【レビュー】iGPSPORTの各種センサー(スピードセンサー/SPD70、ケイデンスセンサー/CAD70、心拍計/HR40)

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iGPSPORTさんから提供いただいたセンサー類一式(スピードセンサー/SPD70、ケイデンスセンサー/CAD70、心拍計/HR40)を使用させていただきました。有難くレビューさせていただきます。

メジャーなGarminとスペックはほぼ同じ、それでいて価格は約4~5割と非常にコストパフォーマンスが高い商品です。前から思っていましたが、この手の製品はもはやコモディティ化しており、Garminを買う理由が無くなってしまいましたね。

■共通スペック

今回はタイトルにある通り、3つのセンサーをレビューします。スペックについて、防水性:IPX7と接続方式:Bluetooth/ANT+の両対応は全てに共通するものとなっているため先に書いておきます。

また比較対象としてGarminのセンサーを取り上げますが、こちらも同じくIPX7、BluetoothとANT+に対応しています。

■スピードセンサー(SPD70)

まずはスピードセンサー:SPD70です。

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パッケージ、同梱品

パッケージの中は以下の通り。センサー本体、シリコンストラップ、電池(CR2025)、マニュアルです。

電池は、CR2032よりも一回り小さいCR2025を使用しています。ブランドはmaxell。

スペック

スペックは以下の通り。GarminのスピードセンサーDualは、稼働時間360時間、価格7,040円、重量はシリコンストラップ込みで15gです。ほぼ同じスペックとなります。

  • 重量:7.8g
  • 稼働時間:約300時間
  • 価格:2,750円

実測重量も公称通りでした。

ストラップ込みだと15gです。

外観

本体は角の取れたデザインです。上部に稼働状態を示すLEDインジケーターが装備されています。

シリコンストラップはエッジの効いたデザイン。厚みがあり、伸縮性は低いです。

使用感

エベレスティングの際に使用。データは特に不便なく取得出来ました。ストラップの端が本体部分に隠れるようなデザインとなっています。しかしこのデザイン、見た目はスマートなのですが、非常に外しづらい。

Garminはバンド部分が細いため伸縮性が高く、引っ張るためのつまみもついています。一方、SPD70は外す際に引っ張る部分がありません。ここは改善して欲しい部分です。確かに一度取り付けたら外す機会はあまり無いのですが、いざ取り外すとなるとスポークも相当な障害物になりますので、せめてストラップの形状は工夫していただきたいところです。

その他は特に不満はありません。私のGarminはANT+のみの旧タイプなので、これからもSPD70を使い続ける予定です。

■ケイデンスセンサー(CAD70)

続いてケイデンスセンサー:CAD70です。

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パッケージ、同梱品

パッケージの中は以下の通り。センサー本体、シリコンバンド、電池(CR2025)、マニュアルです。

電池は、CR2032よりも一回り小さいCR2025を使用しています。SPD70と同じくブランドはmaxell。

スペック

スペックは以下の通り。GarminのケイデンスセンサーDualは、稼働時間360時間、価格7,040円です。重量は不明。iGPSPORTもGarminも、スピードセンサーとケイデンスセンサーが全く同じスペックです。

  • 重量:7.8g
  • 稼働時間:約300時間
  • 価格:2,750円

実測重量も公称通り。

バンド込みだと1g増。

外観

本体からバンドを取り付けるためのフックが生えています。稼働状況を示すLEDインジケーター付き。

裏面、内部、バンドです。

使用感

まずは取り付け。画像はシマノ R7000の105クランクですが、一番長いバンドを使用しました。本体の厚さは10mmありますが、私のフレームでは特に干渉もなし。

後はクランクを回転させてセンサーを起動させ、サイコンに認識させるだけで完了です。画像のiGS320およびiGS630、Garmin Edge530に認識させましたが、いずれも問題なくケイデンスが表示されました。

■心拍計(HR40)

最後に心拍計:HR40です。

パッケージ、同梱品

パッケージの中は以下の通り。センサー本体、チェストバンド、電池(CR2032)、マニュアルです。心拍計のみ電池にCR2032を使用しています。

スペック

スペックは以下の通りです。Garminの心拍計Dualは、重量54g、稼働時間3.5年(最長)、価格8,800円となっています。

  • 重量:47g(ストラップ込み)
  • 稼働時間:約1,200時間
  • 価格:4,180円

外観

iGPSPORTロゴの主張が強いデザインです。好き嫌いが分かれそうです。

裏面です。逆さに取り付ける人は少ないと思いますが、左右を区別するための『L/R』の刻印があります。マニュアルには、左右を逆にするなという指示があります。

ベルトです。導電パッド部分の面積はかなり広いです。

使用感

Garminのベルトと同じオーソドックスな使用感。ベルトの装着方法も、Garminと同じくフックで留める確実な方式。ボタンで留める方式も使いましたが、装着後に位置を調整すると外れてしまう事があるのですよね。

Garminの半額以下で至って違和感なく使えます。耐久性などは、これから使って確認していきます。マニュアルを読むと『洗濯機で洗うな』という記載があるので、永く使いたい方は注意しましょう。私は、トレーニング後にシャワーを浴びるタイミングで一緒に手洗いしています。

iGPSPORTにはアームバンドタイプの心拍計もありますが、精度とランタイムではチェストタイプの心拍計にかないません。利便性と信頼性を考慮して選択するようにしましょう。

■まとめ

iGPSPORTの各種センサーのレビューでした。正直なところ、この手のセンサーは色々なメーカーから出ており、性能ではもはや大幅な差別化の要素がありません。

今後はある程度のブランド力や製品のちょっとしたデザイン、価格で選ぶことになると思います。その点、iGPSPORTはサイコンでもしっかりとした製品をリリースしています。センサーでも信頼性が高いと推察されますので、Garminの半分の価格ということもあって今後も使っていこうと思います。

しかしセンサー類の選択肢は、以前はGarminかキャットアイくらいしか無かったのですが、今はこんなに安価に入手出来るようになって便利な世の中になりましたね。

何せ価格が半額以下なものですから、今までは漠然とした不安があって使うことに抵抗がありました。その心配は単に杞憂に過ぎず、普通に使えるものと改めて分かりました。今後は積極的に使っていこうと思います。

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ABOUT ME
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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