2016.06.17 2019.02.02

【ブルベ】BRM611　たまがわ那須600　完走しました　その２

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夜中の峠越えは本当にコワイ

さてひたちなか市に入っても食欲不振は続く。夜中は峠越えがありますからそれなりにカロリーを摂取しておかないと、山中でハンガーノックで動けないとか怖いので本当に避けたい。なので食べておかないといけないのですが…。TLを見ると、どうやらクロサワさんも食べたものを戻したとかつぶやいており、私も含めて暑さでやられていた人も多かった様子。
途中のコンビニで、eTrexの電池が切れたので交換。写真は明るいですが、時刻は既に18時。ホテルで睡眠を取る時間を考慮すると、かなりギリギリです。折角停車したのだから補給をすれば良いのですが、全く食欲が無い。どうしたものか。

久慈川にかかる立派な橋を渡る。

このままいわきのPCのコンビニに到着したとしても、コンビニ飯は全て食べたくない、見たくもない、というかつてない状況。時間を考えるとこれ以上PC以外のお店には寄りたくないのですが、いい加減何か食べないとマズイよねということで、唯一食べたいと思えたのが普通の醤油ラーメン。ルート上だと幸楽苑とか日高屋とかに寄ることになるのでしょうが、そんなに都合よくお店があるかいな～？と思っていたら、すぐにあった(笑)

ということで日立市の幸楽苑で醤油ラーメン。

う、うまい。ガツガツ食べられるという訳では無いですが、これなら普通に食べられます。これ一杯では大した燃料にはならないけど、後は何とかするしかない。ちょうどこの時19時で、夜の帳が降りる頃。ライトのセットやらが必要でしたので、休憩にもちょうど良かった。
その後、日立市と高萩市、北茨城市を突破して福島県に入り、ようやくいわき市のPC4（280km）に到着。時刻は20：47。

とにかく次の白河のPC5（350km）は通過チェックではなくPCなので、クローズタイムは翌朝の5：50。でも先にPCに到着してレシートだけもらっておけばOKです。ここからは真夜中の山岳地帯を70kmも進まねばなりませんので、まぁ順調に行っても4時間はかかるでしょう。夜中の山岳は怖いので気乗りしないのですが、仕方ないので出発します。白河に到着すれば、ホテルが待っている！
しかしこの山岳が結構きつかった…それぞれの標高は大したことがないのですが、峠を4つも越えると言うのが精神的にキツイ。どこを走っているのかさっぱり分からないしｗ　写真は2つ目のピークを越えて古殿町に入ったところ。時刻は22：50。古殿町ってどこ？(笑)　そしてこの時、真っ暗だったために気が付かずに平気で走っていただけで、実はあるトラブルが発生していたのであった。

あと私の場合は夜中だと景色が楽しめずにテンションがあがらず、あまり速度も出せずにダラダラ走ってしまう傾向があるみたいです。しかしこの辺は不思議なところで、すっごい山奥なはずなのにどこに行ってもケータイの電波は普通に入ってツイートも出来るし、数キロおきに自販機もあって補給も全く困りませんでした。特に自販機は、絶対売れないような場所にも置いてあったりして驚きました。まあ周囲に何もないから売れるのかも知れませんが…。

ちなみにこの時の気温は10度くらい。この気温だと下りは寒くて仕方なかったので、半袖ジャージの上に長袖ジャージ、更にウィンドブレーカも着込んで下ります。途中でライトの電池交換もしながら、ようやく下界に。写真だと山の中と何が違うのか分かりませんが…。

山から下りると、いきなりコンビニが出現してそのギャップに驚きます(^_^;)　さすがに休憩している人が何人かいましたね。この時点で既に0：20。PC5は350km地点なのですが、ここはまだ330kmなので後20km。更に1時間くらいかかりますね。。。

とうことで1時間頑張ってようやくPC5（350km地点）に到着。時刻は既に1：20。350kmを約19時間弱ですから、峠を越えてきたりPC外休憩をしまくっていたにしては、グロスで18km/hを維持出来ており良いペース。到着するとクロサワさんも居て、久しぶりに人と会話をしてかなりリラックス(笑)　この後すぐに千葉ちゃんもやってきて、夜中のコンビニが盛り上がる。

クロサワさんは白河の駅で仮眠をするそうですが、私は新白河のホテルなので、別れを告げて新白河へ。ここから2kmくらい？あるんですよね…。ホテルに入る前に夜食と翌朝の朝食の買い物をして、ようやくチェックイン。風呂と洗濯が全て完了したのが2：20。明日はもう40時間以内にゴール出来ればそれでいい！ということで眠りにつきます。クロサワさんも調子が悪そうでしたが、我ながらあの程度の補給で良くここまでこの時間で来れたと思います。それではまた翌朝。

その３へ続く。