ブルベ【BRM709北海道1200納沙布岬】札幌まで自走 その1
本編その3です。その2はこちらから。
北海道の夕日はいつもよりも綺麗でした。
さて私は札幌まで自走して、本来私がイメージしていた『北海道のサイクリング』を体験しようということになった。そうと決まれば早い方が良い、既に時刻は9時を回っているのでのんびりしていると明るい内に走れる距離が減る。ばたばたと準備をして、北見にいた知り合いに挨拶回り。そして30分ほど前に出立していったけーこさんに会えたらいいな、と思い出発。
中止が決まるとこの天気。まぁ天候が悪かったのは台風による一時的なものなので、こうなるのもむべなるかな。時刻は11時。
腹が減ったので、訓子府のセイコマで冷やし中華。初の北海道の青空の下での食事はおいしかった(コンビニの駐車場だけど)。
ここで買い物をしていると、つなぎを着たどう見ても地元の人に『北海道1200kmのブルベの方ですか?』とこれ以上ない位の具体的な質問を投げかけられて、焦った。どうもレースをやっている方で、三船さんのブログやらをチェックしていてほぼリアルタイムに情報を把握されているらしかった。中止になったことまで知ってましたが、自走で札幌まで戻ると言って驚かなかった唯一の人かも(笑)
美園峠への登り口。往路は快適なダウンヒルだったので『復路はここを登りかえすのか~。。。』と沈んだ気持ちになったが、今回はサイクリングが楽しい気持ちが勝り、全く苦にならなかったですね。
建設中の北海道横断自動車道?の巨大な橋桁。
美園峠のピーク。ここから陸別になります。12:11。14kmの登りを1hほどで。
峠まで上ると、ちょっとした高原のようになっていて非常に良い眺望です。
峠を下ると白樺の並木道が続きます。どこまでも一直線に続く道路、空、雲。広大な大地をノンストップでサイクリング。楽しい、本当に楽しい。走って良かった!
途中、りくべつ鉄道の線路がありました。
百恋駅。
随所にかわいい農場の案内看板があって、見るだけで楽しめます。
昼頃、りくべつの道の駅でソフトクリーム休憩中のけーこさん、吉田さんらとようやく合流。お昼ごはんをどうするか聞くと、足寄の道の駅で豚丼を食べる予定とのこと。私もそれに乗っかることにします。吉田さんらは道の駅で仮眠をするとのことなので、けーこさんと一路足寄へ向かいます。
ようやく足寄について、目当てのお店が閉まっていたりとひと悶着あった後、道の駅の豚丼屋で豚丼!冷凍しないお肉を遠赤外線で焼くというこだわりで、とても美味しかった。おすすめです。時刻は1530位、遅いランチでした。
この後、足寄湖までかなりのヒルクライム区間がいきなり登場。けーこさんとはここでお別れとなってしまいます。河もでかい。
その後、60kmほど走って直線道路に入ると西の空が赤く染まってきました。
この手前の直線道路の入り口で、川越から来たというYさんとたまたま合流して知り合いになる。石北峠を回ってきたそうです。こんなところで他のランドヌールに会えるとは、これも何かの縁ですね。YさんとはここからPC2まで、70kmほど一緒に走ることになります。ちなみにこの写真の時点で19:30。緯度が高いので明るいです。
時系列が前後しますが、Yさんに撮ってもらった写真!(^_^)v
そして2人で狩勝峠を越えて(5%の区間が8kmも続いてなかなかキツかった)…。すでに時刻は2110。輪行組はすすきので飲み会などしていてTLは目の毒状態でしたが、自走組はこんな時間に汗かきながらヒルクライムしてました。。。
暗い中を2人で走りながら、ようやくPC2かなやま湖に到着。到着は2230くらいだったかな?Yさんとは自走組は20人くらいいるのでは?と予想していて、PCはかなり賑わっていると思っていたのですが、到着してみると私たちの前に自走で到着しているのは何と1人しかいないとのこと。時刻も22:30でかなり遅いのに、これにはびっくり。
PCには、他に輪行で到着したR東京の方がいました。椅子に座ると、『もうブルベではない』ということでビールが出てきて、皆でおしゃべりしながら軽く宴会。元々復路で150人を受け入れる体制があった訳なのに、10人足らずしか参加者がいない状態で、至れり尽くせりで応対していただきました。本当にありがとうございました。
その後ほどなくして、吉田さんやけーこさん、ようさんも到着。この時既に23:50。皆さんお疲れ様でした。軽く乾杯をして、翌朝に備え床につきます。
それではおやすみなさい。
その4へ続く。
お久しぶりでした。
楽しくブログ拝見させて頂きました。
帰りの自走、北海道の楽しさがとても伝わってきて嬉しいです。
こんな環境で1200出来たら最高でしたね。
でも、終わりよければすべて良し、ですね。
まえださん
こちらこそ、お会い出来てうれしかったです。色々とありがとうございました。
既に往路の北見までのツラい記憶は、帰りの楽しさで上書きされてしまいました(^_^;)
まさに終わりよければ、ですね。今回はいずれにしても皆さんそれぞれ楽しんでいたようで、それぞれの楽しみ方を見るのも楽しかったです。
またブルベでお会いしましたら、宜しくお願いします!