【ブルべ】BRM501日本橋1000 day4

2022年のGWに行われた『BRM501日本橋1000』のday4です。いよいよ最終日。前回の話はこちらから。

■4日目

ついに4日目まで生き残りました。計画よりもディレイしていましたが、早起きすればリセットされて計画通りになります。と言いつつ計画では3:20発のところ3:40に出発しています。いきなり20分の遅れ。もはや早起き無理。寝たい。

さて本日の行程は残り167kmを走りゴールまで。もう1ブルべも残っていないので楽勝ですね。まずは55km先のセブンイレブン酒田法連寺店を目指しましょう。

夜明け前に新庄市、鮭川村と進みます。なだらかな丘陵地帯で山形っぽい地形。真室川町に入ると明るくなり始めます。ここらも非常に寒い。

もうコンビニなど無いと思っていたところに、真室川町唯一のコンビニが現れたために立ち寄ります。約40km先のPCまで無補給地帯のため、これはピットインせねばなるまい。缶コーヒーを飲みつつおにぎりを補給。外は非常に寒いため、店員さんに断って店内で飲食させていただきました。ありがたや。

店を出ると日の出です。真室川にかかる橋の上から。

畑の上は靄がすごい。

桜が満開で見ごろでした。

開けた場所に来ると、正面に鳥海山です。最初はこの山が何か分かっていませんでした。自分が秋田との県境まで来ている認識が無かったからです。これは裏から見る鳥海山だったのですね。

進む内に徐々に登りになり、完全に峠越えの様相となります。峠越えがあるとは全く予習しておらず、苦労しながら登っていきます。ひたすら登ること数キロ。ようやくピークであろうトンネルに到着。どうやら青沢越というらしく、酒田との境になっている地点です。

これまでは奥の細道の通りに歩みを進めてきましたが、ここだけルートが異なっています。芭蕉乗船の地に昨日に立ち寄ったとおり、芭蕉は船で最上川を下り出羽三山へ向かっています。

とにかく登りは終わったので良しとします。広い道を気持ちよく下ると酒田の街に到着。車も増えてきたところでセブンイレブン酒田法連寺店に到着です。時刻は6:51、888km地点です。登りがあったために計画よりも1時間ディレイ。なにせリアタイヤに穴が開いているもんだから、下りでも30km/h以上のスピードを出さないようにしているので遅れが取り戻せませんな。

芭蕉上陸の地

気温も上がってきたのでコンビニで朝食です。20分ほど滞在しましたが誰も来ませんでした。PCはこのコンビニで正しいのか不安になって確認してしまった。次は最上川沿いの芭蕉上陸の地を目指します。区間距離は24km、912km地点です。

コンビニの裏から見える鳥海山。見事です。

少し走って国道に出ると、朝なのに妙に暖かい。Garminを見てみると何と17度。まだ7時半ですが…?2時間前は気温1桁だったのに。

今度は南に向かっていますので、出羽三山が見えてきます。

と思ったらリアタイヤの様子がおかしい。歩道に退避して様子を見てみると、何と固まったと思っていたシーラントが破れて、再びシーラント噴出。

2.0barくらいまでエアを入れるとシーラントが出てくるので、その手前までエアを入れます。昨日と同じく固まるまで30分はかかりますので、休憩と思って押し歩きです。これはギリギリのゴールになる可能性が出てきました。

どうにかシーラントが固まり、1.5bar程度ならエアが入りますので恐る恐る走行再開。次にシーラントが出てきても、30分も押し歩きする時間的余裕はありません。何事も無いことを祈りながら丁寧にペダリングして進みます。

とりあえず芭蕉上陸の地に到着。912km地点、時刻は8:59。24kmの区間距離に2時間もかかってしまった。

出羽三山神社

さて残りの距離は88km。ゴールクローズは15:00です。BRMでの最低ラインであるグロスで15km/h、約90kmを6時間で進めばゴールには間に合います。しかしもう一度シーラントが出てきたらアウト。とりあえず行くしかない。

次の目的地は出羽三山神社、区間距離は15km。まずはここまで進んでみる。ゆっくり進む分には大丈夫そうですが、とにかくリアタイヤに空気が入っていないので、踏んでもタイヤが変形するだけで思ったように前に進まない。結構なパワーロスをしていることが良く分かります。地味に辛いですが残り90kmなので何とかなりそう。

