ヘルメットを購入 OGK AERO-R1 購入レビュー・インプレ
先日、久しぶりにヘルメットを購入しましたので、とりあえずレビューします。
購入したのは、OGKの AERO-R1 です。流行に乗ってしまいました。
■購入動機
1番は、とにかく今まで使っていたヘルメットが古くなっていたからです。購入動機というよりは、買い替えの動機ですね。今のヘルメットは同じOGKのREGASというモデルなのですが、いつ・どこで購入したのか全く記憶にありません。2012年にブルベを始めた時にはすでに使っていたのですが、内側のJCF認定シールを見ると何と2009年と書いてあります。
ヘルメットは紫外線で徐々に劣化するので、一般に3~4年が買い替えの目安と言います。ブルベデビューの年には既に買い替え時期だったということですね。安全に関わることですからそろそろ買い替えないとな…と思いつつも、気に入ったモデルが無いので放置してしまっていたのですが、今回ついに重い腰を上げました。
前からエンデューロに出るたびに、エアロヘルメットを被った人が速そうに見えるので、購入するならエアロタイプが良いなと考えていました。手っ取り早く速くなるのなら、人間の空気抵抗を削減するのが一番ですからね。しかしスペシャもKASKも価格が高い。そこに出てきたのがOGKの AERO-R1 です、お値段何と19,000円(税別)。しかも重量はS/Mサイズで公称205gと軽い。
そしてカラーもキャノンデールユーザーを狙い撃ちしたグリーンがあるということで、これは AERO-R1 を買うしかないと!
これで8年ぶりにヘルメットが新しくなりました。実はあともう1つ目的があって、軽量級の弱点である『下り』が少しでも速くなれば良いと期待しています。体重が軽いと登りでは有利なのですが、下りでは体重が軽いせいで逆に差を詰められてしまうんですよね…。25km/h前後でちんたら走っている時は空気抵抗の影響は少ないですが、下りならすぐに40km/hとかになりますからね、エアロ化の恩恵が大きいと思います。
■外観
見た目はエアロヘルメットらしく、非常にすっきりしています。従来のヘルメットとは全く異なるデザインです。全面は割と大きなエアインテイクがあります。
後方も大きな開口部。
シールド標準付属。眼鏡やサングラスとの併用も全く問題ありません。コンタクトを使う方にも、風の巻き込みが少なくて非常に有用だそうです。
シールドはマグネットで装着しますが、かなり強力で全くズレません。額に汗をかいた時に気軽に拭けないのが難点ですね。
■重量
早速量ってみました。私のはS/Mサイズなので、202g。AERO-R1 のS/Mサイズのカタログ値は205gですので、逆サバ読みが3gと大変優秀です。
実際に被ってみると非常に軽い。ブルベを走る時は結局前後にライトを付けてしまうのですが、首への負担が少しでも楽になるのは有難いです。
■シールドについて
最近このタイプが流行っていますが、シールドにも期待してます。これがあればサングラス不要ですよね?あとは雨の日でもサングラスよりは視界が確保できそうです。実はこのシールドにガラコとかの撥水ケミカルを塗ろうと思っていたのですが、既に実験された人がいるそうで(笑)、やはり自転車の速度程度では撥水しないそうです…。まぁ車の場合でも、ガラコのPVの様に『ワイパー不要!!』になるのは高速道路を走らないと無理ですもんね。
ちなみにこの標準のシールドは、重量42gで可視光線の透過率は65%。他にオプションでスモーク(44%)、ブルーミラー(54%)、ピンクミラー(88%)があります。()内は可視光線透過率。成形方法が異なるため、いずれも22gと軽量になります。夜間及びトンネルでは、視界が悪くなるのでシールドを使うなという注意書きがあるのですが、不安な方はピンクミラーを買えば良さそうです。しかしトンネルで使うなと言われましても…。
明日は天気が良さそうなので、これを被って早速走ってこようと思います。
⇒実際に走ってきました。