【レビュー】MAMMUT(マムート)Xeron 15(エクセロン 15)

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普段使い用としてMAMMUT(マムート)のコンパクトなバッグ『Xeron 15(エクセロン 15)』を買いましたのでレビューします。

通勤用として使っている『Seon Transporter 15』の15Lという容量が個人的にちょうど良く、同じ15LのラインナップがあるXeronシリーズのXeron15を購入してみました。マムートでは珍しいフラップ式の外観もgoodです。

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MAMMUT(マムート)
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■総合評価

  • コンパクトで軽量
  • メイン開口部がフラップ式で扱いやすい
  • ちょっとした日常使いに最適

■製品概要

MAMMUT(マムート)はスイスの会社で、登山を始めとするアウトドア用品で有名です。MAMMUTは、ドイツ語でマンモスという意味だそうです。日本でもリアル店舗が何店舗かありますが、輸入ブランドなので価格はお高めです。

今回購入したのは、Xeron 15(エクセロン 15)です。このシリーズは容量別に15、20、25、30までの4つがラインナップされています。Xeron 15は最も容量が少ないのですが、ロールアップ式の構造となっているため実際は20L弱まで入るはずです。

また2022年現在では、Xeron 15のバリエーションとしてマムートロゴが大きく入った160周年限定コレクションモデルや、鮮やかなグリーンの限定カラーなどがあり、人気のモデルのようです。

今回はブラックを購入しましたが、レギュラーモデルにはカラーバリエーションとして『titanium』『safari』もあります。どれも落ち着いた色合いで、服に合わせやすいですね。

更にXeron 15には『Waxed』というアウターシェルがヴィンテージ風に仕上げられたモデルもあります。

■購入動機

ちょっと気の利いた普段使い用のバックパックとして購入。私はロードバイクに乗っているので、これまでは自転車向けの機能が多いドイターを愛用していました。マムートは通勤用として愛用していましたが、マムートにも普段使い用の小容量のバックパックがあることを知り、購入しました。

ドイターもマムートも登山用の大容量のバックパックを販売していますが、マムートの方がデザインに優れる反面、大容量の製品が多い印象だったのですよね。大容量のバッグは物はたくさん入りますが、上限まで物を入れると大変な重さになります。そのため私の中での上限は容量でいうと15Lかな?と感じており、通勤用の『seon transporter 15』はその条件を満たしていました。

普段使い用のバックパックでも15Lの製品があるとは思っていなかった(マムートは、容量25Lなどを平気で通勤用として推してくる)のですが、探してみるとありましたので購入した次第です。

■レビュー

大きさ

まずはサイズです。公称は、幅:24.5cm、高さ:44cm、マチ(カバンの厚み):7.5~15cmとなっています。小ぶりで扱いやすいサイズですが、実測すると、幅はどう見ても28cmはあります。

高さの44cmというのは、この部分までのことを指しているようです。

マチはおおむね公称通り。

重量

公称重量は590g。実測は605gでした。私が別に所有している『seon transporter 15』は810gもありますので、200g以上軽くなっています。理由は簡単で、ポケットが少なく構造がシンプルだからです。

外観

外観です。正面は大きなバックルが特徴的です。

上部についているのは、大きな持ち手です。

ここにも持ち手がありますが、先ほどの部分を持つ方が便利です。

背面にはマムートの創業年が刻印されています。

クッション性の高いショルダーストラップは本体と直接つながっておらずベルトを介してつながっており、動きの自由度が高いです。

ワンポイントのマンモスくんも健在。

  

外側にはポケットが3つ装備されています。ジッパーなどは無く、アバウトに物を出し入れ出来るので大変便利です。背負ったままでスマホを出し入れすることも可能。

荷物が増えたら、ストラップの長さを調節することで容量がアップします。

左側には『XERON 15』のロゴ入り。

フラップ部分にもポケットを装備しています。バックパックの欠点として、荷物が下側に集中して重量バランスが悪くなるという点があります。このポケットはフラップ部分にありますので、モバイルバッテリーなど重量物をこちらに入れることで重量の分散が可能です。

こちらのポケットは2層になっており、こちらが外側。外側には、自宅の鍵などを入れています。先ほどの外側のポケットにはジッパーがありませんので、小型の貴重品はこちらに入れています。

内側は裏起毛になっています。スマホを入れるなら、内側の方が良いですね。ここが2つに分かれているおかげで、スマホの他に金属製の荷物(鍵など)も一緒に収納出来るようになっています。

フラップを閉じた状態では、こんな感じになります。

フラップのジッパーには、ミニカラビナ(マムートは『ミニビナ』と呼んでいる)付きです。こちらもマムートの創業年のロゴ入り。オレンジのワンポイントが良いです。このミニビナを外して、他の用途で使いたいくらいです。

フラップの開口部。折りたたんで使いますので、ジッパーを閉めなくても中身は出てきません。私はジッパーを開けたまま使ってしまっています。

こちらがメイン荷室で唯一のポケットであるラップトップコンパートメント。裏起毛ではないので、PCやタブレットを使う人で微細な擦り傷を気にする人はスリーブなどに入れて保護した方が良いでしょう。

メイン荷室には、ラップトップコンパートメント以外のポケットはありません。小物の整理は全て外側の4つのポケットを使います。この割り切りが扱いやすさと軽量さの秘密です。

底面の形状です。マチは大きいですが、さすがに自立するほどではありません。

■まとめ

日常使い用に特化したマムートの15Lサイズバックパックです。約600gという軽さのおかげで、大きさの割に意外と扱いやすいです。

ただしその分、ポケットは少なめ。外側にポケットが3つありますが、ジッパーが無いので貴重品は全て内部もしくはフラップ部のポケットに収納することになります。小物が多い方は、整理用のポーチなどを別途用意した方が良いでしょう。

メインの荷室が大きく、開口部も広いため、気軽にホイホイと物を放り込むには便利です。またストラップの長さを調整すれば、大きな物も入ってしまうのがメリット(フラップのジッパーを閉めなければ、フランスパンのようなバッグからはみ出すものも入る)。この点を理解した上で購入すれば、非常に扱いやすいバックパックだと思います。

軽くて扱いやすいバッグが欲しい人、衣類などかさばるが軽い荷物が多い人、気軽に荷物を出し入れしたい人などに向いています。気になった人はぜひ試してみてください。

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ABOUT ME
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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