【取付編5】R9150系Di2 の新パーツを実際に取付してみた。新型ジャンクションEW-RS910取付
さてケーブル類が全て通りましたので、次は新型ジャンクション(EW-RS910)を装着します。
パッケージには、対応するハンドルの内径が20.5~21.5mmとあります。私のハンドルはわずかに20mmに足りないくらいだったのですが、問題なくEW-RS910は装着出来ました。
本体は消しゴム位の大きさ。
他の付属品は、カバー
ジャンクションを装着しない側の穴をふさぐプレートと、ダウンチューブ装着時用のプレート
先ほどのカバーを止めるための両面テープ
ジャンクション固定用のゴムプレートと、恐らくダミーコード…?
が入っています。では取付にかかります。
ハンドルが固定されていた方が作業しやすいので、まずはハンドルをステムに固定。ケーブルが余り過ぎですね…。全部ハンドル内部に押し込んでしまいます。
まずゴムプレートを装着。
ジャンクション(EW-RS910)を接続します。ゴムプレートはこの位置。
ここから余ったケーブルを折り畳み、ハンドル内部に上手く収納します(と言っても、適当に入れるだけでOK)。ケーブルの長さが余程のジャストサイズで無い限りは、ケーブルは元の長さに戻ろうとする力が働きます。そのため、ジャンクションは常にハンドル内部から外側に押し戻される方向に動こうとしています。ゴムプレートは、それを戻ってこないようにする役割があります。
装着後。頑張って押し込んでも、ジャンクションとバーエンドとの間に1mm程度の隙間が出来ます。完璧には密着しません。それでも内部にゴムプレートがあるおかげで、1mmで済んでいる感じです。
それを密着・固定するのがこのパーツ。
こいつに両面テープを貼って、ジャンクションが動かないように固定します。まずは小さい方のカバーから取り付けて、次に被せるように大きい方のカバーを取り付けます。小さな突起があって噛み合うようになっているので、ズレたりすることはありません。
両面テープが完全に固定されるまで、30秒~1分くらいは手で抑えていた方が良いでしょう。
ということで、取付自体はあっさり完了です。
次はバーテープを巻きます。ジャンクションAを装着した側は従来のような方法では末端の処理が出来ません。余った部分は切り落とすしかありません。マニュアルにもそのように記載されています。ただ、どうやって綺麗に斜めカットしようかな…と考えた結果。
まずは3回転分くらい、普通にバーテープを巻きます。するとバーエンドからはみ出る部分があるはずです。そこを裏返しにして、このようにめくりあげます。
裏返しにしたら、バーエンドとの境界部分に鉛筆でケガキを入れます。するとバーテープの裏側にカットすべきラインが残ります。いったんバーテープを外し、ハサミでカット。今度は切ったラインに合わせて巻くだけです。
綺麗に処理出来ました。ただ、ハサミで切ったということが一目瞭然なので、ちょっと違和感があります…。
これでEW-RS910の取付は完了です。次回は残りのワイヤレスユニット(EW-WU111)とバッテリーホルダー(BM-DN110、内装だったらBT-DN110ですね)の取付です。
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