BRM503? 春の筑波8耐
さてGWは毎年恒例のつくば8耐に参加してきました。
この時期、ブルベ界では1000kmや1200kmなどのロングのブルベや、200・300・400・600を一気に開催するヘブンウィークなどが開催されるのですが、今年は千葉で1000kmが、神奈川が『イザベラ』ヘブンウィークを開催しており、メンバー集めにはかなり難儀をしたようです。このあたりは、取りまとめをしてくれているイーチョさんに感謝です。
ということで、今年も何とかロングにもヘブンウィークにも参加しないメンバーを集めて2チーム結成。私は股の炎症(おでき)が再発してしまい、ブルベ以外は自転車に乗らない生活をしていたのですが、何とか症状も落ち着いてSR600 Fujiチームの末席で参加。
チーム概要は、
Fuji:クロサワさん、ブチさん、りゅーせいさん、私、イーチョさん
北関東:竜胆さん、みのさん、しむさん、バントゥーさん、おにくさん
ピットメンバー:マモさん、黒スコさん、イガイガさん
合計13名の陣容です。
当日はこれまた恒例の黒スコさんの車に拾ってもらい、つくばサーキットまで向かいます。筑波サーキットに5時に到着したいので朝3時に待ち合わせなのですが、道路があまりにも空いているので30分くらい遅らせても良いかもしれませんね。
ゲートがオープンすると例のごとくダッシュで場所取りをして、本日の陣地を確保。イーチョさんお手製のスパムおにぎりです。これほんと美味しいです。いつもありがとうございます。
その後はアップをして、クロサワさんの1走からレース開始。この日は暑いくらいの気候でしたのでコースのコンディションが良く、思い切り飛ばせます。
私もだいたい1周2kmのコースを3分前後、良い集団に乗れると2:55くらいでLAPしていきます。一昨年もだいたい同じようなタイムで周回出来ていたのですが、昨年は3分を切ることが無く、遅くなってしまっていました(風向きや、集団の出来具合などもあるので一概には言えませんが)。今年はコンスタントに3分を切れて良かったです。
また今回からはパワーメーターを導入して初のエンデューロです。私のFTPはだいたい200W位なのですが、集団について走っていると40km/hの速度でも100Wちょいの出力で十分ついていけます。ところが、やはりコーナーの立ち上がりで集団が間延びしますので、コーナーリング中の位置によっては立ち上がりで600Wくらいまで踏んでいました。このコーナーの処理がもう少し上手くなるとこんなにインターバル練をしなくとも済むのですが、コーナーリング中でも前走者のドラフティングにぴったり入り続けるのは、その時々の周囲の状況がありますので中々難しいです。
そしてレースも終盤になると表彰台の可能性があるかどうかが分かってくるわけですが、何とか無事に1位のグループをキープしています。このまま上手くいけば、表彰台の可能性もあります。問題なのは、同じ周回数で競り合っている他のチームが3つあること。我らFujiチームを入れて4チームなので、どこかが4位になることになります。
相手を見ると、3つのうちの2つはあの野田のAPEXさん。同じチームですから協力しあって走るでしょう、しかもこのチーム、確実に先頭集団で走り続けられるように1時間くらい前に既に最終走者に交代してます。
ということは、残りの1つよりも上位に行くことを目指した方が良さそうです。ちなみに同じ周回数でゴールした場合、着順で決まりますので、ゴールスプリントで決まる…という展開も十分ありえます。また集団を観察していると、その残り1チームはAPEXとは別の集団にいるようです。
状況が判明したので、作戦としては
1、APEXのいる先頭集団に追いつく。
2、1がダメな場合、残りの1チームと同じ集団に入ってスプリントで差す。
ということになります。そして前走者のbuchiさんから満を持してクロサワさんの出陣。しかし最終盤は集団自体が3つくらいに収束してしまっており、ラストのスプリントで脚も必要になりますから集団から集団へブリッジする動きもありません。
何とか5人位の列車で先頭集団に追いつこうとしたものの、30秒以上のタイム差がある前の集団に追いつくことは難しく、止む無く後方の集団に吸収されます。都合よく、そこには残りの1チームもいます。ということで、この集団でクラス別3・4位争いということになりました。
ターゲットとなる相手のお尻に付きつつ周回を重ね、いよいよラストラップ。最後のスプリントで爆発するのか!と思っていましたが、さすがに相手も全開でスプリントしていますから、約1車身差を捲ることは難しかったようです。最後で捲ることが出来ず、クラス4位という結果になりました。
先頭集団へ追いつこうとしている時に、明らかに脚を使っていましたからね…。まぁこの辺りは、全て素人の外野の意見ですから、実際に走ってくれたクロサワさんには『お疲れ様でした!』という言葉以外にはありません。
むしろ身勝手なランドヌールを取りまとめて、よくぞ4位に上げてくれました、というのが率直な感想です。そしてお片付けして表彰式。
4位なので、一応高いところには上がることが出来ました(笑)
いやー、普段は練習何てしてないのにみんな速い。ランドヌールの底力を見たつくば8耐でした。
取りまとめていただいたイーチョさん、クロサワさん、ありがとうございました。エンデューロは全開で走れる貴重な機会なので、また走りたいですね。次回は体調を万全にして臨みたいです。