にっき

【夏休み】群馬・長野・山梨ツーリング day2

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さて2日目のスタートです。幸運にもこの日も天候に恵まれそうな予報となっています。ただ標高1,500m~2,000mの地帯を走りますので、実際の天候は行ってみないと分かりません。下から見上げて視認出来る雲の層の更に上に行きますからね。

■2日目スタート

ホテルの朝食をいただいて、7時過ぎにのんびりスタート。7時からの朝食を食べずに6時頃に出発しようか?とも思ったのですが、朝食付きにして良かった。バイクのライダーさんも何人かいたのですが、朝食は一緒だったのに私よりも先に出発していました。

お世話になりました

ここのホテルのご主人ですが、何とSR600Fujiのことを知っているご様子。宿泊は上田駅前が定番と思ったのですが、こちらも皆さん利用しているんですね。もう2年位はSR600Fujiは走れていないはずなのですが。

『600kmのアレ』

チェックアウトする時も『600kmのアレですか?』と聞かれ、『そうです、(多分)アレです』と良く分からない会話をする。白根山噴火の影響で、コースを通しで走ることが出来なくなっているという事はお伝えしておきました。宇都宮のはじーさんなんかは、このホテルに夜中の2時チェックインをしたりしたそうです。それだけでも十分怪しいのに、自転車に乗ってやって来てあのいで立ちですからね。そりゃ印象に残るというものです。

前日の様に予定が狂うと楽しめないので、朝食を食べたらすぐにスタート。時刻は7:30。丸子町は人口2万人前後なのですが、意外と発展しています。昔は製糸業で栄えていたからでしょう。昭和40年代に廃止されましたが、以前は鉄道も2路線が通っていました。

また町を代表する企業としてあのシナノケンシがあります。当初の社名は『信濃絹絲紡績』ですね。精密小型モーターなどで有名です。

美ヶ原へ上る

近隣のコンビニで飲み物と食料を調達して、まずは美ヶ原に向かいます。丸子町の標高が500m、美ヶ原は2,000m近くありますので朝から1,500mのヒルクライムです。Edge530のクライムプロの画面もこんな感じで心を折りに来ます。

美ヶ原へのパートは2つに分かれていまして、武石口の交差点から武石観光センターまでの距離12km/獲得標高500m。観光センターを過ぎると峠道になり、残りの13km/獲得標高1,000mを一気に登ります。後半の方がきつそうですが、実は前半も日影が無く直線の道をまっすぐ登るので意外ときつかったりします。

武石口の交差点にあったセーブオンはローソンになっていました。前回このコースを走ったのは2013年ですから、非常に懐かしいです。

武石観光センターへの直登。

12kmの道のりをほぼ1時間かかって、ようやく武石観光センターに到着。

ここで少し休憩と補給をしようと思っていたのですが、何と自販機が4月に撤去されてしまったとのこと。売店が開いていれば飲み物は買えますが、種類はコーラとアクエリアス、お茶程度しかありません。また以前は多数あった土産物コーナーも、規模が半分以下に縮小されています。

15分ほど休憩して、美ヶ原へのヒルクライム開始。

今回は観光センターまでの登りも含めて、パワーメーターを見ながら出力をFTPの8割ほどに抑えて登ります。2013年当時は非常に苦労した記憶があるのですが、パワーメーターは非常に使えますね。どんなに斜度がきつかろうとも、可能な限りFTPを超えない様に管理して走れば脚が残ります。非常に楽に感じました。

ということで90分かかって美ヶ原に登頂です。今回は雲がかかっておらず、ようやく自転車で良い天候に巡り合いました。

何しろ前回(2013年)はこれでしたからね(笑)

今回の展望台からの眺め。

ここでは少し食事をして、次はコース通りにビーナスラインを通って霧ケ峰に向かいます。150km走る内の40kmしか走っていませんから、あまりのんびり出来ません。時刻は既に11時。霧ケ峰までのコースプロファイルはこうなっています。前回は修行だった記憶しかない。

パワーメーターとにらめっこしながら、淡々とアップダウンをこなしていきます。途中は多数のライダーやオープンカーなどと会いました。サイクリストも多かったですね。いかにも高原の道といった趣で、アップダウンしか無いことも含めて楽しかったです。

ここは和田峠の手前、三峰茶屋展望台の麓。

八島ケ原湿原でスコールに襲われそうになりましたが、たまたま風向きが良かったので降られずに無事に霧ケ峰に到着。霧ケ峰も見事に晴れていて、ここまで来た甲斐がありました。

2013年と同じく、レストランチャプリンで食事。

次は白樺湖に到着。どこを通っても景色が良くて飽きません。

白樺湖畔のローソンが近代的になっていました。しかし営業時間は相変わらず。ここのローソンは日販で日本一だったこともあるとか。4日後には、再びここに娘と旅行に来る予定なのですが(笑)

続いてスズラン峠。この、森をまっすぐに切り開いた峠道のどこにスズランの要素があるのか…。この道も直線なのですが、斜度がひたすら10%を維持しており非常にきつい。土木技術を駆使して均一に10%の斜度にしなくていいから。でもパワメのおかげで前回よりはるかに楽に登れました。

続いて蓼科手前の女の神展望台。PC8な場所ですね。今回も絶景でした。この木の標識が朽ちていないか、コースオーナーは定期的に巡回しているみたいです。

蓼科を過ぎると麦草峠へ続くR299に合流します。本当は麦草峠に登りたかったですが、時間の都合で茅野方面に下ります。

ここで麦草峠から下ってくる4人パックのサイクリストと遭遇。軽装で珍しいな?と思っていると、朝のツイートでAtack299をやっていた事を思い出します。その4人の後ろを走っていると、途中で『3up』というサインの設置された交差点を左折していきます。私はそのまま直進のルートだったのですが、『ここはもしかしてAtack299のゴールなのか?』と思い、引き返します。毎年出走しているみのさん・ずっちゃさん・しむさんが、もしかしたらゴールにいるかも?と思ったからです。

ダメもとでゴールに向かってみると、何とすぐに会う事が出来ました(笑) まさか一番手前にいるとは思いませんでした。

『こんなところで一体何をしているんだ!』『野生のランドヌールが現れた』などと怪しまれながら、しばし談笑。この後に温泉に浸かって茅野から帰るというので、一緒に温泉に向かいます。

一緒に温泉に入ってさっぱり。その後は原村で一行と別れ、私はルートインのある韮崎に向かいます。途中いくつか登り返しがあるものの、基本的には稼いだ標高を吐き出していきます。途中で美しい夕暮れを見ながら、ダウンヒルしつつ韮崎へ。標高の数値が減っていくと共に、徐々に湿度が増えていくのを感じます…。

下りで踏みまくったおかげで、18:30くらいに無事にルートイン韮崎に到着。途中は明るい内の到着は無理だと思いましたが、明るい内に到着出来て良かった。何故明るい内が良かったのかと言うと、部屋に自転車を持ち込む際は輪行袋に入れてくれと言われていたからです。真っ暗になってから輪行袋に詰めるのはいやです。しかしチェックインの際にダメ元で確認してみると、あっさりそのまま持ち込んで(輪行袋に入れずに)OKですよとの返答。

大浴場に入って、ホテルの向かいにある居酒屋で夕食です。ビールに馬刺し、お客は私のみ。昨日はユニットバスにコンビニ弁当だったのと比べると天国ですね。

宿に戻ると、翌日のルートを考えて床に就くことにします。それではつづく。

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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。

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