ディスクブレーキ

ディスクロードは本当に普及するのか?ラインナップから動向を探ってみる【cannondale(キャノンデール)編】

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ディスクロード、ディスクブレーキのロードバイクは本当に普及するの?の第3弾です。

ユーザーの意思はともかくとして、メーカー側が普及させようとしているのかどうか?を測っていくという趣旨です。今は皆さんも『ディスクブレーキのロードなんて不要』と言っても、もし今と同じ値段・重量で、DURA-ACEから105までディスクブレーキのロードがリリースされて、ガンガン各メーカーとショップから宣伝されたらやっぱり3割とか4割とかのユーザーはそちらに流れていくわけですよ。ディスクブレーキのメリットも確実にあるわけですしね。という事で、各メーカーのラインナップから来年以降の趨勢を推し量ってみようと思います。

USメーカーの最後はキャノンデール。純太が乗ってるやつです。ここはトレックやスペシャライズドほどには資本力が無い?せいか、ちょっと変わったラインナップになっています。

■まずはJapan

まずは Japan のラインナップです。わざわざ Japan と記載するのには訳があります。

トレックやスペシャと比べると、そもそもモデルの数が少ないですね。カテゴリーも分ける意味が無かったので、ディスクロードとディスクでないモデルで分けてみました。グラベルのSLATE、シクロクロスの『X』も含んでいますが、もはやキャリパーブレーキよりもディスクブレーキモデルの方がカタログ上のモデル数は多くなっている事が分かります。

グラベルもあります

グラベルモデルの『SLATE』ですが、当然のようにLEFTYです。650Cのホイールに42cのタイヤを履かせて、700×23cの場合と同じ外径になるようにしているとのこと。最近の流行りの様です。

シナプス

特にエンデュランスモデルである SYNAPSE のモデル数の多さが目を引きますね。SYNAPSE を売りたいのだ、ということが明らかに分かります。シナプスはディスクブレーキがメインのモデルです。このように『ロードレースに出る一部の人』にはキャリパーブレーキモデルを勧めるが、それ以外の人はディスクブレーキのモデルに乗りましょうというのがメーカーの考えの様ですし、実際にそのようになっていく気がします。

カスタムラボ

キャノンデールに関しても完全にキャリパーブレーキモデルよりもディスクに舵を切っている姿勢が伺えます。ところが、あえてカタログ上のモデル数と書いたのは、フラッグシップモデルの『SUPERSIX EVO HI-MOD』については、キャリパーブレーキモデルは『カスタムラボ』で注文してくださいというビジネスモデルなんですね。

色はもちろんコンポやホイールなども全てカスタム出来ます。このせいで、紙のカタログ上はEVO HI-MODのキャリパーブレーキモデルが無くなったように見えますが、実際はweb上で更に便利に進化を遂げており、自由にオーダーすることが出来ます。ショップの店頭にもシミュレーションが出来る端末を並べるなど、かなりの力の入れようです。ただしこれはJapanだけの話であり、USやヨーロッパにはカスタムラボはありません。

■USはどうなっている?

では本家のUSはどうなってるのよ?というのが次のお話です。キャノンデールのUSのサイトを確認して、掲載されているモデルをまとめてみました。

ご覧の通り、シナプスだらけです。シナプスだけでコンポはデュラエースDi2からSORAのモデルまで、フレームも高剛性カーボンのHI-MODからメタルまであらゆるモデルが揃っており、その数なんと14。これだけでJapanのディスクブレーキの全部のモデル数と一緒です。一番安いSORAのモデルはなんと1,000ドル。

というかUSにはシナプスのアルテグラDi2のモデルがあるんですね…。これ日本にも欲しい。何故無いのか。後、ディスクブレーキでは無いですが、SUPERSIX EVO HI-MOD にはスラムのetapモデルがあるんですね。これも人気ありそう。ちなみにシナプスにも ディスクブレーキでeTapのモデルがあります。これ完璧じゃないですか。しかもフレームも HI-MOD とノーマル(のバリステック)カーボンの2つから選べて、ノーマルカーボンで良ければ6,000ドル。夢が拡がるシナプス。2019年モデルでは、これもJapanに来るんですかね?

ということで、USのサイトを見たら完全にシナプスのディスクに舵を切っていたキャノンデールです。来年以降、キャノンデールジャパンがラインナップをどうするのか楽しみでもあります。

アマゾン見てみたら、iPhone用のカバーとかあるのか!欲しい。

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こっちは5用なので私はNGですが、5のSEを使っている人は良いですね。

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■ディスクロード一覧の他メーカーはこちら

  1. トレック(TREK)編
  2. スペシャライズド(specialized)編
  3. キャノンデール(cannondale)編
  4. コルナゴ(COLNAGO)編
  5. ピナレロ(PINARELLO)編
  6. ビアンキ(Bianchi)編
  7. デローザ(DEROSA)編

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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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