久々のバーテープ交換 今回は見た目重視でスパカズのネオングリーン
バーテープを派手な色に交換しました。たまには奮発してスパカズです。カラーは当然ネオングリーンです。お値段4,000円…。
バーテープって高くなりましたよね?15年前は1本1300円とかでした(そもそも高級なバーテープ自体があまり無かった)。なので今でも、基本はSILVAのコルクバーテープしか使わない人です。1本1,600円位で安い、何より軽いし、汚れないので良いのです。バーテープも軽量化には重要ですよ。カラーバリエーションも意外と多いし。
私は軽くてやや薄手のテープの方がダイレクト感があって好きです。昔はキャットアイから『シャイニーバーテープ』というペラッペラのバーテープ(ほぼ、ただのテープ)が出ていましたね。
■前回交換したのは?
今まで巻かれていたSILVAのバーテープですが、巻いたのは昨年の7月のようです。油圧+機械式変速のSTIレバーが我慢ならなくなり、油圧+Di2に変更した時に当然バーテープも交換に。約9か月の使用です。
この時はお金はかかりましたが、やって良かったと思います。STIレバーの太さが全然違いますから、迷っている人はDi2化をやるべきです。こないだR9100デュラの油圧ディスク+機械式変速のロードに乗りましたが、握りが太すぎて無理でした。力が入らない。完全に手が大きい人向けです。12速のR9200?になったら少しはコンパクトにしてくるのか?
■バーテープに悩む
半年以上経過して、そろそろロゴも消えかかってきたし、次のバーテープをどうしようか悩み始めます。ちょうどハンドルも替えようかと思っていた頃でしたし、ハンドルを替えたら強制的にバーテープも交換ですからね。
そこでバーテープは先に調達しておこう、ということで色々悩みます。私のフレームは黒、『Cannondale』のロゴも黒、ということで大変地味です。フォークの『裏』、シートステーの『裏』、BBコンバーターなどにキャノンデールのグリーンが入っているという『分かる人には分かる』という良く分からない渋い仕様なので、バーテープ位はワンポイントで強調しても良いかな、と。
他に目立つ場所はボトルケージが緑です。ここも軽量化の為にカーボンのボトルケージにしたいのですが、真っ黒になってしまうために思いとどまっています。早く外側が緑のカーボンケージをどこか出して(内側が緑ならある)くれませんかね。でも軽量がウリのカーボンケージを塗装なんかしたら数g重くなるでしょうから、売れなくなりますよね。自分で塗るかな?
ちなみに最終奥義として『緑色のスピードプレイのクリートカバー』というものを持っています。『スピプレクリートの予備が欲しい』と言うと当然の様にこれを渡されて、当然の様に購入したのですが、既に1年半以上前の気がします(笑) あまりにも地味な場所なので、使いどころが分かりません。
話が脱線しました。バーテープを派手めの物に変えたいのですが、最初に目に付いたのがこれ。ノグチから出ている『ジオメトリックバーテープ』。非常に綺麗な柄なので、使っている人も多いです。
後はやはりグリーンというと、キャノンデールの純正。色味はバッチリ合っています。でも合皮っぽい風合いで、いまいち惹かれません。もう1つ、純正ではソフトなグリップ重視のテープがあるのですが、それは激重らしいので除外。
他はフィジークからもグリーンが出ています。これもキャノンデールグリーンと色味が非常に近いです。
単に同じ色で揃えるだけだと芸が無いな…と思い、もう少し探してみるとスパカズからも近い色が出ています。
こっちも良さげです。
色々悩んだ結果、今回はちょっと明るめの色にしてみたいということでスパカズのNEONグリーンに決定。こっちが店頭に在庫があったからです(笑)
■SUPACAZ SUPER STICKY KUSH CLASSIC
前回のエントリの通りハンドルを交換する機会がありましたので、バーテープも一緒に交換します。まずは箱から取り出してみます。
やや厚めですが、SILVAのコルクとあまり変わらない印象です。エンドキャップも立派なものが付いてきます。肝心のカラーですがちょっと緑が強いですかね。もう少しイエロー要素が足されると色味が合うのですが。
とにかく発色が良いです。スパカズはこれだけでも買う価値がありますよね。
■実際に巻いてみます
新たに『C1ウルトラライトハンドル』を取り付けたので、次はバーテープを巻きます。ブラケットとハンドルの肩がツライチになるように調整。カンパはかなり以前からツライチになるのが普通でしたが、シマノは7800か7900あたりからです。せっかくツライチになるようにしてくれているので、ちゃんと活用します。
この後は…巻くのが久々だったので夢中(必死)になってしまい、画像はありません…。このバーテープ、巻き方が難しくて楽では無かったんです。
まず私はバーエンドから巻き始める派なので、下から巻いていきます。SILVAの時は『SILVA巻き』と言われるようにSILVAのロゴが揃うようにコルクのバーテープを伸ばしながら巻いていきます(引っ張り過ぎると千切れます)が、このスパカズは全く伸びません。テンションを掛けながら巻かないとカーブの部分でしわになってしまうので、力をかけて思い切りテンションを掛けながら巻いていきます。ちぎれる気配が無いので、逆に思いっきり引っ張れます。しかし厚手のテープは巻き方が難しい!
鬼門のブラケットの部分も化粧テープを巻くことなく8の字巻きの巻き方でいけました。ここは15年もロードバイクを乗っている身として、切れ端を使う化粧テープを使わずにいきたいところ。
そしてハンドルの『肩』の部分も、テープが伸びないのでとにかく巻きづらい…。これに関しては、スパカズだけでなくて他の厚手のテープも全部同じような巻きづらさだと思います。大変でも、要は基本を守って1/3づつ重ねて巻けば良いのです。
そして完成。ものすごく光を反射する素材なので写真が撮りづらいw
しかしグリーンそのものの色は非常に綺麗。
バーテープ自体の質感と発色の良さは非常に満足です。4,000円という価格自体は高いですが、コスパが悪いとは感じません。
引いて撮影するとこのような印象になります。ちょっと色味が合っていませんが、本人以外はそんな事は気にしないので大丈夫でしょう。しばらくこれで使ってみたいと思います。
後は汚れの度合いがどうか、ということですね。厚手のバーテープを敬遠していたのは、汚れが付きやすいということもあります。握る位置って人によって決まっているので、どんなに最初が綺麗な色でもそこだけ真っ黒になってくるんですよね…。汚れたら替えるという選択肢ももちろんありますけども、何と言いますか貧乏性なので、破れたならともかくバーテープとして機能しているのに交換するというのが非常に抵抗があるんですよね…。
ともかく、この美しいスパカズは一度使ってみたかったので、しばらくはこれを楽しみます。