ブルベレポート2022

【ブルべ】BRM306埼玉200 アタック霞ヶ浦完走しました 走行編

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BRM306アタック霞ヶ浦の走行編です。まとめ編はこちらから。

■スタート

当日は8時スタート。自宅からは約10kmなので、車で約30分です。スタート地点の出羽公園に向かう前に、いつものマックで朝食をとり、出羽公園へ。駐車場には比較的余裕があるので、7時ちょい過ぎに到着すれば問題ありません。

準備をして受付に向かうと、ベガさん、はちやまさん、noaさんと遭遇。皆さんお住いの東京西部からはかなり遠いと思うのですが…。まさか参加されているとは思っていなかったので、ちょっと嬉しかったですね。それと同じ地元のチクラレさんともご挨拶。他の知り合いは、皆さん7時に出発していた様子。

今日はこのバイクで走ります(詳しくはまとめ編参照)。この平坦コースでしか使えません。

7時半からブリーフィング。今回は全てのPCがクイズ形式。到着時刻は自己申告です。極端な話、コンビニで買い物をしなくても問題ありません。

■PC1まで

PC1までは、ベガさん一行と進みます。越谷から松伏、野田に入ります。江戸川CRの向かい風に苦しみましたが、芽吹大橋を越えて茨城へ。このあたりから早くも花粉が許容量を超えて、鼻水が止まりません。

途中のコンビニで皆と休憩しながら、55km地点、PC1のローソンがある交差点に到着。時刻は10:49。市街地のため風もさほではなく、まだまだみなさん元気。おにぎりやらを補給して折り返し地点のPC2を目指します。

■PC2まで

次のPC2は46km先。霞ヶ浦湖畔のセブンイレブン行方荒宿店です。この区間もベガさん、はちやまさん、noaさんと一緒に走ります。筑波大学を通過し、土浦へ。最近の補給は、エナジーバーを2本ほど携行して走りながら食べるスタイル。以前はカロリーメイトでしたが、こちらの方が食べやすい。

やっと霞ヶ浦湖畔に到着です。この日は北西の風のため、往路は追い風。しかし水面は荒く波立っており、復路は確実に強い向かい風です。追い風に乗って、3人はとても楽しそうです。追い風なので非常に楽なのですが、2年前の向かい風のことを想像すると素直に喜べません。無邪気にはしゃいでいられるのも今のうちなのです…。

追い風に乗って、特にイベントもなく楽勝でPC2に到着です。101km地点、時刻は13:00。5時間で101kmですからいかに追い風が強かったか分かります。追い風なもので、せっかく装備してきたTTバーも使う機会がありません。

ここでははらぽんさん、ゆりかさんご夫妻、ちくられさんもいました。軽くおしゃべりして食事を済ませます。私はカミさんと『夕食までには帰るから!』という約束をしてしまっていたことを思い出し(楽しかったのですっかり忘れていた)、ベガさん一行とは涙のお別れ。

一人で強烈な向かい風の中を帰路につきます。

■PC3まで

次は67km先の水海道にあるPC3を目指します。

さてここからがこのブルベの本番です。強烈な向かい風の中、このために装備してきたTTバーを握りしめ、身を低くして黙々とペダルを踏みます。完全に修行です。

TTバーを握って前傾姿勢を取ると多少は速度が出るのですが(楽になるわけではない)、恐らく170W以上出してもせいぜい17~18km/hが精いっぱいです(CAAD3にはパワメが付いていないので良く分からない)。しかしこんな時には、CAAD3の『インナー38T』が役に立ちます。38Tという歯数は向かい風とか1%くらいの登り坂にぴったりなのです。34Tだと回り切ってしまうのですが、38Tだと適度なトルクをかけることが可能。

正に平地専用。昔はこのギア比で白石峠を登っていたとか自分でも信じられない。

霞ヶ浦湖畔のセクションは27kmほどあるのですが、1/3ほど進んだところでたまたま脚の合った方と一緒に進むことになります。お互いウェアは全身カステリ、バイクはキャノンデール(その方はSuperSix EVOでした)。

勝手に親近感を感じてしまい、しばらくパックで進むことに。ちなみに2人のパックでも、後ろに人が付くと背中に発生するドラッグが低減され、先頭の人もいつもより少ないパワーで走ることが出来ます。