無事に出羽三山神社に到着。928km地点、時刻は10:04。時間が無いので即リスタート。

象潟海岸

最後のフォトポイントは距離合わせのような場所にある象潟海岸です。998km地点、区間距離は70km。5時間でゴールまでの72kmを進めば良いので、最後までタイヤが耐えてくれれば完走出来そうです。

国道に復帰すると、道路沿いにヤマトの営業所が見えます。タイヤもパンクしていることですし、タイヤにかかる荷重を少しでも減らすために不要となった荷物を自宅へ送り返すことにします。ヤマトの営業所なら箱も買えるし、テープも使わせてくれますから梱包の心配は不要。雨具や夜間用のグローブを箱に詰め、発送完了。たまたま空いていたので10分かからずに終わりました。これでサドルバッグが軽くなった。

この70kmの区間ですが、この最後になって幹線道路メインのルートを通過するためそれはもう路肩の状況がひどい。雪国ですから仕方ないですが、どこもかしこも穴だらけで、パンクしているタイヤで通る道ではない。もう一度穴に落ちたら、またシーラントが噴出しかねないのでかなり気を遣って走りました。

ただ、全体を通して追い風だったために非常に助かりました。これが無かったら恐らく間に合っていなかった(もし向かい風だったら、3名くらいはDNFが増えていたのでは?)。

時間を気にしながらの走行でしたが、景色は良かった。羽越本線沿いに走行し、最上川にかかる第二最上川橋梁は非常に立派でした。酒田に入るともう一度日和山をヒルクライム。芭蕉の句碑があるらしいですが、ここは普通に国道を走らせて欲しい…。

酒田を過ぎるとR7を北上します。交通量が多く、路肩の穴を避けるのも限度があるので穴を踏みながら進みます。すると徐々にリアタイヤの空気圧が落ちてきているような…。シーラントが出てくるまではいかないものの、速度が出ない。何度も(1.5barを超えないように気を遣いつつ)空気をつぎ足しながら進むので恐ろしく効率が悪い。

それでもじわじわと距離を稼ぎ、ついに象潟海岸に到着。998.7km地点、時刻は14:28。30分残して間に合いました。

ゴール

さて残りは1km先のローソンに行きレシートを入手するのみ。ということで早速入手。これで晴れてBRM501日本橋1000を時間内に完走です!

あとはゴール受付に行き、証跡の確認を残すのみ。他の参加者と会話しながら少しはゆっくりしたかったですが、チェックポイントの数がこれだけ多いと漏れている可能性もあるため安心できません(実際にその不安は現実のものとなるのであった)。

ゴール受付

さて急いでゴール受付の象潟公会堂に移動。日本橋のスタッフさんと会話しつつ、ゴール受付に向かいます。レシートチェックのコンビニに関しては、ブルベカードに自ら時間を記入せよとのこと。レシートは全部で6枚のはず。が、手元には何故か5枚しか無い…。なぜ?

足りていないのは矢板のPC2。1000kmを時間内に走って、ゴールで証跡不足が発覚するとは。。。最後の最後でこのオチ?

自分の中でも、紛失したのか立ち寄るのをそもそも忘れていたのか?記憶が定かではありません。既に3日前のことです。

日本橋の方と相談しながら色々な方法で確認を行いましたが、どうやらPCをスルーしていた模様…。日光のガストであんなにルートを確認したのに…。こんな初歩的なミスをやらかしてしまうとは、恥ずかしくて表を歩けません。

ということでどうにもならず、無事に認定外完走となりました。日本橋のスタッフの方には非常に親身に対応していただき感謝しかありません。

この後は用意された宿で懇親会の予定なので、諦めがついたところでまずは宿に移動して、風呂に入って汗を流します。その後の懇親会でネタにして流すのが唯一の供養の方法ですね。

後味の悪い終わり方になってしまいましたが、個人的には2度のパンクを乗り越えて時間内にゴールが出来たことで満足度の高いブルべとなりました。数年ぶりに走った1000kmでしたが、1000kmの距離と気温差にも対応出来たので収穫の多いブルべとなりました。チューブレスでパンクしても、まあ何とかなりますね。

これで認定も取得出来ていたら言うこと無しですが、仕方ありません。当初の目的である『PBPの優先エントリー権の獲得』は達成出来ませんでしたが、9月にまたチャレンジしたいと思います。

それではゴール後の話に続きます。