PBP(Paris-Brest-Paris)

【2023PBP走行記 その17】ゴール後の打ち上げ、ドロップバッグ回収など編

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PBPの走行記録その17です。前回はようやくゴールまで辿り着きましたので、今回はゴール後のお話です。前回(その16)はこちらから。

■ミールクーポンで完走祝い

PBP初心者のわたくし、ゴールした後の勝手がわからずウロウロしているとぜっとさんと遭遇。

ぜっとさんは、先にゴールして食事エリアに入っていたべいさんと会話していました。ミールクーポンは先ほどのコントロールで渡されるもので、残念ながらDNFしてしまったぜっとさんは持っておらず、食事エリアに入れないとのこと。食事エリアはコントロール同様にテントなので、幕ごしに会話するくらいなら普通にできます。
※後日教えていただいた情報によると、コントロールでは、DNF(OTLも同じ)の場合でもブルべカードにランブイエのスタンプを押してくれるとのこと。その際に併せてミールクーポンももらえるそうです。

まずはミールクーポンを使って食事をピックアップする必要があるとのことで、列に並びます。列には日本人の方も並んでおり、お互いに自己紹介するとさかきさんという方でした。何度も2019PBPのブログを読ませていただいた方です。こんなところでご本人にお会いするとは。

すぐにyoshiさんもやってきて3人になりますが、列が動く気配が全くない。処理が遅いわけではなく、何やら入場制限がかかっている様子。テントの中は特に満員でも無いのですけども…。1,200kmを走ってきた完走者を良く分からない理由でこれだけ待たせるとは、これが安定のACPクオリティ。

3人でお喋りして待ちますが、30分以上待つうちにゴールにも雨が降ってきました。yoshiさんは後の都合を考えて早めの電車に乗って帰るとのことで、残念ながら途中でお別れとなってしまいました。道中で何度もお会いしましたし、乾杯くらいは出来ると良いと思っていましたがこのオペレーションでは仕方ありません。その後もさかきさんとしばらく待ち、ようやく入場できました。

なぜか食事の写真を残していないのですが、ビールの写真はありました。もちろんビールは別料金です。

ちなみにビールは画像のワインのフルボトルと同じサイズ(750cl)しかありません(当然6ユーロ:1,000円くらいする)。『缶ビール程度の量で良いのですが…』等は通用しません。PCにあれだけ置いてあったハイネケンはどこに行ったのか?

この銘柄を調べると『La Rambolitaine』というランブイエのクラフトビールで、アルコール度数が6.5%もあります。暑ければPCでビールを飲むというフランス人からすると、1,200kmの後はこれがデフォルトなのでしょう。ちなみに私はこれ位がちょうど良いです。

食事とビールのセットを揃えてべいさんのいるテーブルに戻り、改めて乾杯。するとRAAMに参戦していたランドヌール8のメンバーである某女史と、三船さんよりも早くゴールしたという、某Oさんがテーブルにやってきました。

何故そんな凄い方々が私がゴールしたタイミングでテーブルにやってくるのか良く分かっていませんでしたが(Oさんは私の30時間以上前にゴールしています…)、普段から馬力で飲んでいるからかな?と思い、ともかく賑やかなテーブルに。乾杯!どうもありがとうございます!また神田でホッピーを飲みましょう。

ようやく落ちついて肉を食べながらビールを飲むことが出来ました。互いの完走後に、べいさんと飲むビールの味は格別でした。Congratulations!!

■ゴール後

ゴール後の食事会場で一通り腹を満たしておしゃべりをして、時間も来たので撤収しましょう。

まずは撤収

ゴールのランブイエにも雨は降っていたのですが、打ち上げをしている内に止んでいました。ベイさんやぜっとさんと一緒にランブイエ駅へ移動して、鉄道で宿の最寄り駅であるトラップ駅へ向かいます。

無事に宿に戻り、インドチームとも再開(宿にはインド人が大勢宿泊している)。どうやら今回は、真夏の様な気候の恩恵で彼らの完走率も前回より大幅に高くなったもよう。『完走したか?』とニコニコしながら聞いてきます。

道中で見かけたインドの人は死にそうな表情の人が多かったのですが…あれは暑いのではなくて、登りだから死にそうになっていたのか。

ドロップバッグの引き取り

さて実は、ゴール後の最も重要なタスクは『ドロップバッグ引き取り』だったりします。

グッディースポーツの場合、ルデアックからドロップバッグを回収・運送し、預けた拠点で返却も行います。私はサン・カンタンのベストウエスタンで預けたので、引き取りもベストウエスタン。そして指定されている時間帯が17:00~18:00と1時間しかない。

そもそも、自分の宿泊するホテルの最寄り駅であるトラップ駅に到着したのが17時なので、とてつもなく面倒なのですが、、、誰かが代わりに行ってくれるわけでもないので自分で行くしかありません。しかも暑いし、ベストウエスタンまで自転車で20分くらいかかる。そしてドロップバッグは重い。お金は払うので、そのまま国際郵便で自宅まで送って欲しい。

愚痴を言っても仕方が無いので頑張って引き取りをしてきました。大変だった…。素直にベストウエスタンに宿を取るのもメリットが大きいですね。

たまがわ打ち上げ

次のイベントはたまがわメンバーでの打ち上げ。サン・カンタン周辺に宿泊しているメンバーが多いので、サン・カンタンのレストランで打ち上げです。AR日本橋のメンバーもサン・カンタンで打ち上げしていましたね。

シャワーを浴びて、Uberで移動。私とぜっとさん他、総勢7名での打ち上げ。開始時点では某嫁さんが到着していなかったため、到着してから改めて乾杯!某嫁さんはタイムアウトながらコースは完走し、そのまま打ち上げに参加となりました。

画像はPOKIとクラフトビール。PBPでの食事は美味しかったですが、メニューは相当に偏っていたので野菜とサーモンの美味さが染み渡ります。確かステーキもオーダーした記憶があります。何故か写真は無いのでオーダーしなかったかもしれません。記憶に怪しいところが多すぎる。楽しい打ち上げが終わると、電車でホテルに帰還。

完走したら少しはゆっくり出来るのかと思っていましたが、そのような時間は全くなく(自分で予定を入れているのですが)、23時頃に就寝。

翌日(8/25)は早起きして荷物を全てパッキングして宿をチェックアウトし、パリ中心部に移動してエッフェル塔と凱旋門の写真を撮って土産を調達し、空港に向かう必要があります。遊びに来ているのになぜこんなに忙しいのだ。

私は明後日(8/26)早朝のフライトなので多少の余裕があるのですが、べいさんは8/25夕方のフライトのため、そのリミットに合わせて行動する必要があります。

その18へ続きます。

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ABOUT ME
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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