【ブルべ】BRM501日本橋1000 まとめ編(完走しました)

GWに開催された『BRM501日本橋1000』を走ってきました。結果は無事に74h40mで完走です。しかし…完走は果たしたものの、何と肝心の認定を取得することが出来ずDNFの扱いに…。

自分のミスからこのような結果となってしまったのですが、開催に尽力いただいたスタッフの皆さんに非常に申し訳ない気持ちで一杯であります。こういった場合、本人よりもスタッフ側の方が後味の悪い気持ちになるものです。

ともあれ初日以外は天候にも恵まれて、久々の1000kmは楽しいブルべとなりました。この奥の細道シリーズはまた開催されるそうですので、再チャレンジ(せざるを得ない)した際の記録として残しておきます。

■コース概要

まずコース概要ですが、ペットネームの通り『奥の細道』を辿ります。東京都江東区の木場公園を出発し、日光と那須高原に立ち寄った後に宮城の石巻を目指します。そこから平泉に寄り鳴子温泉を経由して山形の立石寺まで。その後新庄まで北上した後に真室川町を経由して出羽三山神社に寄って最後は秋田県にかほ市の象潟にゴールします。東京から埼玉、千葉、茨城、栃木、福島、宮城、岩手、山形、秋田と10都県を巡ります。

■走行計画

走行計画や装備などは、前回書いたこちらのエントリの通りです。

行程

走行計画の概要は以下の通り。

  • 1日目:栃木県の大田原まで約200km走行し、ホテル泊。
  • 2日目:宮城県の石巻まで約320km(518km地点)走行し、ホテル泊。
  • 3日目:山形県の新庄まで約315km(833km地点)走行し、ホテル泊。
  • 4日目:167km走行して秋田県の象潟にゴール。

出発が5/1の12時なので、3泊する計画となっています。ホテルにはそれぞれ5時間滞在する想定で、トータルで73時間での完走を見込んでいます。1000kmブルべの制限時間は75時間ですが、2時間はトラブルのためのバッファとしています。

ウェア

GWの東北は、夜間の気温が1桁前半まで普通に低下します。特に深夜から早朝にかけて恐ろしいほどの寒さで、北に移動するほど寒くなっていきました(雨が関東地方のみで良かった)。最後まで悩んだところでしたが以下のウェアで走り切りました。

  • アウター:カステリのPerfetto Ros Convertible(4~16度)
  • インナー:ミレーのドライナミック(半袖)+夜間はクラフトのACTIVE EXTREME(長袖)
  • パンツ:カステリのNano Flex Pro2ビブタイツ(-2~10度)
  • グローブ:カステリのLIGHTNESS2グローブ(12~18度)&SPETTACOLOグローブ(3~12度)

3日目の朝までは何とか乗り切れましたが、3日目の夜間に山形の大蔵村という場所を通過した時にはこれでも寒かったためにレインウェアを追加で着ました。

この時は本当に寒かった。恐らく1度くらいしか無かったのではないかと思います。あまりの寒さに1人で走っている人はペースが上がらない様子で、集団は前走者を吸収して次第に大きくなり、最終的に7名くらいで固まって走りっていました。全員レインウェアを着ていました。

天候

初日はスタートした12時から23時くらいまで雨。その後の2~4日目は晴れとなり、天候には恵まれたのではないかと思います。気温は前述の通り夜間から早朝は2~3度。日中は20度程度となりました。PBPの練習にはもってこいの気温でした。

ライト、ナビ関係

ライトはVOLT800とRN1500の2本。RN1500は2本持っているのですが、スイッチ部分の防水性に不安があるので1本はVOLT800にしました。やはりVOLT800から中々離れられない。またナビはEdge530Jがベンチ入りしてiGS630を実戦投入。

iGS630のナビ性能は今後に期待というところでしたが、ランタイムの長さ、USB Type-Cによる充電の早さは非常に助かりました。充電の早さはRN1500も同様ですね。2時間程度の充電時間で満充電になるため、安心してバッテリーを使い切ることが出来ます。

