ロードバイクのフレームを保護テープで保護する話

今回はロードバイクのフレームの保護について。いわゆるコーティングではなく、保護テープを貼って物理的に守る方法を紹介します。

■3M『表面保護用テープ』

私がロードバイクのフレーム保護に使っているのは、3Mの『表面保護用テープ』。これをフレームの傷つきやすい箇所に貼り付けて、傷が付かない様にしています。

表面保護用テープとは

日用品では、ポストイットで有名なスリーエム。ポストイットと同様の『しっかり貼り付くけど跡が残らない』という絶妙な粘着力を実現している透明なテープです。Amazonのレビューを見ると、何故かロードバイクのフレームに貼りましたというものばかり。

商品説明を見ると、プリント基板の保護、金属板の保護、窓ガラスの養生などを想定して開発されたとあります。

以下に、簡単なスペックを記載します。

  • 寸法:幅50mm、長さ32m
  • 厚さ:0.09mm
  • 基材:塩化ビニール
  • 粘着剤:アクリル系

基材が塩化ビニールなので、多少の柔軟性があります。厚さも0.09mmあり、多少の物理的な接触からは余裕でフレームを保護します。

保護用テープの優れている点

このテープの優れている点は、以下の通り。

  • 安い。価格は2,000~3,000円するが、長さが32mもあり使いきれないほど。
  • 絶妙な粘着力。ポストイットと同様で、しっかり貼り付くが接着剤が残らない。
  • 柔軟性がある。ダウンチューブのような曲面にも貼れます。
  • 厚みがある。ほぼ0.1mmの厚みがあり、擦れからは完全に守られる。

こんなところでしょうか。私が買ったのは既に7年ほど前ですが、未だに最初の画像ほど残っています。柔軟性があるので、10cm程度に切ってフォークやダウンチューブ裏などの曲面にも貼ってます。また小石がヒットするようなBB周辺は、2重に重ね貼りして防御力を上げています。重ね貼りも簡単です。

■保護の目的

見栄えよりもフレームの保護!

誰しも自分のロードバイクに傷がつくのは嫌なものです。しかしテープを貼るのは面倒ですし、見た目も少し悪くなります。

それでも私がテープで保護しているのは、とにかく傷が付かないことを優先しているからです。

特にブルベでは雨でも走りますから、水と一緒に小石や砂などを巻き上げてフレームが傷付きます。輪行しても傷付きます。またマットカラーのフレームだと、サドルバッグやフレームバッグのバンド部分だけ摩擦でテカテカになってしまうこともあります。

私が最初に乗っていたCannondaleのCAAD3なんて、何も気にせず輪行していたらこの有様です。

塗装剥がれのような大きな傷が付かなくても、摩擦によるスクラッチ傷からも完璧に保護してくれます。

見た目を重視しつつ保護もしたい場合はコーティングが選択肢になると思います。しかし私は雨でも走るし、輪行もするので、フレーム保護の方が優先度が高いです。

■貼っている場所

ここに貼ると効果的

私がテープを貼っている箇所を簡単に紹介します。まずはトップチューブです。ここはトップチューブバッグを付けているので、そのままだとバンドによるスクラッチ傷で光沢が台無しになります。テープの幅が5cmなのでチューブの幅と一緒くらい。一気に貼ると貼りづらいので、気泡を抜きつつ10cm単位で貼っています。

リアのシートステー。こちらはリアライトの固定バンドを装着するためです。また輪行時にもスポークで傷が付く可能性があります。

ダウンチューブ裏。ただ走っているだけで、最も傷付く場所です。たまに得体の知れない物体が付着していたりしますよね。

BB周り。更に傷が付きやすいです。実際に小石がヒットしているようで、テープが破れていますね。ここはテープを2重にしているので、テープが破れても少々のことでは傷が付きません。

フォークも輪行時に傷が付くので、保護。既に傷が付いていますが。。。

最後にチェーンステーです。ここは色々なプロテクターが出ていますが、私は3Mではなく更に分厚い保護テープを使っています。糊が残りますが、シール剥がしなどで掃除する覚悟のうえで貼っています。。

他にはケーブル外装の場合、ヘッドチューブの左右も必要ですね。私のフレームはヘッドチューブ横からケーブルを内装するタイプなので、今のところ使わずに済んでいます。また私のマシンはキャノンデールのシナプスですが、フルのマッドガードが装着出来ます。その際にステーなどが接触する箇所にも、全てテープを貼って保護しています。

■まとめ

今回はテープを貼って物理的にフレームを保護する話でした。ブルべで雨の中を走ったり、グラベルに行くなどの際、フレームを大事にしたい人には非常におすすめです(個人的には、ブルべはまだしもグラベル行くなら傷は諦めます)。

各種バッグのストラップやベルトの擦れから守りたい、なんて用途にも最適です。たまにテープを貼りかえる際は、塗装が本当に新品そのものの状態で維持されているので、見入ってしまったりします。

ここまでやるかどうかは人それぞれですが、コーティングでは守れない傷から守ってくれるのは確かです。2,000円くらいで一生分の長さのテープが届きますので、気になる人は一度使ってみて下さい。