【レビュー】anker PowerExpand 6-in-1 USB-C ハブ

morou2

Ankerから出ているUSB-Cのハブを買いましたのでレビューします。と言っても、非常にシンプルな製品なのでレビューする箇所があまりありません。

■総合評価

  • コンパクトなUSB-Cのハブです。
  • いたって普通に使えます。
  • これ1本でUSB-Cのポートを拡張し、PC本体へ充電しつつ5つの周辺機器に接続が可能。

■製品概要

Ankerから販売されているUSB-Cのポートを拡張する周辺機器接続用のハブです。PC本体への充電も可能となっています。Ankerからは、ニーズに応じてポートの種類、数の異なるハブが出ていますが、こちらはポートが6つあるタイプとなります(ただし1つはハブ本体及びPCへの給電用のUSB-Cです)。

外装はアルミで放熱性が高く、軽量です。仕上げも購入感があります。PC本体とハブを繋ぐケーブルも耐久性が高そうです。

■レビュー

商品構成

商品構成です。外箱はいつものAnkerらしいパッケージ。

箱の中には本体、トラベルポーチ、説明書及び保証書が入っています。

サイズ

本体部分の大きさは132mmとなっています。iPhone7が138mmなので、ほぼ同じサイズです。ケーブルの長さは200mmです。短すぎず、邪魔にもならないジャストサイズと感じました。

スペック

搭載するポートは以下の通り。

  • HDMI
  • USB 3.0×2
  • USB-C
  • イーサネット
  • USB-C(給電用、PD対応)

細かな各種スペックは、本当にAmazonに書いてある通り。かなりしっかり記載されているので、補足する点がありません。重要な点としては、USBの各ポートはデータ通信用であり、映像の出力や充電には対応していないというところでしょうか。

USB 3.0。転送速度5Gbpsとの表記があります。
HDMI、USB-C(データ用、5Gbpsの表記あり)、USB-C(給電用、PDの表記あり)の3ポート。
イーサネットポート。

ただしAmazonのレビューを見る限りでは全く充電されない訳ではなさそうですが、PC本体とハブ自体に電力を供給した後の残りの電力が(あれば)各ポートに配分されます。そのため電圧が非常に低いので、あてにはならないと思われます。

給電について

この製品に限ったことでは無いのですが、ハブ自体が電力を消費します。この製品の場合は、12Wとのことです。そのため給電用のアダプターに65Wの高出力製品を用いると十分な電力がPC本体に供給されます(65W-12W=53W)。45Wのアダプターだと33Wが供給されることになりますが、PCの機種によっては33Wだと充電されないものがあります。

私が使っているLenovoのX1 Carboneは30W台の電力でも充電されるのですが、電力不足で充電には時間がかかります。自分のPCの仕様を確認したうえで、快適に使用したい場合は60Wクラスのアダプターを事前に用意しておく必要があります。私はLenovoのこのタイプの65Wアダプターを買いました。コンセントに挿す部分はスリムな方が良いので、アダプターが中間にあるこのタイプが使い易かったりします。

使用感

PCに接続すると、このようになります。使っているPCはLenovoのX1 Carboneです。この端末は左側にUSB-Cのポートがあるので、この位置に接続しています。各コネクタ部はしっかり目に接続されます。

イーサネットケーブルを繋ぐと、こうなります。太くて取り回しに不自由することが多いイーサのケーブルですが、本体と一直線になるので配置がしやすい。また、恐らく使用頻度が高いと思われるHDMIと給電ポートが同じ面にあるため、この点でも取り回しは楽です。

本体がスティック状なので、普段の置き場にも困りません。カバンにもスマートに入りますし、何ならポーチまで付いているので持ち運びはやりやすいです。

PCから認識されない問題

こんなに使いやすいハブですが、実は私の環境だといくつか問題があります。まずは『PCから充電器として認識されていない』こと。ACアダプターを接続したハブをPCとつなぐと、『このPCは充電されていません』というアラートが出ます。

これは、ハブを介してUSB-Cの充電を行うと表示されるアラートとのことです。実際には充電はしっかり行われますし、データ通信も可能です。問題…とまではいかないかもしれませんが、アラートを消すのが少々面倒です。

発熱する問題

上記と関係があるのかもしれませんが、ハブを接続しているPCのUSB-Cポート付近がかなり発熱します。ハブの使用前は起こっていませんでした。排気ファンもフル稼働とまではいかないですが、稼働率が高めになりました。

ハブ本体が発熱するのは聞きますが、今回はPC本体です(むしろハブはあまり発熱していない)。触れない程の高温ではないのですが、温度上昇に伴って排気ファンが稼働するのがやっかいですね。やはり相性が悪いのか…。何か解消する方法はあるのでしょうか。この問題はあまり聞きませんので、LenovoのX1特有の問題かな?と考えています。

■まとめ

必要十分なポートが搭載されていて、本体コンパクトでケーブルの取り回しも良く考えられており、お勧めできるハブです。価格も5,000円程度とお手頃です。

私の場合はポート付近が発熱するという現象がありますが、メインターゲットのMacユーザーの方を始めほとんどの方は無縁の問題かと思います(Lenovoの方は要注意)。接続する機器が多くない方は、これで十分かと思います。

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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。2022年エベレスティング達成、2023年PBP認定、2024年キャノボ達成。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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