ステムを90mm⇒80mmに交換しました
PBPまで後3か月ですが、ステム長を90mm⇒80mmに変更しました。短いステムへ交換した感想を書いておきます。
■経緯
『PBPの3ヶ月前にポジション変えて大丈夫なのか?』と自分でも思います。しかしステム自体は2月にオーダーしており、(面倒だったので)交換作業を今まで放置していただけなのです。
色々と悩んだ上で『ポジションを変えよう』と決めたのは、3ヶ月も前のお話なのでした。
変更にあたっては、何となく『ブラケットポジションが遠いな』と以前から感じていたため。下ハンを持つと丁度良いのですが、メインとなるブラケットを持つとがやや遠い感じです。
個人的には、もっと肘を曲げた状態にしてハンドルを引き付けたい。
これまで使っていたステムは、ワンバイエスのスージーステム90mm。これに交換したのは2021年の3月らしい。
その後はポジションが変わるような装備の変更をしていないはずなのですが…。
そういえば怪しそうなものが1つあったことを思い出しました。それは新型アルテグラ(R8100)へのコンポ変更です。
実は新型のブラケットは、長さが約4mmほど長くなっているのです。雑誌などのレビューでは『人によってはステムを短くする必要があるかも』と書かれているものもあり、徐々に不満が顕在化してしまった可能性があります。
※自分のブログにもしっかり書いてありました。
■購入したステム
さて今回購入したステムは、これまでと同じくスージーステム。こちらの80mmです。
スージーステム自体は、先ほど記事リンクを載せた通り既にレビュー済みです。このステム、見た目が良いのはもちろんですが、ステムの上面にボルトが出っ張らないためにスペースが広くとれる点が秀逸なのです。
Edge1040のような長いサイコンを使っていると、特に重要です。このステムでなければステム上にEdge1040をマウントできません。
■交換後の変化
さて交換してから100kmほど走りました。
たったの1cmですがブラケットが近くなり、肘の角度に余裕が出来てハンドルを引き付けやすくなりました。その分、下ハンが近くなってしまったのでちょっと窮屈です。これはドロップ量の深いハンドルに交換して対応するかもしれません(もし交換するにしても、さすがにPBP後ですが)。
ハンドルが近くなったのでダンシングもスムーズになりました。自転車がしっかりと体の下にあるような感覚で、非常に左右に振りやすい。ステムが短くなったので、操作性が向上するのはまぁ当然の結果ですね。1cm短くなったことでステムの剛性もわずかに向上するでしょうし。面倒くさがらずに、もっと早く交換しておけば良かったです。
逆に短くする一般的なデメリットは、上体が起きることによる空気抵抗の増加とお尻への荷重の増加。それと見た目が悪くなること(笑)
ちなみに重量を量り忘れてしまったのですが、公称重量は80mm:144g、90mm:148gだそうで、4gの軽量化です。誤差ですね。
今回はポジション変更の必要性を感じたら、面倒くさがらずに早めに実施しましょうというお話でした。『(ハンドルやステムを)交換した方が良いのでは…?』と感じたら、面倒がらずに試してみた方がメリットが大きいですね。たかだか1cmですが、されど1cm。
ステムはともかくハンドルの交換は、工数がかかります(バーテープも交換だし)からステムほど気軽には出来ないことは確かです。しかしそのように感じてしまっている時点で体に合っていないということなので、早めに交換して試してみることをお勧めします。と自分に言い聞かせる…。