Newシューズが決定しました!
さて、シューズの購入にあたり3つのモデルを候補に絞りました。前回のお話はこちら。
今回は購入したシューズの紹介と、それぞれを試着した感想について書きたいと思います。
■結果
まず購入したシューズです。何と2足買ってしまいました。2足で5万円くらいで買えてしまったもので、、、
1足目はこちら。スペシャライズドの『S-Works 7』です。やっぱり買ってしまいました。履いたら非常に良かったです。こんなの履いたら買うしかない。このモデルは多数のカラーがあることも特徴なのですが、グレーにしました。
2足目はFizikの『TEMPO POWERSTRAP R5』です。価格の割にとてもフィット感が良い。こちらは樹脂ソールなので、脚にやさしいです。
しばらくは2足を併用していく運用で行きたいと思います。PBPにどちらを履いていくかは来年決めます。基本的な方針としては樹脂ソールのフィジークがブルベ用。スペシャが普段の練習時。性能が良いのはスペシャなのでブルベでも履きたいのですが、疲れそうです。まずは200kmのブルベにスペシャを投入してみて、いけそうなら徐々に距離を伸ばしてみたいと思っています。
■試着の感想
前回候補に挙げたシマノ、スペシャ、フィジークのそれぞれの感想です。価格は全て税込表記です。
シマノ RC9
- アッパーがソールまで1周して繋がっている。フィット感も良いし、ホールド性も高い。
- アッパーが繋がっている構造のためにタンが独立しておらず、足の出し入れが非常にやり辛い。
- 価格:46,200円
フィット感はかなり良かったのです。ホールド性能も足全体を包み込む構造で非常に高い。ですが、そこを重視しすぎて足の出し入れに非常にストレスを感じます。昨年モデルはアッパーの開口部がゴムで繋がる仕組みも備えており、更に出し入れがし辛かったとのこと。改善してもなお、この履き辛さとは。
とにかく履いている時のホールド性はピカイチなので、純粋に性能を求める人には向いています。一方ロングライドだと休憩時に足も休ませたいので、そんな状況下では非常に不便そうです。
スペシャライズド S-Works 7
S-Worksファミリーの中で、ノーマルなモデルが『7』です。代を重ねて現在は7世代目ですね。
- アッパーが薄くてしなやか、ダイレクト感がある
- BOAダイヤルの配置や大きさ、質感が良く、微調整が容易
- 価格:41,800円
シマノと同じく2BOAダイヤルでフィット感が細かく調整出来ます。アッパー素材にダイニーマという引っ張り強度に非常に優れる素材を主に使っているので、薄くてしなやかです。これをシンプルな構造のBOAで締めるだけなのですが、意外にも良くフィットします。
2BOAのフックは簡単に外せます。アッパーが大きく開くので、休憩中にテンションを緩めることも容易です。足の出し入れも非常に楽。
ちなみにダイニーマは色々なところで使われています。私が使っている大型サドルバッグの『suew』の『FC1a UL』もダイニーマが使われています。
フィジーク(Fizik) TEMPO POWERSTRAP R5
このモデルはフラッグシップモデルではありませんが、(上記2つと比較すると)安かったので買ってしまいました。
- 極太ベルクロのホールド性が抜群
- デザインと機能が両立している
- 価格:18,800円
このシューズは使っている人を結構見かける印象ですが、売れるのも納得です。極太のストラップが見た目上の良いアクセントになっている上、価格も定価で2万円未満と安く、ホールド性が良いからです。
アッパーの半分以上がストラップで覆われているという特異な構造が、このシューズの全てと言えます。締め付け度合いの調整の際は、ベルクロを剥がす必要がありますから微調整にはひと手間かかります。ここの便利さはBOAダイヤルに軍配が上がりますが、ぐいっと引っ張ってベリっと貼るだけという手軽さは捨てがたいものがあります。
ちなみにこのモデルには『Reflective』というアッパー全体が反射素材になったランドヌール向きのモデルもあります。この反射素材モデルを見つけたのも、このモデルに興味を持ったことの一つでした。
ちなみにフィジークは海外通販で買いやすいブランドの1つでもあります。
ということで、2足を併用するという結末になりました。目的はPBPで1,200kmを走る事なので、樹脂ソールのフィジークになりそうですが、軽量でパワーロスが無く、走行中のテンション調整も容易なスペシャの方が適しているのかもしれません。使いながら確かめていきます。