ディスクブレーキ

【ディスクブレーキ】キャノンデール シナプスに適合するフルフェンダー(マッドガード)はこれ。早速付けてみる その2

morou2

キャノンデールシナプスディスクにディズナのフルフェンダー(マッドガード)を装着します。いよいよ取り付けです。

■その1はこちら

https://morou2.com/2018/04/26/synapse4/

リア側の取り付け

BB裏

まずはリアからです。こちらは特段の問題無く装着可能です。BB裏から固定します。ここにはM5×15mmのトラスネジを使用。

BB裏

センターブリッジ

シートステー上部のブリッジ部分を固定。ここはM6×15mmです。

センターブリッジ

シートステー裏

シートステー裏に、金属ステーを固定します。ここはM4×7mm(10mmまでならOK)です。ここは振動にさらされ負荷がかかる割に、ネジも細く固定力が低そうです。スプリングワッシャーを挟んでも良いのですが、頻繁に脱着を繰り返すとステーを痛める心配があります。今後の脱着の頻度と緩む度合いを考慮して、スプリングワッシャーの導入を考えたいと思います。他にロックタイトを使っても良いと思います。

※2018/06/29追記:600kmほど使用しましたが、ちゃんと固定していればワッシャー無しでも緩む気配はありません。

シートステー

ステーは上記画像のように2股になっていますので、それぞれの先端はこの様に固定されます。後ろの方のステーは、長さが結構ギリギリですね。当然ですけれど、ボルト・ナット部分は手では固定出来ません。まだこの段階では仮留めですが、タイヤをつけて左右のクリアランス調整をしたら10mmのレンチでしっかり締める必要があります。

リアフェンダー

リアフェンダー

フロント側の取り付け

次はフロント側です。こちらが少々やっかいですが、紹介する手順の通りにやればOKです。

フォーククラウン裏

まずはフォーククラウン裏から固定します。単に固定するだけです。M5×15mmのトラスネジを使用します。
※2018/06/29追記:振動による負荷が強烈で、頻繁に緩みます。ここにはスプリングワッシャーを導入しました。しばらく様子を見たいと思います。

フォーククラウン裏

フォーク裏側

次はフォーク裏にある穴に金属のステーを固定します。ここが最大の難関。フォークの先端にはディスクブレーキのキャリパーがあるので、それを避けて中央付近に穴が開いています。

フロントフォーク裏側

そのせいで、ステーの角度がフェンダー側が想定する穴の角度と合いません。もしフォークの先端に穴があれば、もっと水平に差し込む事が可能なはずなのです。

穴に通らない

この辺はキャリパー台座をもつフォークであれば共通の問題で、どこに穴を作るか?は結構バリエーションに富んでいます。シナプスの場合はこの位置になっています。金属フォークであれば溶接その他の方法でダボを追加出来そうですが、カーボンだと穴を開ける箇所も限られますので大変そうです。

解決策その1

これの解決策は2つあります。1つ目は、リアでは外側に来ていたナットを内側にしてしまう方法。上記画像の様に、フェンダー側の金具には穴が2つあり、丸いのはボルト・ナットを通して固定する穴。もう1つは単にステーを通すための穴です。この『ステーを通すための穴』は使用せず、金具の外側にステーを固定してしまいます。

画像で見ていただくと、本来はこの様な位置関係・装着方法になるはずなのですが…

本来の装着方法

これをこの様に金具の外側で固定してしまいます。ナットは内側に入っています。先ほど述べた通り穴を1つしか使用しないので、角度がずれていても関係なく固定可能です。ステーは内側に向かうように緩い角度がついていますので、それを裏返して取り付けます。

内側で装着

上手くつかない

この方法の問題点はナットが内側に入ってしまうため、本固定する段階で非常にナットが掛けづらい・回しづらいという点です。しかしこれは、この様なラチェット式のレンチを使えばかなり解消出来ると思います。

[amazonjs asin=”B003EICE22″ locale=”JP” title=”SK11 ギアーテック ショート フレックス ラチェットレンチ 10mm MSFR-10S”]

それとボルトよりもナットの方が『デカい』です。その大きなナットが内側に来ることで、タイヤとのクリアランス調整が少しシビアになるという点です。ただ、この固定方法で300km走りましたが、シビアと言っても『針の穴に糸を通すような』調整が要求される訳ではありませんし、一度固定してしまえば特に問題ありません。

解決策その2

2つ目はステーを途中で曲げて、『真っ直ぐに金具に通る様にする』方法です。加工する手間はかかりますが、本来の取付方法でスマートに固定が出来ます。

曲げ加工

曲げ加工と言っても、このような普通のペンチでつかみ、手で押さえながらぐいっと曲げるだけです。意外と楽に曲がりました。

[amazonjs asin=”B00NN7IRWA” locale=”JP” title=”IH ペンチ 150mm IH-60″]

ボルト・ナットを逆にすることなく、ちゃんと装着出来ました。クリアランス調整もやりやすいですね。

フロントフェンダー

最後はクリアランス調整

ここまで装着出来たら、ボルトを適度に仮止めしてホイールをはめます。ホイールを固定したらフェンダーとタイヤのクリアランスを調整しながら、固定を行います。位置を決めたら、左右のナットを交互に少しづつ締めた方がずれなくて良いです。

完成しました

これで無事に、ディズナのロードフェンダー(マッドガード)を前後とも装着出来ました。

取付後完成写真

フロントも上手についていると思います。適当に曲げたにしては、上手く行ったような。

これで雨の日でも泥はねやフレーム、コンポが汚れることなく思う存分走れます。皆さんもキャノンデール シナプスとディズナのロードフェンダー(マッドガード)を買って、ブルべを走りましょう。

■キャノンデールシナプス関連の記事はこちら

  1. シナプス発注しました
  2. シナプス納車です
  3. インプレ編 いきなり300kmを走ってみての感想
  4. シナプスに適合するフルフェンダーはこれ。早速装着してみる その1
  5. シナプスに適合するフルフェンダーはこれ。早速装着してみる その2

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT ME
@morou2
@morou2
当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
Recommend
こちらの記事もどうぞ

おすすめCategory

インプレ・カスタマイズ②

01 アピデュラ

02 ライト関係

03 雨装備

記事URLをコピーしました