でも私はひたすらTTバーを握っているので発生するドラッグが少なく、後ろについてもあまり楽が出来なかったと思われます(それでもソロで走るよりは格段に楽なはずですが)。私の速度が低下すると前を交代していただき、その後は先頭交代しながら進んでいきました。こういうの楽しいですね。

中盤は更に風が強くなり、2人で必死で走っても時速は15km/h程度しか出ません。死ぬ。1時間以上走ってやっとの思いで霞ヶ浦湖畔のセクションを突破。完全に燃え尽きました。2人して安堵の表情を浮かべ、土浦の街を抜けていきます。風で煽られることも無くなったので、忘れずにエナジーバーを取り出して食べておきます。

このような向かい風の場合はウェアの選択も非常に重要。私はカステリの『Alpha Ros 2 Light Jacket』を着ていますが、前面がGOREなので風を通しません。シルエットも細身なので、風の抵抗も少ない。

防風という意味ではウィンドブレーカーを着ても同様ですが、どうしても風でバタつくので私はあまり好みではないのです。強風の向かい風だと10Wは損している気がします。逆に追い風の時にはバタつくウェアの方が有利ですね。

ウィンドブレーカーは暑くなったら脱げるのもメリットですが、GOREは透湿性も良いので脱がなくても大丈夫。またカステリのAlphaシリーズは2重構造なので、2重のフロントの調節度合いで高強度にも対応出来て非常に便利です。

土浦の市街地を抜けたあたりで、先ほどの方とはお別れ。再びつくば市に入り、小貝川CRを目指します。

ひときわ目立つ『陽光子友乃会』の建物を右手に見ながら平和橋を渡り、小貝川沿いへ。今まではサイクリングロードを通っていたのですが、今年は工事中で一般道を通り常総市役所方面へ。徐々に日も傾いて気温が下がってきます。

鬼怒川を渡り、貫通道路入口の交差点を曲がると間もなく169km地点のPC3です。時刻は16:41。ここもクイズポイントなので、お題の回答をチェックすればOKです。コンビニで休憩しようと思ったのですが、トイレが全く空かず。諦めてトイレも補給も数キロ先にある別のコンビニで行うことにして、先へ進みます。

■ゴールまで

次は34km先のゴールです。折り返しからPC3までが67kmと長かったため、残りは2時間弱の距離です。

まずはトイレと補給ですが、5kmほど進むとローソンがありましたのでピットイン。PCと違い空いているので快適でした。

補給を終えると利根川にかかる芽吹大橋を渡り、野田へ戻ってきます。橋を渡るとサイクリングロードに入るのですが、この区間だけ進行方向が変わるため追い風になります。再びTTバーを握り追い風に乗って走っているとタンデムに乗った埼玉のみなさんと遭遇です。

こちらはお尻の時間が決まっているため、軽く挨拶だけしてパスさせていただきます。TTバーは追い風でも有効なんですね。35km/hを超えたあたりから空力の良さが効き始め、40km/hくらいまで楽に加速出来ます。

江戸川にかかる野田橋を渡るころ、日没に。橋を渡ると埼玉です。

日が暮れると一気に寒くなってきます。風も相変わらず強く、強度を上げて暖まりたいところですが、越谷の中心部は信号だらけでそうもいかず。凍えながらなんとかゴールまで帰還!時刻は18:17、10h17mでゴールです。

あまりに寒いので↓の写真を一瞬で撮影してすぐに車に戻ります…。カードの記入は車中で行い、投函してゴール手続き完了です。

認定は無事に取得出来るはず…。2022年最初のBRMは無事に完走。スタッフの皆さんありがとうございました。

今回は、久々にCAAD3で走れて楽しかったです。フレームはアルミでガチガチなので、荒れた路面では『ドガガガガ』というすごい衝撃がくるのですが、サイクリングロードのような舗装の良い場所ではそれなりに速かったです。カーボンフレームのエンデュランスロード+28Cのチューブレスとはまた違った乗り味で楽しめました。

次回は自クラブたまがわのBRM409籠坂200に参加予定です。

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ABOUT ME
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当サイトは自転車関連のパーツレビュー、ブルべの走行記録を中心としたブログです。
管理人は40代のロードバイク乗り。20年前にCannondaleのCAAD3を買って以来、Cannoncdaleばかり乗り継いでいます。 昔はメッセンジャーやレース、今はロングライドとブルベ中心。ブルべの主担当もやります。
年間走行距離は約10,000km。身長170cm、体重57kg。
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