Garmin Edge530を入手したのでインプレ編。重量測定と、初期セットアップをする(ガーミン Edge530)
いつものショップにオーダーしていたGarmin Edge530(ガーミン Edge530)が無事に到着しました。
※他のEdge530関連の記事を色々まとめてあります。ページの一番下から移動出来ます。
日本でも既にジャパンローカライズ版が発売されています。今度は『J』がつかないモデル名になりました。有名なショップのブログなどでも、たまに『Edge530J』と言っている人がいますが間違いなので要注意ですね。
■Edge530概要・インプレ
Edge530の概要については色々なところで紹介されていますので、ここでは割愛します。まずは同梱されている付属品と、気になる重量を測定してインプレします。
付属品紹介
付属品は下記の通りです。
- 拡張バッテリー対応のアウトフロントマウント
- microUSBケーブル
- 細いハンドル用のシム
- ストラップ
- いつものゴムバンドで留めるステム・ハンドル用のクォーターターンマウント
拡張バッテリー対応のアウトフロントマウントは最初から付いています(Edge1030も同様)。拡張バッテリーの購入を検討されている方でも、拡張バッテリー用のマウントを別途調達する必要はありません。この事はガーミンジャパンのwebサイトにも明記されています。
最初に購入するサイコンがEdge530という方は少ないと思うのですが、このマウントはEdge1030J(124g)と拡張バッテリー(134g)の重さに耐えられるマウントという事になります。拡張バッテリーを使わない場合は長くて重い過剰なスペックのマウントということになりますね。
よって拡張バッテリーを使わない場合は、追加で普通のマウントを買うかどうかというのがポイントになります。Edge520に付属のノーマルマウントであれば、18gほど軽量化が可能です。
重量
Edge530は78g。Edge520は63gなので15g増えましたが、色々な面で大型化(特にバッテリー)して15g増というのは頑張っているのではないでしょうか。
いま使っているEdge1030Jは124g。46gの重量差ですね。
私はレースに出る訳では無いので、Edge520の時からワークアウトに関する機能は一切使っていません。単に高機能なサイコンとして使っています。また高価なEdge1030Jを買ったのも、昨年SR600四国山地を走る時に『雨があっても40時間くらい持続するサイコン』が当時はEdge1030しか無かったからです。おかげでかなり楽が出来ました。
ということで、実はEdge1030そのものが欲しかった訳では無く、私がお金を払ったのはその持続時間と拡張バッテリーがあるという点。Edge530も拡張バッテリーに対応していますので、画面サイズが小さくなる、タッチパネルが無くなる、という点が不満でなければ軽量なEdge530を使いたいのです。1030は、残念ですが売れる内に売っておきたい。
拡張バッテリーに対応
Edge530もこのように、背面に拡張バッテリー用の端子がついています。拡張バッテリーを使えば合計で40時間持続するとのこと。これで600kmも問題無く走れますので、素晴らしい持続時間です。またセンサー類の接続を少なくしたり、バックライトの輝度を落としたり、バッテリーセーブモードを使用すると更に持続します。現在使っているEdge1030Jもその位は持続しますので、メーカーによる大本営発表では無いと思います。
拡張バッテリーを接続すると、こんな感じになります。サイズは拡張バッテリーの方が大きい…。拡張バッテリーは出力する機能が2系統(Edgeへの充電と、モバイルバッテリーとしてのスマホなどへの充電)ありますので、回路やUSBポートの設置などで大型になってしまうのでしょうか。リチウムイオン電池の体積自体はそれほど変わらないはずです。
ちなみに拡張バッテリーの重量、拡張バッテリーに対応する新型マウントの重量などは、こちらの記事を見て下さい。ちなみに拡張バッテリーも付けると全部で300g近くになるのですが、それを支えるマウントもそれなりにゴツくなっています。
ちなみに拡張バッテリー対応のアウトフロントマウントは、最初から同梱されていますので別途購入する必要はありません。
セットアップ
電源を入れてセットアップしてみます。
例のごとく、最初は言語の設定から。
その後、すぐにスマホと接続せよという指示が来ますが、いきなりやるとハマりそうなので、後回し。スキップして単位や時間表記などのベーシックな設定を行います。
アクティビティプロフィールの設定とセンサー類の接続を行うかも、聞いてきます。こういう細かい設定も後回しですね。
一通り終わったら、スマホとのペアリングを行います。Edge530から単体でwifiに接続可能になりましたが、wifiの設定はスマホを介して行う様になっているため、まずはスマホとのペアリングを行う必要があります。
メニューの『設定』⇒『ワイヤレス接続』からスマホ接続を呼び出し、Edge530をペアリングモードにします。スマホ側はスマホのBluetooth設定画面では無く、必ず『garmin connect mobile』を立ち上げてペアリングして下さい。
