【ブルベ】2019PBPシーズン開始 マイナス7.7度の世界 北関東400試走その1
さてBRM104三浦200の試走に続いて、BRM102北関東400の試走に行って来ました。結果としては25h30mで無事に完走です。また予想以上の寒さを十二分に堪能して、斥候役としての責務も果たすことが出来ました。
暖かい季節に実施したら何ということは無いコースだと思うのですが、
・南に行く200、300
・茨城を回るけれど、ちゃんとした施設で仮眠が出来たり、後半は暖かい房総を走る600
と比較して、この400は1月なのに宇都宮まで往復するという、寒さに関しては情け容赦ないコースとなっています。最も気温が低下しそうな3時くらいは埼玉の寄居・小川町・東松山あたりの比企郡丘陵部を通過するのですが、果たしてどれだけ寒いのか?寒さと向かい風耐性が問われるコースとなっています。
■スタート
試走は12/30(日)。主催のk内さんとbeyさんの3人で走り出します。たまがわ正月シリーズの中でも、400だけは7時スタートとなります。ちょうど夜が明けた頃に朝焼けを望みながら。
私はeTrex20xのセッティングが終わっておらず、スタート時刻を過ぎてもディスプレイ点灯時間の設定やらをいじくって、遅れてのスタートとなります。買ったばかりで地図と日本語辞書を入れただけの状態だったんですよね…。設定は一度完了するといじりませんから、どのような設定になっていたのかすっかり忘れていました。地図表示がヘディングアップになっていたりして、慌てて設定です。
一通り終わると一人で出発。先行のbeyさんには府中のNECのあたり、k内さんには立川の辺りでキャッチアップしました。この日は天気が良く、富士山も綺麗に見えました。
そこからは3人で青梅のPC1まで。軽く補給をして先に進みます。ここから先は埼玉を北上しますが、向かい風の中をシコシコ進んでいくと、越生のあたりで突然パワーとケイデンスの値が表示されなくなります。パワーだけならまだしも、ケイデンスも表示されなくなるということはパワーメーターユニットの電池切れでしょう。半年に1度くらいのペースで切れますね。2人には先に行ってもらい、電池交換です。なぜこのタイミングで…。
パイオニアの電池蓋はコインで回すタイプなのですが、小銭を持っていなかったためお手上げか…と思いましたが、このスピードプレイのCリングがちょうどぴったりの厚さでした。持ってて良かった…。
■群馬県へ
ここから先はしばらく写真がありません。小川町を越えて熊谷、利根川を越えて群馬県へ。大泉、佐野と向かい風の中をひたすら進みます。向かい風だとせいぜい20km/hちょいしか出ないので、なかなか貯金が出来ません。佐野を過ぎたところで、k内さんとbeyさんは小三郎というラーメン屋さんに吸い込まれていきます。
私はここから別行動。自分の場合、400は夜中にどうしても眠くなるので、仮眠が必要なんです。そのための貯金をねん出する必要があり、涙を飲んでラーメン屋をパスします。コンビニとかファミレスで仮眠しなければならないので、400は嫌いです。眠気を我慢しながら走ることになるので、楽しくありません。
■いよいよ夜間走行
ここらで日が暮れてくるのですが、急激に気温が下がりぶるぶる震えながらどうにかPC3の小山のセブンイレブンに。セブンイレブンだと外で休憩するしかないので、どうにか吹きすさぶ風を避けようと店舗と倉庫の間にある40cmくらいの隙間に入って肉まんを食べます。怪しすぎる。
ここで装備を夜間対応のものに交換。宇都宮を目指します。この思川のあたりは埼玉のアタック日光東照宮で何度も通った知った道です。農道なので舗装の状態が良くないのですが、28Cのタイヤのおかげで快適に飛ばします。いつものように東武日光線沿いに北上し、鹿沼の市街地を抜けると折り返しのPC4…のはずなのですが、郊外に出ると突如恐ろしいまでの寒さに。
PC4に到着
折り返しである203km地点のPC4セブンイレブン宇都宮森林公園入口に到着してGarminの表示を見ると、まだ18:30なのに既にマイナス2度…。こんな場所では休憩出来ないので、とりあえずピザまん1個食べて鹿沼の市街地にあったマックで食事をすることにします。
ここからは来た道を戻るので、どこかでk内さん・beyさんとスライドするかな?と思っていたのですが、マックで10分程度休憩している間に通過してしまったようです…。その後、最初の大休止ということで新栃木駅近くのサイゼリヤでしっかり食事。この次にお店があるのは40km先の佐野まで行かなくてはならないので、時間も20時近いですしこの辺で食べておきます。外は結構な寒さ(0度くらい)なのですが、まだまだこんなのは序の口なのであった。
その2に続く。