【ブルベ】BRM609たまがわ能登200 試走編(前半)
さて前々夜祭でしこたま飲んだのですが、試走のため翌朝は5時過ぎに起床です…。
DNSしたくて仕方なかったですが、二日酔い…という程でもなかったため予定通りスタートします。予定通りと言っても許されるギリギリの6:30にスタートしたので、この時点で既に予定通りではないのですが。
私とりんぱぱさんの前日試走スタッフによる前々夜祭編はこちら。
今回はりんぱぱさんが怪我でDNSとなってしまったため、流石に私までDNSは許されません。また本日到着予定の皆さんは、前夜祭を楽しみにしているでしょうから、少なくともその時間までには帰らないといけないという制限が。主催は大変じゃ。
スタートしてしばらくはサイクリングロードを走行します。が、海沿いの人里離れた地域を走るため、日常で利用する人はいない様子。幅も自転車1台分の幅しかないので、くもの巣だらけ。あっと言う間に自転車のフロントとサングラスが酷いことに。
↑これでも自転車を掃除した後です。翌日に通過する参加者のために、身を挺してくもの巣を掃除しておきました。ツイッターでつぶやくと妙にレスが付いた気がする。
しかしながら、本当にすぐ脇が海岸なので非常に景色が良いです。このあたりは、カニもサイクリングロードに沢山いました。
と思うと、突如真新しい舗装になったり。
ようやくサイクリングロードが終わり、砂浜が見えるように。志賀町は北陸電力の志賀原発がある町ですね。
20km地点、志賀原子力発電所前。
25km地点、巌門。能登金剛という福井の東尋坊のような場所で、奇岩や断崖絶壁が続きます。巌門はその一部で、この入り江にある大きな洞門のことです。映画『ゼロの焦点』のロケ地として有名です。
29km地点、機具岩という夫婦岩。これも能登金剛のみどころの1つ。注連縄がすごい。
続いて30km地点の『世界一長いベンチ』です。全長460.9mだそうで。
たまには自分も載せてみます。後ろにカップルがいるのに、何故変な格好をしたおっさんが一人で自撮りしているのか…。雰囲気台無し。
見晴らしの良い海岸の高台に設置されており、夕日の名所とのことです。
ちなみに埼玉ジャージなのは、単に手持ちの中でジャストフィットだからです(たまがわジャージはちょっと大きい)。決して裏切り者とか、元副会長とかK澤さんから裏で脅しがあったとか言う訳ではありません。あと、たまがわジャージは1着しか持ってない為に、その1着は翌日の巡回で着るので前日の試走では着ることが出来ないという…。
フォトスポットが多いので、停車し過ぎで全然進みません。タイムアウトしたら洒落にならないので、内陸に入ってようやく真面目に走り始めます。
輪島市に入ります。
やっと53km地点の門前町のPC1に到着です。ここで補給して輪島の市内を目指します。ここはその名の通り『總持寺祖院』の門前町です。1911年に曹洞宗の大本山が横浜に移転するまでは、ここが大本山でした。
この日は最高気温が30度くらいまで上がる予報で、10時前後の段階で既にかなりの暑さ。前日にそれなりに飲酒していますので、脱水症状にならないように多めに水分補給しながら進みます。能登の街道は適度にアップダウンがあり、町を隔てる山越えも10%とかの斜度は登場せず(最大でも7%くらい)、非常に走りやすいです。また割と自販機も設置されているので、補給にはあまり不自由しませんでした。
輪島市内に入るとかなりの暑さ。街並みが非常に整っており、インフラも新しい。かなり潤っていることが分かります。
次のチェックポイントは83km地点の白米(しろよね)の千枚田。その手前で地図の確認のため停車したのですが『櫟原北代比古神社(いちはらきたしろひこじんじゃ)』という古い神社がありました。
創立は定かではないそうですが、社記によると承元元年(西暦1207年くらい)に造替したという記録が残っているそうなので、それ以前から存在していることになります。能登の街道沿いにはこのように多数の神社が存在していて、非常に興味を惹かれます。今でもしっかり生活に根付いて存続しているということなのですね。
その2につづく。