【レビュー】追加のマウントに最適。iGPSPORT アウトフロントマウント『M80』

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iGPSPORTのアウトフロントマウント『M80』のレビューです。実売1,500円台の価格ながら高品質で、大型のサイコンにも対応するアームの長さとなっています。

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■総合評価

  • Garminマウントと比べても遜色のない使用感
  • Edge1040のような大型サイコンも装着可能なアームの長さ

iGPSPORTから販売されるサイコンマウントです。実売価格1,500円程度ながら、大型化するサイコンに対応する使いやすさを備えています。

■入手経緯

通常は『購入動機』とする項目ですが、今回はこの製品を購入していません。そのため『入手経緯』としました。

きっかけは、iGS630を購入して記事を書いてTwitterでつぶやいていたところ、iGPSPORTの中の方からリプライをもらったりして接点が出来ました。そして恐らく以下の記事を見ていただいたようで『iGS320も実際に使ってみませんか?』とのオファーをいただきました。

当ブログの趣旨は『世の中に伝わっていない価値を(良くも悪くも)伝える』ことですので、協力させていただくこととしました。iGS320も購入しようと思っていたところだったので、渡りに船というやつです。

それからしばらくして、iGPSPORTの代理店である日直商会さんから荷物が届きました。中はiGS320他、センサー類など一式(HRモニター、ケイデンスセンサー、スピードセンサー、アウトフロントマウント)。

iGS320やセンサー類は既に使っており、レビュー記事も書かせていただきました。

ところがマウントについては、私はレックマウントのステムフェイスプレートのネジと共締めするタイプを使っていることから使用機会が無かったのです。ところがEdge1040の購入に伴ってアームの長いマウントを使用することになり、デビューとなりました。

■製品概要

製品概要です。

  • 価格:1,650円(税込)
  • 重量:49g(公称値、実測値とも)
  • 対応ハンドルバー径:31.8mmのみ
  • アーム長:85mm(クランプ中心-マウント中心)
  • 型番:M80

価格は1,650円。Garminの純正マウントは6,000円以上しますので、非常に安価です。

また重量については、公称49gのところ実測も49gジャスト。

Garminのフラッシュアウトフロントマウントは47gです。Garminに対して2gの重量増に抑えています。

パッケージ

パッケージです。iGPSPORTSの他のセンサー類と同じく、側面がオレンジ色のパッケージテイスト。

裏面には31.8mmのハンドルに対応すること、GPoProなどの吊り下げ式アクセサリーに対応することが記載されています。

箱の中身はシンプル。本体の他、同梱品は2.5mmのレンチのみ。

外観

ステムの左側にクランプするタイプです。クランプ部から絞り込むようなデザインになっており、そこにロゴが記載されてアクセントになっています。マウント部はネジ止めされており、角度を90度変えることが可能。

裏側です。肉抜きされ、補強が入っています。

マウント裏側。こちらも補強が入っています。

大きさ

Garminの530や1040などに付属しているフラッシュアウトフロントマウント(画像中央)と同じ長さです。重量もほぼ同じなので、Garminからの置き換えも容易ですね(それを狙っているのだと思いますが)。

■レビュー

ハンドルへの取付け

早速ハンドルに取り付け。iGPSPORTのiGS630もついでに装着しています。ハンドルへの取り付けは割とキツめですが、その分しっかりと固定されます。GoProやライトを追加しても、おじぎすることは無さそうです。

上記画像の通りクランプ部をステムにしっかり寄せて装着すると、ステム中心線とサイコンの中心がビシっと合うように設計されています。

アーム長について

アーム長ですが、Garminのフラッシュアウトフロントマウントと同じく85mmです。85mmというのがどの程度なのかイメージしづらいと思いますので、大きさの異なる3つのサイコンを装着しました。

まずはGarminのEdge530。全長は82mmなので余裕ですね。

次にiGPSPORTのiGS630。全長は92mmです。こちらも十分に余裕があります。

最後にGarminのEdge1040です。こちらは全長117.6mm。最も大型ですが、十分に余裕のあるアーム長となっています。

ハンドルに取り付けるとこのような具合です。ステムの種類にもよりますが、ボタン類の操作は問題なく出来ます。

装着時の感触

Edge530、Edge1040、iGS630をマウントに装着しましたが、Garminマウントと比較しても違和感なく装着出来ました。

拡張バッテリーは非対応

ここまで見てきましたが、スペック的にはGarminとほぼ同一。しかし唯一異なる点があります。それは拡張バッテリーへの対応です。Garminのフラッシュアウトフロントマウントはマウント中央部に穴が貫通しており、拡張バッテリーと接続することが可能です。

拡張バッテリーと接続した際もそれなりに防水性がありますので、Garminのマウントはこの部分の加工にコストがかかっていると思われます。それでも4,000円の価格差の説明にはなりませんが。

■まとめ

iGPSPORTから販売されるアウトフロントマウントです。Garminからの置き換えを想定していると思われ、ほぼ同じスペックでありながら圧倒的に安い価格を実現しています。

2台以上バイクがあって、サイコンを使いまわしする人におすすめです。特にGarminユーザーの方はほぼ同一スペックなので違和感なく使えると思います。またiGPSPORTのサイコンもアウトフロントマウントは付属していませんので、必要な方はこちらをお勧めします。

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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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