【ディスクブレーキ】キャノンデール シナプスに適合するフルフェンダー(マッドガード)はこれ。早速付けてみる その1
今回は、キャノンデールシナプスディスクに装着可能なフルフェンダー(マッドガード)と、装着する手順を紹介します。
■どこに付けるのか
まずシナプスには、フォークの裏側とリアのシートステーの裏側のこのようなダボ穴(アイレット)が空いています。これはシートステーですね。これを利用してフェンダーを装着することが可能です。
■純正品のフェンダーもあるの?
キャノンデールは他の大手ブランドと同様に、アクセサリーやパーツ・アパレルも販売しています。ですがフェンダーについてはキャノンデールから純正品が販売されている訳ではなく、市販品を買ってきて自分で取り付ける必要があります。USのキャノンデールのサイトを見ても載っていませんでした。700Cのホイールに対応するフェンダーは色々出ているのですが、取り付け用のステーは各社各様で、一体どの製品が上手く取り付け出来るのか?は情報がありません。自ら人柱になるしか無い状況です。
まぁこれに限らずともamazonのレビューや色んなブログを見ても、フェンダーの取り付けは切断したり穴を開けたりなどの加工するのが当然な感じです。そのままポン付け出来るものは、シナプスに限らずその車種に専用に開発された商品でない限りは、無いと思います。トレックにはクロスバイク用の専用フェンダーがちゃんとリリースされているんですよね。キャノンデールも、撮影で使ったフェンダーはこれだとか推奨してくれれば良いのですが、やはり色々難しいのでしょうね…。
SKSのブルーメルスを試す
検索すると、一応はワイズのとあるお店のブログにSKSの『ブルーメルス』という製品が装着出来たという画像が載っています。まずはこれを買ってみました。散々試行錯誤して取り付けしたのですが、最終的には
『フロントフェンダーが、最初から微妙にヨレていてタイヤと干渉する』
(これは個体の製造品質の問題ですけど)
『フロントフェンダーのアールが合わない』
『色々加工しないとだめ』
という結果になりました。ということでSKSはお蔵入り。ドイツ製ということで細かい部分の造りは良かったのですが、残念です。ステーを切断したり、絶妙に曲げたり加工して頑張ったんですけどね。とても『これを買えば大丈夫!』とブログで紹介出来るレベルにはなりませんでした。
次はディズナを試す
次に長男のクロスバイク用に買って、取り付けが面倒で放置していたディズナ(Dixna)のフルフェンダーを試してみます。結果としては、これでいけました。
■ディズナの『ロードフェンダー』
ようやく日の目を見る。
製品構成はこんな内容
前後のフェンダー。
ステーが4本。金属製でごつい。
各種ネジ。
ちなみに上記のネジは、ステーとフェンダーを固定するためのもので、ステーと車体の固定用のネジは入っていません。車体側のネジ穴の大きさ・深さに応じて自前で用意してね、ということでしょう。
そして、私がホームセンターを4軒回って揃えた『車体にステーを固定するためのネジ』は下記です。場所によって太さ・長さが異なりますので、こちらも試行錯誤で大変でした。
合計で7本必要になります。
A、リア側 センターブリッジ固定用:M6×15mm(六角ボルト) 1本
B、フロントフォーク裏・BB裏用:M5×15mm(プラスネジ・トラス) 2本
C、ステーの固定用:M4×7mm(プラスネジ) 4本 ※10mmまでならOKです。
ネジはAmazonでも色々サイズがあります(表記は4mmですが、長さ選択出来ます)。
トラスというのは、頭を広くして固定力を上げたものです。
ステー固定用の4本(フォーク裏・シートステー裏)ですが、超低頭はドライバーで回し辛かったのでM4×7mmを買い直しました。ただし私のフレームの場合、個体差でフォーク裏の片方の穴が雌ネジ側のタッピングの精度が悪く、最初は途中までしかねじ込めませんでした。慎重に力をかけながら締めると最後までネジ込むことが出来ました。ネジを抜くとやはり削りカスが。その後は普通にネジ込めるようになりました。なので、下記画像の5mm、超低頭の8mmというのは不要です。(好みで超低頭を使うのは良いと思います)
とりあえずこれで準備は出来ましたので、次回は組付けです。ちなみに材料の他に、工具も必要です。
■キャノンデールシナプス関連の記事はこちら
- シナプス発注しました
- シナプス納車です
- インプレ編 いきなり300kmを走ってみての感想
- シナプスに適合するフルフェンダーはこれ。早速装着してみる その1
- シナプスに適合するフルフェンダーはこれ。早速装着してみる その2
ちなみに、必要な工具があるか確認した方が良いです。ドライバーはこういう隙間で回せるタイプが必要。ラチェットだと尚良し。
10mmのメガネレンチも必要です。ツール缶に入れて持ち運ぶことになりますので、短いのが良いです。