています。私はfizikの『TEMPO POWERSTRAP R5』の42サイズも持っているのですが、こちらのアッパーは割と厚め。試しに履いてみたところ割とキツく、S-WORKS7よりも装着に苦労しました。

着用時について

このINTENSOですが、前述の通りソール周辺は補強された生地が使われています。この部分は伸縮性がありませんので、装着時に少々の強引さが必要になります。

ジッパーも一番下まで下ろすことが出来ないので、画像の状態からかかとに被せるまでがちょっと大変です。ここはジッパーを延長するなどして改善して欲しいところ。
※2022/12/27追記:シューズを履く前に、先にシューズカバーを履いてしまう方が楽というコメントをいただきました。試したところ確かに楽でした。順序としては
・シューズカバーを履く(カバーは足首のところまで上げておく)
・シューズを履く
・カバーをおろし、つま先をセット
・踵をセット
となります。

ここを突破してしまえば、

綺麗に決まります。この補強された部分はいったん履いてしまえば、風も水も通さない、岩や枝にこすれても破けない、型崩れしない等、最強の性能を発揮します。

ちなみにジッパーの内側にはフラップが付いており、ジッパーからの風を防ぐ仕様になっています。折りたたんだままジッパーを上げてしまわないように注意しましょう。

このシューズカバーはカラーバリエーションがあるのですが、残念な点は全てのカラーで後部のネオプレン部分が黒になってしまうこと。後ろから接近する車に対しての視認性も非常に重要なので、せっかくイエローなどの高視認性カラーがあるのであればこの点はぜひ改善して欲しいです。

実走レビュー

早速極寒のサイタマを走ってきました。この日の気温は、十分に日が昇った朝8時にも関わらず『-0.6度』。対応温度帯の下限を突破しています。撮影場所は比較的交通量が多い地点なのですが、この寒さ。

ここから荒川CRに出るのですが、河川敷は更に冷えており-2度でした。上半身は『ALPHA RoS2 JACKET』+『FLANDERS WARM LONG SLEEVE』を着ているので全く問題無いのですが、写真を取るためにグローブを外しているうちに寒さで指が痛くなってしまい、証拠画像の撮影は出来ず…。指がもげる。

その気温の中を35km/h前後で走りましたが、足は全く寒さを感じません。履いているシューズは通気性の高いS-WORKS7です。さすがに少しは寒さを感じるだろうと予想していましたが、良い方に意外でした。

特に下側の補強部分がWINDSTOPPER以上に風を通さない感じで、良い仕事をしています。

ペダリングについては、固さなどで妨げられることもなく快適です。他のモデルは補強部分が無い分だけ更にスムーズなはずで、ちょっと使ってみたくなってしまいました。シューズカバーも沼ですね。

防水性

最後に防水性です。メイン生地はGORE-TEXなので表面に撥水加工がなされています。どの程度の性能なのか、水を直接かけて試しました(汚いシンクで申し訳ありません…)。

完全に水を弾いています。これで真冬の雨ブルべも安心です。泥水に突っ込んでも汚れが減りそうですね。

■まとめ

各性能がバランス良く高い次元でまとまっており、更に価格の安さも兼ね備えた『とりあえずこれ買っておけ』的な優れたシューズカバーです。

基本性能の高さだけでなく、真っ先に摩耗するソール周辺が補強されており長く使うことが出来ると思います。そこも含めて『リーズナブル』ですね。ダートやグラベルに入る人にも必須の製品と言えます。

カステリの中では、カラーバリエーションのある唯一の男性向けシューズカバー(女性向けは『DINAMICA SHOECOVER』も5色のカラーバリエーションがあります)でもあります。

非常に汎用性の高い製品なので、何を買うか迷った方はまずこちらの製品を買ってみても良いと思います。

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INTENSO UL SHOECOVER
INTENSO UL SHOECOVER

※カステリ社から当ブログ用のクーポンコードを発行いただきました。クーポンコード『RideJapan』を入力すると15%OFFになります。使用は1回のみ、セール商品は対象外となります。

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  1. とお

    靴履く前にカバーを足にセットして靴履いてからつま先被せれば良いかと思いますよ

    • morou2

      とおさん
      コメントありがとうございました。試したところ、確かに楽でした。記事にも追記させていただきました。

ABOUT ME
@morou2
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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