ライト関係

【ブルべ】OLIGHT(オーライト) RN1500のブラケット変換・改造方法

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昨年(2020)の10月に買ったOLIGHT(オーライト)の『RN1500』を使うべく、ブラケットをキャットアイのフレックスタイト用に変換・改造しました。ブルベが無いので使う機会が無く、購入してから半年間以上も放置していました…。備忘録として、純正のGarmin互換ブラケットからキャットアイのフレックスタイトへの変換・改造方法を紹介します。

完成形です。

■概要

OLIGHT(オーライト)から出ているRN1500ですが、非常に優秀なスペックのライトです。端子がUSB Type-Cなのもポイントが高い。しかし、唯一の泣き所としてブラケットがGarmin互換のため使いづらい。変な独自ブラケットを作るより、Garmin互換にしてきた点は評価は出来ます。ただライトはサイコンよりも遥かに場所を取るので、Garminマウント方式だと回転させる場所が無いんですよね。

でも、実はRN1500よりもEdge1030の方が長かったりします。それでもサイコンは視認性が重要なので一等地を与えられるのに対して、ライトはどうしてもその次になってしまうんですよね。いずれにしてもRN1500をGarminマウントで使うスペースは無いのが現実なのです。

そのため、市販の商品を使ってブラケットをキャットアイの『フレックスタイト』で使えるようにしてしまうという工作が主流になっています。フレックスタイトは非常に優秀なブラケットなので、『フレックスタイトで使えるRN1500』という組み合わせなら現時点で最強と言えます。今回はその手順の紹介です。

■用意するもの

それでは早速変換、改造していきます。まずは以下のものを用意します。

キャットアイのブラケットスペーサー(画像左)

キャットアイのブラケットスペーサー(型番:5445330)です。ライト側にこれを装着することで、フレックスタイトに装着出来るようになります。使わないキャットアイのライトが余っていたら、そこから奪ってくるのも良いでしょう(摩耗度合いに注意)。

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ゆるふわーくす ブラケット変換アダプター(角型)

先ほどの画像の右側の商品です。キャットアイのブラケットスペーサーと本体の間に、こちらの変換アダプターをかまします。こちらのアダプターは、台座とパッド(2種)、固定用ネジ、タイラップのセット商品です。台座とパッドはいずれも3Dプリンターによる造形品です。ライトの形状に合わせて角型と丸型が選べます。今回は角型を使用します(角型、丸型はリンク先のページで選択出来ます)。

接着剤

ブラケットと変換アダプターを固定する際に使用します。私は家にあったセメダインのスーパーXクリアを使いました。

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フレックスタイト

持っていない人はいないと思いますが、フレックスタイト用に変換しますので、フレックスタイトが必要です。今までVolt800などを使っていれば、それをそのまま使用するだけですね。

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■変換・改造の手順

ブツが揃いましたら作業に入ります。

純正のアダプターを外す

まずはライト本来についている純正のマウントを外しましょう。2.5mmの六角レンチで外れます。

本体を見るとネジの穴が中まで貫通している様子です。浸水しないようにビニールテープか何かで塞いでおくのが良いと思われます。細長い穴はマウントの位置決め用です。

台座にブラケットスペーサーを取り付ける

ゆるふわーくすさんの台座にキャットアイのブラケットスペーサーを取り付けます。

台座に接着剤を塗り、ブラケットスペーサーを接着します。失敗出来ないので接着する前に一度仮組みしてみることを勧めます。仮組みでも割としっかりはまります。外す際に破損させない様にしましょう。

接着したらネジで固定します。

パッドを取り付ける

次はパッドを取り付けます。接着などはせず取り付けるだけです。パッドは『平面用』と『湾曲用』の2つありますので、ライト側の形状により使い分けます。RN1500の場合はわずかに湾曲しているので湾曲用を使用します。装着すると中央が凹むように(3Dプリントで)積層されています。

タイラップで固定する

最後に、タイラップを使用してライト本体に台座を固定します。スイッチの位置に干渉しないように注意。かなりしっかり固定されるのですが、摩擦を増すためにビニールテープを巻いています。

このように台座を逆にすることも可能です。配光を逆にすることなく下吊りが出来ます。乾電池式のライトが主流だった時代にHL-EL540でやっていましたね。

※2021/11追記:タイラップの2本締めだと衝撃でライトがずれてくることがありました。現在は下記のようにタイラップを3本巻き、それぞれをペンチで固く締め上げています。以降は微動だにしなくなりました。

■完成

これで完成です。台座の厚みの分だけ高さが増えてしまうため不安定な印象を受けるのですが、強度的には全く問題無いと思います。タイラップでの固定力も十分。

この改造によりスペースの無い場所でもRN1500が使えるようになり、非常に実用的なライトになります。ランドヌールはハンドル上のスペースに余裕などありませんのでありがたいですね。

RN1500は300lmで12.5h持続するうえ、USB Type-Cで短時間の充電も可能というハイスペックさです。一家に1台用意しておきましょう。

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ABOUT ME
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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