【ブルべ】BRM501日本橋1000 day3-2

2022年のGWに行われた『BRM501日本橋1000』のday3、その2です。その1はこちらから。

■3日目、その2

立石寺

山刀伐トンネルを通過すると、次は同じく山形の立石寺に向かいます。こちらも芭蕉で有名ですが、非常に歴史のある寺院ですね。区間距離は55km、756km地点。下の画像だと『750』というポイントの下にある折り返しの地点が立石寺です。山刀伐トンネルが700km地点なので、やっと残りが300ブルべ1本分になりました。

ちなみに本日(3日目)のスタート地点は『525』のポイントの下にある石巻です。そして今日の宿泊地は『825』のポイントの先にある新庄です。既に16時だというのに、これから120km以上走らないと新庄のホテルに到着しません。遠い…。

山刀伐峠から下っていくと、尾花沢、大石田、村山、東根、天童と山形東部の盆地に形成された町を順に通過していきます。天童に入ると一部の区間が立石寺からの戻りコースと重複しており、何人かの参加者とスライドして少し元気をもらいます。

東根のあたりでコース左手に都合よくドラッグストアがあったため、やっとワセリンを購入して股に塗りました。塗ると膜が出来てヒリヒリ感が相当に軽減されますね。

この辺りから日が傾いてきます。山肌をほのかに照らす夕日がなんとも言えぬ美しさでした。

天童の街中を過ぎると、立石寺の方向へ進路を変えます。りんご畑の向こう、山を染める夕日も少しづつ濃さを増していきます。

日本海側の空は既にグラデーションに染まっています。朝晩のこれを見るために走っていると言っても過言ではない。

パンクしているので27~28km/hくらいしか出せないのが良いのかもしれません。脚は比較的元気で、立石寺に向けてひたすら登りですが、苦労せず登れます。

パンクのせいで最後尾近くになっている様子ですが、日没前にどうにか立石寺に到着しました。ポイントの手前に応援のために待ってくれている方がいて『こんな場所で?』と驚きましたが、久々に人と会話をして元気をもらいました。

時刻は18:33、756km地点。73時間の計画より更に20分遅れ。パンクしている割には順調と言えるでしょう。

芭蕉乗船の地

次は芭蕉乗船の地に向かいます。新庄の中心部から西に10kmほどの最上川が蛇行している個所に存在します。ここから最上川を下るために船に乗船したとのこと。対になっているのが芭蕉上陸の地ですね。820km地点、区間距離は63kmです。

距離にすると大したことはありませんが、辛かった区間を挙げろと言われたらまずこの区間です。ここから夜間走行になるのですが、後半の舟形町、大蔵村に入るととんでもない寒さ。街灯皆無でどこを走っているのか全く分からない、人家もない、ナビ画面の線の通りに走っているだけ、という修行度の高い区間。

さてこの先は夕食時になること及び補給困難が予想されるため、下った天童の市街地のお店で早めに食事をすることにします。食事を待つ間にシューズカバーを装着したりアンダーを重ね着して、夜間の気温低下に備えます。コースの確認も重要。

お店は往路で目星をつけていた『まるまつ』。和食のチェーン店でファミレスよりも微妙に小さい店舗で運営しているところが特徴です。宮城県の会社で、東証スタンダードに上場しています。全く知らなかった。

ここで寿司とそばのセットを食べて補給完了。私の前に会計を済ませていたおばちゃんから『どこから来たのか?』と聞かれてしまい、うっかり東京からと答えると興味を持たれて捕まってしまいます。最後は天童はさくらんぼが美味いので、6月にまた来なさい!という締めで終わりました。

天童を離れ、山形空港を通過して大石田を過ぎると市街地とはお別れ。最上川に沿いつつ乗船の地を目指します。大石田町の終わりにある妙な峠が非常にきつかったのですが、回避するルートは無いのだろうか。。。(YO-TAさんによると、小坂峠というらしい。宮城ブルべではメジャーみたいです)

そしてこの辺りがとにかく寒い。まだ日付も変わっていないのに2度前後しかなかったのでは?と思います。あまりの寒さにGamrinの温度表示を確認する勇気がありません。インナー2枚重ね+カステリのPerfetto Ros Convertible でどうにかギリギリ耐えられる寒さ。

カステリのPerfetto Ros シリーズは非常に優秀で、GORE-TEXの生地を使ったジャケットなので風を通しません。ジッパーを閉めると首まで覆うのでかなりの寒さまでいけます。今回は他の参加者もカステリ率が高かったですね。

しかし本音を言うともう一枚欲しい。ネックウォーマーと、更に厚手のグローブ&シューズカバーが欲しかった。

実はまだレインウェアがまだバッグには残っていましたので、それを着ることもできました。しかし既に他の参加者とパックで走っており、着替えのために停車して単独になるのが嫌だったので根性で耐えることを選択。

この区間では皆さん脚が回らない様子で、前走の人を吸収して集団が少しづつ大きくなっていきます。この寒さと暗さですから、集団で走った方が良いでしょう。

そしてどうにか芭蕉乗船の地に到着。時刻は22:07、820km地点まで来ました。計画より30分遅れ。ここには10人くらい居たと思います。こんな時間に怪しすぎる。

セブンイレブン新庄鳥越店(PC3)

さて次は久々のPCであるセブンイレブンに向かいます。新庄の市街地なのですぐ到着かと思いましたが、何と10kmもあります。今更ですがレインウェアを着用。コースも平坦かと思いましたが、幹線道路を避けて南側の丘陵地帯を横断して向かうという鬼のようなルート。

30分ほどアップダウンをこなして集団のまま到着。時刻は22:47、830km地点。キューシートにはクローズが23:02と記載されていたので焦りましたが、それは11時スタートの場合でした。私は12時スタートなので、貯金は1時間15分ほど。ただし計画比では30分のディレイです。しかし私は既にDNFなのでそんな事は関係な(ry

見ての通り、レシートを入手するためだけの買い物をして即ホテルへ向かいます。寒いので早く風呂に入りたい。今夜の宿もルートインです。朝食の買い物をして23時過ぎにホテル着。洗濯と充電、風呂をこなして就寝。明日はいよいよ最終日で180kmを残すのみ。3時出発の予定です。

day4へ続く。