Edge530側がペアリングモードになっていれば、すぐに認識されるはずです。
後は画面の指示に従って、ペアリングを進めていきます。無事に成功すると完了画面が出てきます。
オートラップ・バーチャルパートナーをOFF
ついでに、初期設定のままだと鬱陶しいオートラップとバーチャルパートナーをOFFにします。
まずオートラップですが、『メニュー』⇒『設定』⇒『アクティビティプロフィール』⇒『タイプを選択』⇒『自動オプション』⇒『自動ラップ』まで進むと、『有効』というボタンがあります。これをOFFにすればOKです。
次にバーチャルパートナーです。これはON/OFFという設定がありませんので、バーチャルパートナーの速度を0km/hに設定して動かなくしておきます。まずメニューから『設定』⇒『アクティビティプロフィール』⇒『タイプを選択』⇒『トレーニングページ』に進みます。『新規追加』から『バーチャルパートナー』を選択してページに追加します。
追加されたらそのままの状態で更に『選択ボタン』を押して、ページ設定画面へ。バーチャルパートナースピードという項目がありますので、0km/hに設定します。設定したら、すぐにバーチャルパートナーのページを消去してしまっても構いません。0km/hの設定は残っています。
英語版の場合
上記は日本語版の場合でしたが、英語版も解説します。スマホがEdge530を認識すると、このウィンドウが出ます。これは私だけの現象なのか不明ですが(他に何人か同様の現象が起きたそうです)、ウィンドウには何も無く、選択のしようがありません。
しかしこの状態で10秒ほど待機すると、やっと選択肢にEdge530が出現します。私はここで10秒待てずに、ペアリング出来ないドツボにはまりました。こんなの、普通は長くても2~3秒で表示されますよね。『表示されないから、仕方ないか』と『iPhoneの設定』からBluetoothのペアリングをしてしまったのです。
するとペアリングは完了して接続状態にはなるものの、connect mobile アプリからは『未接続』と認識されます。そうなるともうペアリングが出来ない状態になり永久に先に進みません。先にスマホの設定からペアリングしてしまった人は、『iPhoneの設定』からいったんデバイスを削除しましょう。そして改めてconnect mobile からペアリングを行い、10秒待って端末を表示させれば、正常にペアリングが可能です。
選択すると、ペアリング用コードが出ます。タップすると接続され、問題無く(?)ペアリング完了です。ペアリングすると、最初に差分のファームが色々DLされます。再起動するとバージョンが上がりますよ、とのこと。garminの初期ファームはろくなことがなく、初期ロットを手にするユーザーはベータテスターです。なのでとりあえず3.2に上げておきます。
その後、ちゃんとgarmin expressにも登録しておきます。
PCに接続したついでにフォルダの容量を見ると、ストレージには7GB以上の空き容量があります。大きめのマップも余裕で入りますね。空き容量の割合でいえば、私のPCのストレージの方がやばいです(笑)
次は、空き時間を見つけてデータフィールドの設定を行いたいと思います。手元にはEdge1030J、Edge530、eTrex20xと3台のデバイスがありますので、これらをどう運用するのか再考する必要が出てきました。
英語版で十分という方はこちらから買えます。1か月かからずに納品されます。基本的な動作は今までと一緒ですので、日本語要らない、日本の地図もいらない、という人はこちらで十分でしょう。Tweeksは日本人スタッフの飯田さんが対応しれくれますので、何かあれば問い合わせてみましょう(ただし飯田さんの出勤日は毎週土曜のみ)。
すぐ欲しい、地図も欲しい、という方は国内で買いましょう。あまり価格差が無いので助かりますね。個人的には、日本語になった時の微妙な日本語訳と同じく微妙なフォントが好きでは無いので、海外版の方が好み。日本語版を買って、言語表示は英語にするという手段もあります。今ならpaypayモールで最大25%OFFです。
ランタイムを延長するなら純正の拡張バッテリーがおすすめです。Edge1030用となっていますが、530にも使えますし、何なら最新の1040にも使えます。
その他のEdge530関連の記事はこちらです。
morouさん。これって拡張バッテリー以外のモバイルバッテリーでも使用可能でしょうか?現在810を普通のモバイルバッテリーで使用しているのですが・・・機会があればテストしてみて下さい。よろしくお願いします。
NOMさん
遅くなりました。給電しながら使用可能です。給電の方法が裏側の拡張バッテリー用ポートからでも、充電用のポートからでも、Edge500の様に動作が止まる事はありません。
morouさん。了解しました!情報ありがとうございます。日本語版がでたら購入したいです。
初めまして!自分も購入しましたが噂通りボタンがすかすかで返品しようか悩んでます。ボタンの具合はいかがですか?
たまさん
自分の端末は確かに少々チャチな押し心地ではありますが、スカスカという程ではないと思います。
やはり外れ個体があるのでしょうかね。。。