カーボンシートポスト 切断しました
GWの最終日、ちょっとだけ時間に余裕が出来たので、以前から気になっていたカーボンシートポストの長さ調整を行いました。要はカーボンシートポストを切断したというお話です。
私のシートポストは、3TのTEAM(セットバックなし)のタイプを使用しています。
他のシートポストも似たようなものですが、ご覧の通り相当長く、フレームに埋まっている意味の無い部分が半分以上ありますので、道具をお借りして切断してみることにしました。ちなみに真ん中あたりにグレーのテープの切れ端が貼ってあるのですが、いつもはその部分まで差し込んでいます。
まずはどの位の長さを切断するのか決めます。今後何があるか判らないので、ギリギリまで切ってしまうことはせずに、余裕をみた長さにしようと思います。もしかしたら、来月新しいスローピングのフレームを買ってしまうかも知れませんし(?)ね。このポストには『最低でもここまで挿入せよ』というマーキングをメーカーがしてくれていますので、そのミニマム値を測ってみます。約9cmですね。全体が30cm以上あるノーマルの状態で9cmあれば良いのですから、切断後も同じく9cm挿入していればまず間違いないでしょう。
ということで、先ほどのグレーの目印から10cmほど残して、それ以下の部分をちょん切ることにします。長さが決まったら、切断面を綺麗に保つためにテープを巻いておくとよいそうですので、フレームに貼った3Mの保護テープを巻きます。
使用する道具は『金属用のこぎり』『ソーガイド』の2点。どちらも自転車部の部長からお借りして来ました。シートポスト、手術台にセットされるの図。
以前に自分で作ったDIY台の上に、C型クランプで固定。当て布は蒲田の駅前で配っていたポケットティッシュw これで十分固定されます。固定されたら、ガイドにノコギリを入れてギコギコ。カーボンは固めの木材のような感覚で切れます。切断については、あまり気を遣うことはありませんでした。
切断後。パイプの内側にカーボンの粉が溜まっていますね。粉は結構細かいですが、屋外で作業していましたので『フーッ』と吹いてお終いw
むしろソーガイドに粉が沢山付着していますので、エアダスターで強力に吹き飛ばして綺麗にします。
切断面はこんな感じ。内側に多少バリが出ます。触ったらチクチクしそう。
600番のサンドペーパーで軽くサンディングすると、綺麗になります。切断面のペイントも全く剥がれていません。
画像では全く判りませんが、切断後の面を保護する(剥離防止?)ため、瞬間接着剤でコーティングします。
作業はこれでお終い。道具を準備するところから始めて、全部で30分もかかりませんでした。ちなみに切断された部分の重量は35g。すっごい軽量化されましたね!
やる前は結構ビビッていたのですが、切断面が完全に平らでなくてはならない等、完璧を求めなければ意外と楽ちんということが判りましたので、次回からは気軽に出来るかも。何を切るのか判りませんが。何年後か判りませんが、ISPのフレームを買って、自分で切断するとかでしょうか?果たしてそんな機会は来るのか?(笑)
良くできました(^_^)
シートポストの切断は長さだけ注意すればイイから精神衛生上も楽ですよね。ISPカットは失敗するとフレーム一台無駄にしますからね。切断面、カーボンの積層感に萌えますが、隙間があるのが気になります。しかし、35gの軽量化とは優秀ですよ(笑)
ernestさん
お疲れ様です。ホント木材を切っているような感覚でした。切断面は、よく見ると微妙に波打ってますのでISPだったらもっとキッチリやりたいところですね。でもソーガイドとソーの精度からすると、これが限界な気がするのですが…。私は木材の切断では、ソーガイドとソーを同じメーカーが専用品で出している商品を使っていますが、精度は半端じゃないです。それで切ってしまうのもアリかもですね。
しかしこれで35g軽くなるなら、もっと切れば良かったです(笑)
3Tでいうと、TEAMとLTDのシートポスト重量差よりも大きいですもんね。
工場に来て頂ければ、何でもスパ~ンと切っちゃいますよ! 切った後がなかなか難しいですよねぇ。
か~ださん
お疲れ様です!工場には機械あるんですね!機械なら余裕ですね、でも今の所切る物が無いデス…(^_^;)
一度工場行ってみたいので何か切る物作ろうかな…w