■各コントロール通過時刻

各ポイントの通過時刻は以下の通りでした。ゴールはローソンですが、それも含めて全23ものチェックポイントがあります。認定が出なかった理由は、PC2の証跡が無かったためです(辛い)。

到着時刻 所要時間 区間距離 総距離
スタート(木場) 12:00 0.0
PC1 15:50 3:50 69.6 69.6
大神神社 17:24 1:34 25.7 95.3
裏見の滝 21:22 3:58 53.2 148.5
PC2 不通過 39.4 187.9
ホテル着 23:20 1:58 12.1 200.0
芭蕉の館 4:50 5:30 10.6 210.6
殺生石 6:55 2:05 32.1 242.7
芦野遊行柳 8:33 1:38 25.7 268.4
白河関の森公園 9:31 0:58 13.8 282.2
新白河駅 10:28 0:57 12.1 294.3
飯坂温泉駅 15:46 5:18 97.9 392.2
MS多賀城城南 20:34 4:48 87.1 479.3
ホテル着 22:20 1:46 38.7 518.0
日和山公園 4:14 5:54 2.9 520.9
中尊寺 8:30 4:16 77.3 598.2
岩出山芭蕉像 12:19 3:49 59.8 658.8
山刀伐トンネル 15:36 3:17 43.3 701.3
立石寺 18:33 2:57 55.3 756.6
芭蕉乗船の地 22:07 3:44 63.8 820.4
セブン新庄鳥越 22:47 0:40 9.5 829.9
ホテル着 23:17 0:30 3.1 833.0
セブン酒田法連寺 6:51 7:34 55.0 888.0
芭蕉上陸の地 8:59 2:08 24.5 912.5
出羽三山神社 10:04 1:05 15.5 928.0
象潟海岸 14:28 4:24 70.7 998.7
ローソン象潟才の神 14:40 0:12 1.6 1000.3

補給のためのコンビニ休憩などを考慮してグロスアベレージを18km/hに設定していましたが、18kmに満たない区間が多かったです。補給が無ければ18kmが出るが、どこかに立ち寄るとその分だけグロスが18kmを下回る結果となりました。

また今回は山刀伐トンネルの手前(700km地点)でダウンヒル中に舗装がごっそり欠落した部分を回避出来ずにチューブレスがパンクしました。2mm程度の穴が開きましたが、シーラントが仕事をして1.5bar程度までは空気が入る状態に復旧。25km/h程度であれば進めるようになりました。

その後、900km地点あたりで固まったはずの穴からシーラントが噴出するという事件が発生。再度シーラントが固まるのを待つことに。シーラントが固まるまでに30~40分程度の時間を要するため、その間は押し歩きとなります。両区間では、いずれもアベレージが大幅に低下しています。

そのため後半300kmはシーラントが塞ぐまでの待ち時間×2(90分程度)と、低空気圧による速度低下という状況のまま走りました。空気圧が1.5bar程度しかないと、同じ25km/hを出すにも1割くらい必要パワーが上がっていた気がします。

また山形~秋田の幹線道路は路肩の状態が非常に悪く、穴だらけ(雪国はどこも同じですが)。パンクがなければチューブレスの本領発揮でゴリゴリ突き進むという場面ですが、パンクした状態で穴に突っ込むとタイヤの内圧が上がり、またシーラントが噴出しかねません。気を遣う上に速度も出せず、とても疲れました。我ながらよくゴールまで間に合ったと思います。

と言いつつも序盤のPC2の証跡が無かったため、その時点で実はDNFの状態だったのですが…。証跡があるとばかり思い込んでいたので(ゴール受付で発覚した)、緊張の糸が途切れずに走ることが出来たのでした。

それでは走行編の1日目に続きます。