ガーミン新型スピードセンサーを買いました。パイオニアのサイコンを使っている人は、追加登録する際は注意ですという話
今さらながら、ガーミンの新型スピードセンサー(だけ)を買いました。
スピードセンサーとケイデンスセンサーのセットだと9千円近くするので、気になってはいましたが今まで購入を躊躇していました。ところが、よく見るとスピードセンサーも単体で販売されていて、お値段も4500円ほどとセットの場合の半額程度です。
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■購入経緯
今まで SuperSix で使用していた旧型のスピード/ケイデンス一体型センサーは、中3の息子の自転車(私が以前乗っていたCAAD3)に移植されました。
移植。
実は夏休みに入ってから、毎週末のショップの練習は息子と一緒に参加しています。一般的な中学3年生は受験に備えて夏休みも勉強と思いますが、うちの息子はどちらかというと体力派なのと(笑)、他にも色々事情があって、あまり勉強をする気がないようです。
(まぁ多くの中学3年生も、自ら前向きに勉強しているかというと、そうではないと思いますが)
ロードバイクには非常に興味があるようなので、家にいて朝から晩までゲームするよりは…ということで、一緒に走っています。一緒に走れるのは週末だけですから、結局平日はずっとゲームをしているのですが…。ちなみに、夏休みの宿題は未だに一度もやったことがありません。8/31になって泣きながらやる、というのではなくて、提出自体したことがありません。全く提出しなくても大丈夫なものなんだ…というのを親になって初めて知りました(当然ながら評価は悪くなります)。
ということで、私の SuperSix 用のスピードケイデンスセンサーが無くなってしまいました。
自分のことをどうするのか、後先考えずに移植してしまいました。でも最初の内は『ケイデンス90回転』がどの程度なのかも分からないですから、表示があった方が良いですからね。あと速度もリアルタイムにきちんと反応すると、結構楽しかったりしますし。慣れてくるとケイデンスなんかは表示が無くとも大体わかるようになりますので、『ケイデンスセンサーなんて要らない』という人が多いのも知ってます(笑)
後先考えずにと書きましたが、実はケイデンスについてはパイオニアのパワーメーターでおまけ的に測定することが出来ます。左側クランクのパワーセンサー起動用として、チェーンステーにマグネットを装着してあるのですが、これを用いてケイデンスも測定しています。
速度もですね、センサーが無くともGPS付きのサイコンであれば、衛星で補足した速度を元におおよその速度を表示してくれますよね。なので『もうスピードセンサーは無くても良いかな…?』とまで思っていました。
ところが、セット販売しかしていないと思っていたガーミンの新型センサーですが、良く調べるとスピードセンサーのみでも販売していることが判明。『投資価値の低いケイデンスセンサーは買わずに済むし、4000円くらいなら良いか…』ということで買ってしまいました。
GPSで測定した速度って、やっぱり数秒のタイムラグがあるんですよね。アタックがかかって反応する時とかに、例えば『30⇒50km/h』に急加速しても、表示される速度は『35km/h』とか、逆に明らかに25km/hくらいにダウンしているのに『42km/h』と表示されていることが度々あったもんで、さすがに気持ち悪かった。
■取付け
ポチったら早速到着です。
取付も、非常に簡単です。既に皆さんご存知と思いますが、フロントかリアのハブに巻くだけ。それだけ。旧型の様にスイッチも無い。
スポークのマグネットもないので、位置調整などのセッティングも不要です。ということは、そういったことに起因するトラブルも無い、ということです。加速度センサーで回転を測定するらしいので、ホイールが回転を始めると起動します。
難点としては、ゴムバンドが短めなので(短めでないと、細いハブに装着出来ないんでしょうね)太目のハブだとかなりハンドを伸ばさねばならず、ちと作業しづらい。スポークの隙間から手を突っ込んでいるので、力が入りづらかったです。あとは、取付位置によってはハブの『USB』とか『CULT』とかのロゴが隠れてしまう事(笑)
マグネットも不要になるのはメリットですが、ホイールを使いまわす場合にはセンサーも移植する必要があります。
■ペアリング
こちらは少々注意が必要でした。
センサー本体にスイッチも何もありませんので、ペアリング自体は簡単です。ホイールを回転させてサイコン側から検索をかければ発見出来るはずです。
注意が必要というのは、パイオニアのサイコンに限った話と思うのですが…もし旧型のスピード/ケイデンスセンサーの登録が残っていた場合、そちらと競合して新型のスピードセンサーが認識出来なくなる、というものです。何度センサーの検索をかけても認識出来ないため、最初は何を失敗しているのか分からずに困ってしまいました。
ところがEdge520で検索をかけると一発で登録出来ます。これで、ペアリングの方法自体は間違っている訳ではなくパイオニア特有の問題であろうということが分かりました。
次に考えられるのは、センサーの競合。旧型のスピード/ケイデンス一体型の登録が残っているため、まずはこいつの登録を削除します。
そして再びホイールを回転させた状態で検索をかけると、すぐに認識出来ました。なるほど、パイオニアくんはスピードセンサーは1つしか登録出来ないのね…。まぁ、理解出来る仕様ではあります。
Edge520でも同種のセンサーを複数登録する事自体は可能ですが、有効化する際は1つしか出来ないんじゃないでしょうか。(確認していないので不明ですけど)
ということで、ガーミンの新型スピードセンサーのお話でした。装着が非常にお手軽なのでおすすめです。
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みなさんハブに巻いてるのはスピードセンサーなんですね、知りませんでした。(汗)
それにしても巻くだけで速度が計測出来るなんてスゴイ!
そうなんです。随分と楽になりましたよね。もはやマグネットも不要なんですから…