【レビュー】iGPSPORTのサイコン『iGS630』(その他機能編)
iGS630のレビューですが、今回はその他の機能編です。これまで紹介しきれなかった細かい便利機能を紹介します。意外とこういった機能の有無が購入の可否を左右したりします。
■アクティビティログについて
ログアップロードについて
ライドを記録したあとにアプリを立ち上げて、サイコンとスマホをBluetooth接続します。ライドのログは、数分後には自動でアップロードされています。すぐにアップロードしたい場合は、画面下部にある『アクティビティ』を開くとアップロードが行われます。
こちらは私のアクティビティ画面です。各ログの右側に雲のマークがありますが、このマークがついているとアップロードが完了していることを示しています。
肝心のBluetooth接続ですが、接続するまでに10秒ほどの時間を要するものの、接続自体は失敗することはなく安定しています。いつの間にか途切れていることもありません。基本的にサイコンの設定はBluetoothで接続したうえで、スマホアプリから行うことが前提になっています。そのためBluetooth接続は非常に安定しています。
アクティビティログの中身について
こちらが各アクティビティログの中身です。ログをタップすると概要が確認出来ます。マップがgoogleマップになっていますが、これはマップ部分の右側にあるマップ変更アイコンをタップして変更したもの。見慣れているgoogleマップなので、見やすいです。また動作も軽く、スクロールや拡大縮小の操作も全くストレスがありません。
右上の三点ボタンをタップすると、データ転送メニューが出ます。ルートとして保存、共有、GPXやFITとして吐き出すことも可能です。
先ほどのログ詳細画面から、SNSなどにも投稿することが可能。万里の長城の背景つきで投稿が出来ます。
こちらはちょっと怪しい画像つき。この辺のセンスが独特で楽しめます。
■トレーニングについて
メニューに沿ったトレーニングを行う事が可能です。
デフォルトでは、2つのメニューが登録されています。その内の1つ『Lactic Acid Threshold Test』。乳酸耐性の閾値テストですね。
開始するとサイコン側にこのような表示が出ます。デフォルトの設定なのでパワー値の範囲が雑ですが、この範囲で走れということのようです。
メニューを自分で作ることも可能です。
各ステップの詳細も設定出来ます。
以前紹介した通り、トレーニングピークスと連携が可能です。そのためトレーニングピークスからメニューをインポートすることも可能となっています。
■バックライトについて
バックライトについてもスマホから変更可能です。
昼間と夜間のスライダーを変更すると、目の前でサイコンの輝度が変わるので便利です。
夜間バックライトというのは、夜間モード(日没後)になった時は点灯し続けるモードです。私の場合、夜間は常に10%の輝度で点灯し続ける運用なので非常に便利です。Edge530では、夜になると毎回手動で設定を変更していました。
■ナビゲーションマップについて
本体に格納されていない地域のマップをDLすることが出来ます。こちらはアジアですが、主要な国は網羅しています。
iGS630は中国製ですが、気になる台湾の表記はこんな感じ。
■マイページについて
マイページのメニューはこのようになっています。
他社アプリとの連携について 現在のところ自動連携が設定できるのは、この2つのみ。
iGPSPORTのアカウントを持っているユーザー間でのランキングなど、ちょっとしたSNS機能があります。走行履歴も管理することが出来ます。
『その他の機能』として主だったものは、以上です。次回はまとめ編です。その他のiGS630の記事はこちらから。